藤田紀子一覧

【藤田紀子】に関するニュースを集めたページです。

貴乃花部屋の歯車はどこで狂ってしまったのか(時事通信フォト)
相次ぐ弟子たちの不祥事 名門「貴乃花部屋」はどこで道を間違えたのか?
【NEWSポストセブンプレミアム記事】 またも、四股名に「貴」がつく力士の不祥事──ガチンコの中のガチンコと言われた師匠である貴乃花親方が協会を去って3年。弟子たちはなぜ、次々と角界から姿を消してゆくことになるのか。貴乃花部屋の歯車は、どこで、どう狂ってしまったのか。稽古量はケタ違い 名古屋場所は横綱・白鵬の復活V、準優勝した照ノ富士の横綱昇進で幕を下ろしたが、千秋楽の2日後、事件は発覚する。十両・貴源治の大麻使用が判明したのだ。 尾車親方(元大関・琴風)の聞き取りに一度は否定した貴源治だったが、尿検査で陽性反応が出た後の再聴取には「路上で大麻たばこを1本吸った」と認め、協会は警視庁に通報。「過去の例からして解雇は免れない」(担当記者)とみられている。 貴源治の入門時の師匠である貴乃花親方が協会を去ったのは2018年9月。横綱・日馬富士が、貴乃花部屋所属の貴ノ岩に暴力を振るった“鳥取事件”を巡り、執行部と激しく対立した末のことだった。 協会内で冷遇された貴乃花親方は弟子たちを移籍させ、自身は退職する道を選んだ。「執行部に頭は下げられないが、弟子の将来を考えて……」という願いが垣間見えたが、その後、元弟子たちは次々と不祥事を起こす。 貴ノ岩は2018年冬巡業で、忘れ物をした付け人を殴ったことが発覚して引退。2019年9月には、貴ノ富士が新弟子に暴力を振るい、「障害者」などと暴言を吐いたことが明らかになった。自主退職を促されると、会見を開いて「処分が重すぎる」と訴える騒動に発展し、最後は引退届を郵送で提出した。 そして今度は、貴ノ富士の双子の弟である貴源治の大麻使用だ。 彼らがかつて所属した「貴乃花部屋」──。 そのルーツは、土俵の鬼といわれた初代若乃花が引退後の1962年に興した二子山部屋にある。「汗が出なくなるまで稽古する」という厳しい指導のもと、2人の横綱を輩出し、初代若乃花の実弟である初代貴ノ花も大関まで昇進した。“角界のプリンス”と呼ばれた初代貴ノ花が、貴乃花親方の父である。引退後の1982年には藤島部屋を興し、後に“若貴ブーム”を巻き起こす2人の息子が入門したのは1988年のことだ。 藤島部屋のおかみだった藤田紀子(当時は花田憲子)さんが振り返る。「息子が入門して大変なことはたくさんありました。親方(初代貴ノ花)も、稽古場で厳しく叱るのはまず我が子と決めていたようだし、おかみとしてのケアも、えこひいきしていると思われないよう、息子以外の力士たちに手厚くなければならなかった。そうしたなか、息子2人は稽古量が違いました。夜中に稽古場で音がするので見に行くと、黙々と四股を踏んでいたこともあった」 兄である三代目若乃花とともに横綱となった貴乃花は、優勝22回を数える「平成の大横綱」となる。2003年に引退すると、その功績から一代年寄を襲名し、「貴乃花親方」となる。翌2004年には父の部屋を継いで「貴乃花部屋」が生まれた。そこからの歩みは、実に浮き沈みの激しいものだった。「この部屋から横綱を出す」 初代貴ノ花の藤島部屋は、1993年に初代若乃花が定年退職したことに伴い、“吸収合併”のかたちで二子山部屋となっていた。「そもそも、この部屋を継ぐのは貴乃花親方ではなかったかもしれない」 そう振り返るのは、当時の後援会幹部だ。「当初、二子山親方は長男の(三代目)若乃花に部屋を継がせたかった。二子山部屋を後世に残し、次男の貴乃花は一代年寄として貴乃花部屋を興せばいいという考えでした。ところが、貴乃花の“洗脳騒動”などもあって、若貴兄弟の仲に亀裂が入り、2000年に若乃花が強引に廃業。貴乃花にすれば、部屋を出て独立するつもりが、自分が継ぐしかなくなってしまった」 思い描いた船出とは違ったが、この頃の貴乃花親方は前を向いていた。2006年には本誌の取材に、「日々手探り状態で指導を続けている」としながらも、今後の夢を聞かれると、「貴乃花部屋から横綱を出すことに尽きます」と高らかに宣言。 そのうえで、「部屋を継いでから5年以内に関取を出すと宣言したのですが、早くも2年が経ちました」というジリジリとした思いも口にした。 結果的に、貴乃花部屋の“関取第一号”は2012年7月場所に十両へ昇進した貴ノ岩。部屋を継いで8年が経っていた。前出の後援会元幹部が語る。「親方自身、中学卒業後に藤島部屋に入門したこともあり、高校に3年間通うくらいならすぐ角界に飛び込んだほうがいいという考えが基本だったと思う。部屋には相撲強豪の埼玉栄(貴景勝)や鳥取城北(貴ノ岩、貴健斗)出身者もいるが、基本的には中卒から預かる。貴源治と貴ノ富士も中卒での入門だった。関取の輩出まで8年かかったのは、そういったこだわりもあったためでしょう」 弟子たちが少しずつ育ち始めるとともに、貴乃花親方は角界の改革にも動き出す。2010年2月の理事選の「貴の乱」だ。「一門を越えた結束が必要」 2年に1度の理事選は、5つある一門が年功序列で事前に候補者を調整する“無投票”が長く続いていた。そうしたなか、貴乃花親方は二所ノ関一門を飛び出し、37歳の若さで理事選に出馬する。「当選ラインに届かないとみられていたが、当時の安治川親方(元幕内・光法)や立浪親方(元小結・旭豊)が一門の意向に反して貴乃花に投票し、当選を果たした」(同前) その余波は大きかった。 無記名投票の“造反者狩り”だ。所属する一門の意向に逆らったことが判明した安治川親方は廃業危機に追い込まれ、本誌の直撃に「辞めたくない。今の一門に残れればいいが……」と絞り出すように答えていた(その後、名跡交換などを経て貴乃花部屋に移籍)。 無傷では進めなかったが、改革には勢いがあった。貴乃花親方は理事選の3か月後にはすでに、「相撲界を変えるには、一門を越えて結束した親方衆の絶対数が必要なんです」と訴えていた(週刊ポスト2010年5月21日号)。 その後も4期連続で理事当選を果たし、2014年には協会が正式に「貴乃花一門」を認める。後に関取となる貴景勝(2014年入門)、貴源治、貴ノ富士(2013年入門)が加わるなど、部屋は活気づいていた。 ただ、そこに少しずつ影が差し始めるのも、この頃のことだった。大鵬と北の湖の死 大きな転機は、2015年11月場所中に北の湖理事長が亡くなったことだ。 部屋の所属力士の大麻使用で一度は辞任した北の湖親方が、理事長に復帰したのは2012年のこと。そのタイミングで貴乃花親方は、大阪場所部長の要職に抜擢される。時の理事長が後ろ盾となったこともあり、「貴シンパの若手親方は一門を越えた新勢力として広がりを見せ、その数は全親方の半数に迫っていた」(協会関係者)とされる。 その北の湖理事長が亡くなり、後任として八角親方(元横綱・北勝海)が理事長に就任。反貴乃花派の一門に支えられて権勢を振るうようになり、潮目は大きく変わった。 前後して、貴乃花親方を支える人たちが亡くなったり、協会を追われたりしたことも大きかった。「貴の乱」での貴乃花親方の集票をサポートした元横綱・大鵬は2013年に亡くなり、2015年6月には貴乃花部屋付きの親方だった元大関・貴ノ浪(当時の音羽山親方)が43歳の若さで急性心不全により死去。貴乃花親方は後ろ盾と部屋の番頭格を失った。「貴の乱の直後に発覚した野球賭博事件で、元関脇・貴闘力(当時の大嶽親方)と大関・琴光喜が解雇されたことも大きい。貴闘力は側近だし、琴光喜も理事選で貴乃花親方に票を投じていた。当時から〝貴シンパだから重い処分になった〟と言われており、貴乃花親方は理事会で琴光喜の処分軽減を進言し、受け入れないなら協会を去ると退職願まで出したが、聞き入れられなかった」(同前) そうして櫛の歯が欠けるように、周囲から人がいなくなっていった。 そして、2017年11月場所前の秋巡業で“鳥取事件”が起きる。 モンゴル出身力士の会合で、日馬富士が貴ノ岩を殴ったことが明らかになると、貴乃花親方は協会の対応を批判。日馬富士は引退するが、貴乃花親方も理事を解任される。 周囲と相談せずに強硬姿勢を貫いたことから、2018年2月の理事選では貴乃花一門が当時の阿武松親方(元幕内・益荒雄)を担ぎ、貴乃花親方は落選。それ以降も、内閣府に告発状を送るなど過激な行動を続けた。 そんななか、弟子による「最初の暴力事件」が起きた。 2018年3月、貴公俊(後の貴ノ富士)が付け人を殴る事件が発覚。暴力を批判しながら、自らの弟子が暴力沙汰を起こし、貴乃花親方は窮地に陥る。協会からは降格処分を受け、6月には貴乃花一門が消滅。その3か月後、協会を退職した。 在職中には「相撲界を去る力士や行司らのセカンドキャリア支援」「地域密着型の部屋運営」など様々な改革を掲げたが、実を結ぶことはなく、弟子たちも恩を仇で返すような不祥事を繰り返した。どこで歯車が狂ったのか。 相撲部屋の運営は、決して簡単ではない。藤田紀子さんは自身の経験からこう振り返る。「稽古場と協会のことは親方の仕事ですが、若い衆の教育、私生活の指導はおかみさんと2人での仕事になる。血気盛んな子供たちですから、一時も目を離せない。厳しい稽古を我慢ができても、私生活の部分では我慢できないことも多い。不満を聞き取るのがおかみさんの仕事で、そのためには24時間一緒に生活しないといけない。これは相撲部屋にとっては大きいと思います」 紀子さんは、「貴乃花部屋の立ち上げ時には親方(初代貴ノ花)と離婚していたので、内情は分からない」とするが、示唆に富む言葉だ。 2004年に部屋を継承した時、中野新橋の部屋にはまだ、先代である初代貴ノ花が暮らしており、貴乃花親方は五反田の自宅からの“通い”で弟子を指導した。先代が亡くなった後も、貴乃花親方だけが中野新橋に住み込み、おかみの景子さんは五反田から部屋に通う生活だった。紀子さんが言う。「貴乃花は先走りすぎて角界を去ることになりましたが、部屋では弟子たちに目が行き届いていなかったのではないでしょうか。そんな言い方しかできません。親方が熱心に相撲道と技術を教えたとしても、その目が届かないところでいろんなことが起きている。みんなヤンチャで、力も有り余っています。誰にでも悪い心はある。親方とおかみさんが二人三脚で、それを出させない環境を作らないといけないんです。その歯車が少し狂えば、いくらでも綻びが出る」相撲部屋“合流”の弊害 貴乃花部屋の消滅後、所属力士は、千賀ノ浦部屋(現・常盤山部屋)に移ったが、この部屋もまた、「所属する弟子が先代(元関脇・舛田山)時代からの弟子と、現親方(元小結・隆三杉)がスカウトしたグループに分かれており、そこに旧貴乃花部屋の力士が加入した」(前出・担当記者)という複雑な事情を抱える。 藤島部屋と二子山部屋の合併を経験している紀子さんはこう言う。「2つの部屋が一緒になるのは大変で、弊害が多い。ずっと一緒にやってきた家族の中に他人が入ってくるわけですから。それまでの環境や相撲への向き合い方が違い、藤島部屋のカラーに染めるのは難しかった。どうしても軋轢が生まれます」 部屋のなかに分断があれば、ストレスや対立関係から不祥事にもつながりやすい。「貴乃花が弟子たちを常盤山部屋に預けたのはやむにやまれぬ事情だろうけど、受け入れる側も大変だったはず」(同前) 常盤山部屋に残る旧貴乃花部屋の関取は、大関・貴景勝と今年1月場所に十両昇進を果たした貴健斗だけ。彼らはこれから、どんな道を歩むのか。※週刊ポスト2021年8月13日号
2021.07.28 16:00
週刊ポスト
藤田紀子さんが角界に喝「稽古だけでは強い力士は育たない」
藤田紀子さんが角界に喝「稽古だけでは強い力士は育たない」
 コロナ禍の角界で不祥事が相次いでいる。大関・朝乃山は緊急宣言事態中のキャバクラ通いを週刊文春に報じられ、出場停止などの厳罰に処される見通しだ。本人の自覚の欠如は言うまでもないが、騒動の背景には「相撲部屋」を巡る環境の変化があったとも指摘されている。 朝乃山が所属する高砂部屋では、昨年11月に先代親方(元大関・朝潮)が65歳定年を迎え、元関脇・朝赤龍が「高砂」を襲名した。ただ、元・朝赤龍夫妻は部屋で弟子たちと同居しておらず、近くのマンションから“通い”の状態が続いていた。「部屋の土地・建物は先代である元・朝潮の持ち物のままで、同じ建物で一緒に住んでいるのも先代。こういう“間借り”のスタイルは増えているが、どうしても現在の親方の指導・監督やおかみさんの目配り、気配りが行き届かなくなる」(協会関係者)とされる。 かつて相撲部屋では、親方とおかみさんは父母のように弟子に寄り添い、生活全般にまで目を光らせていたものだ。そうやって力士は公私ともに育てられた。その好例が、角界で一大勢力を築き上げた元大関・貴ノ花の仕切る「藤島部屋」だった。現役引退後、実兄である元横綱・初代若乃花の二子山部屋で部屋付き親方となった元・貴ノ花は、1982年に分家独立。藤島部屋を興した。後に横綱となる実子の三代目若乃花、貴乃花や大関となる貴ノ浪、関脇となる安芸乃島、貴闘力らを育て上げ、1991年5月場所では藤島部屋勢で三賞を独占するなど、一時代を築いた。1993年に初代若乃花が相撲協会を定年退職すると二子山部屋と合併し、関取11人を含む力士47人を抱えるに至った。 おかみさんとして藤島部屋を支えた藤田紀子さん(当時は花田憲子さん)は、当時をこう振り返る。「『藤島』の年寄名跡は、出羽ノ海一門の親方(元前頭・出羽湊)から“貴ノ花が部屋を興すなら”ということで譲っていただいた由緒ある名跡でした。ですから、親方と一緒に“立派な看板に負けないようにたくさん関取を育てよう”と必死でした。稽古は親方が厳しく指導していましたから、それ以外の部分はすべて私の責任と考えていた。 おかみさんとしての仕事は、まさに“24時間勤務”でしたね。夜中に音が聞こえて、階段を駆け下りていくなんてことは、しょっちゅうでした。うちの親方は初代若乃花の弟ということで、兄弟子たちから砂を食べさせられたり、一升瓶を無理やり口にくわえさせられたりと、壮絶なイジメを受けた経験がありました。自分たちの部屋ではそういうことが絶対あってはいけないと考えていた」 当時の藤島部屋は、角界でも図抜けた稽古量で知られていた。そこにはやはり、「土俵の鬼」と呼ばれた初代若乃花の影響があったという。NHKのアナウンサーとして43年間大相撲中継を担当し、90歳の現在も東京相撲記者クラブ会友として国技館に足を運んでいる杉山邦博氏はこう言う。「現役横綱時代の初代若乃花は、格下の力士を相手に100番以上の稽古をしていた。格下の力士に稽古をつけることを相撲用語で“あんま”と言います。体をほぐすという意味ですが、初代若乃花の場合はそれを1時間以上続け、その様子は“汗が出なくなるまで稽古する”と表現されました。花籠部屋から独立して二子山部屋を興してからも、厳しい指導で実弟の貴ノ花や後に横綱となる若三杉(二代目若乃花)、隆の里らを育て上げました。貴ノ花は、兄であり師匠である初代若乃花の教えを忠実に守り、厳しい指導で弟子たちを育てていきました」 稽古が厳しいだけに、おかみさんには様々な角度からの目配りが求められる。紀子さんはこう続ける。「とりわけ食事には気を配りました。部屋を興してから5年くらいはちゃんこ番と一緒に自転車に乗って買い出しにも行きましたし、2人の子供たちが入門してからは、子供の食事を作る必要がなくなったので、できるだけ弟子たちと一緒にちゃんこを食べましたね。ちゃんこ場は会話が弾む。そこで若い子と話したり、様子を見ていたりすると部屋で何が起きているかは大体わかるんです。関取の食事から始まり、序ノ口の子供たちが食べ終わるまで座っている。常に私の目が光っているから、下の子が満足な食事ができないということはありませんでした。 本場所中は、午後1時から始まる中継で弟子たちの相撲を見て、勝敗を大学ノートに書いていく。彼らは国技館から帰ってくると挨拶に来るんですが、その時に“もっと攻めないとダメよ”とか“素晴らしい突き押しだったわね”と声を掛けてあげる。ちゃんと自分の相撲を見てくれているとわかると、やっぱり嬉しいみたいですね。一人ひとり性格が違うので、できるだけ合わせて話をしました。相撲部屋は大きな家庭です。そう考えて、弟子を育てていくしかありません。おかみさんの役割として、親方が厳し過ぎたら子供をかばってやることも大切だし、しつけもしないといけない。稽古だけでは強い力士はできないと思います」 そうした“24時間体制のケア”が失われつつあることもまた、角界に迫る静かな危機なのかもしれない。
2021.06.02 07:00
NEWSポストセブン
貴乃花、日テレ『行列』か『24時間テレビ』で親子和解が浮上
貴乃花、日テレ『行列』か『24時間テレビ』で親子和解が浮上
ここ最近、貴乃花光司(46才)はメディアを通し、家族へ秋波をたびたび送っている。《素直になろうと思いました。今までできなかったことをしていきたい》(3月20日放送『ザ・発言X』〈日本テレビ系〉)《時間をかけて…と思うんですよね。これからゆっくり考えようって》(4月4日放送『直撃!シンソウ坂上』〈フジテレビ系〉) いずれも家族について話が及んだ際に出てきた言葉だ。貴乃花と兄・花田虎上(48才)の不仲の発端は、1998年まで遡る。当時、整体師による“洗脳”騒動の渦中にあった貴乃花が「若乃花の相撲は基本がなっていない。もう話す必要はない」と兄を批判し、険悪に。「2005年に2人の実父である二子山親方(享年55)が亡くなった時に遺骨の管理や遺産相続でさらに対立し、修復不可能になりました。その後、貴乃花さんは母親の藤田紀子さん(71才)とも断絶しています」(スポーツ紙記者) それがここに来て、急速に雪解けムードとなっている。「親方廃業、離婚、息子との確執…ひとりになって心境が変わったのでしょう。“失った時間を取り戻し、もう一度家族になりたい”と周囲に明かしているそう。ただ、これまでの確執もあり、貴乃花さんは家族の連絡先を知りません」(テレビ局関係者) そこに助け船を出した強力な支援者がいるという。「日本テレビのプロデューサー・Aさんです。貴乃花さんからの信頼が厚く、公私にわたりさまざまな相談に乗り、親子和解の“秘策”を提案したそうです」(芸能関係者) それが「和解特番」。昨年11月から進行しているという。「GW後に放送される『行列のできる法律相談所』の2時間スペシャルで、3人の共演を考えているのです。法律番組を謳っているので、おもしろおかしく3人の騒動を振り返るのかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者) だが、突然の接近に兄は動揺を隠せない。虎上はその心境を、3月31日放送の『上沼・高田のクギズケ! 放送400回SP』(読売テレビ)で、《正直、今までいろいろなことがあったので、慎重に行動しないといけないなって自分自身も思っているんですけど、信じてあげたいんだけども怖いっていうのが私の気持ちですね》と吐露している。「紀子さんは共演を望んでいるそうですが、虎上さんは今も悩んでいるみたいです」(前出・テレビ局関係者) 和解条件やスケジュールなど調整がつかなかった場合、別の番組での放送も視野に入れているという。「夏に放送される『24時間テレビ』です。今年は仲間や絆がテーマになる予定で、家族の和解の話と相性がいい。また、日本武道館が工事中のため、今年の会場は相撲の聖地、両国国技館になる。まさにうってつけです」(前出・芸能関係者) 日本テレビに「和解特番」について質問すると「今後のことについて、うちからコメントすることはありません」と回答があった。 愛は家族を救うか。※女性セブン2019年4月25日号
2019.04.10 16:00
女性セブン
不倫や離婚は遺伝と関係する? 生物的に仕方ないことか
不倫や離婚は遺伝と関係する? 生物的に仕方ないことか
「離婚」は遺伝に関係するという研究がされている。たしかに、皆が離婚している一族もある。たとえば、昨年、河野景子さん(54才)と離婚した元貴乃花親方(46才)の一家。息子・花田優一(23才)、兄・花田虎上(48才)、母・藤田紀子(71才)と、家族みんながバツイチなのだ。 脳科学者の塩田久嗣さんはこう話す。「もちろん離婚にはそれなりの理由があるでしょうが、一方で“もう耐えられない”となるから離婚するのも確か。離婚に踏み切るのは、がまん強さを醸し出すホルモン『エンドルフィン』の分泌が少ないタイプの遺伝子を持つ人と推測されます」 2017年度の司法統計によると、夫婦の離婚理由は「性格の不一致」がダントツのトップで、「精神的な虐待」「暴力を振るう」「異性関係」「浪費する」などが続く。このうち「性格の不一致」「浪費する」などは遺伝的な性格に関係する。性格と遺伝子の関係を研究する東京大学名誉教授の石浦章一さんが話す。「例えば『神経質』な性格は遺伝するという研究があります。また『浪費する』という性格は遺伝的な『新奇追求性』によるもので、神経伝達物質『ドーパミン』の働きが変わることで、目新しいことや面白いことへの興味が掻き立てられて、ついつい浪費してしまうと考えられます」 男性ホルモンのひとつであるテストステロンが関係する離婚もみられる。「典型的なのが『暴力を振るう』で、これはテストステロンによる攻撃性の表れでしょう。また、『妻が親との同居に応じない』という離婚理由の場合、妻がテストステロンの多いタイプであるとも考えられます。そうした女性は主体性が強く、姑に家事などを指図されることを嫌がる傾向があるのです」(塩田さん)  身もフタもない報告ばかりだが、「すべては遺伝で決まっちゃうのか…」とガッカリする必要はない。 人間の性格や行動に遺伝的な要因が影響する割合は、30~50%とされる。残りは環境的な要因が大きい。「特に子供の頃の生育環境は、その子の性格形成を大きく左右します。親が愛情を持って育てれば子供は他人の気持ちを理解するようになるし、家に本がたくさんあれば、自然に勉強するようになります。同様に、両親の仲が悪く子供の面倒を見ずに離婚すれば、子供も大人になって離婚するケースが多い。子供は親を見て育つんです」(石浦さん) 不倫や離婚は生物としての本能的な行為との指摘もある。『「浮気」を「不倫」と呼ぶな』(WAC)の共著がある動物行動学者の竹内久美子さんはこう話す。「生物学的には、不倫や離婚は“新たな相手の子供をつくることで、子孫が生き残りやすくする”という繁殖戦略です。その本能が強いと不倫家系になりますが、無理に不倫をやめさせると精神的な負担が大きくなる。不倫や離婚が一概にダメなのではなく、そこには生物としての何らかの理由があると考えればよいのかもしれません」※女性セブン2019年2月7日号
2019.01.27 16:00
女性セブン
不倫しやすい男性の“ある遺伝子”に変異、驚きの実験結果
不倫しやすい男性の“ある遺伝子”に変異、驚きの実験結果
「あの家の人はみんな離婚するわね」、「やっぱり、離婚家系ってあるのかしら」と、世間を騒がせているのは、昨年、河野景子さん(54才)と離婚した元貴乃花親方(46才)の一家。 何しろ、息子・花田優一(23才)、兄・花田虎上(48才)、母・藤田紀子(71才)と、家族みんながバツイチなのだ。 ほかにも、「不倫は文化」発言の石田純一(65才)と、二股交際や離婚を繰り返したいしだ壱成(44才)や、辺見マリ(68才)とえみり(42才)…離婚や不倫が「連鎖」する家系は少なくない。◆不倫男性には遺伝子に特定の変異がある「科学的には、それは当然のことなのです」と語るのは、『「浮気」を「不倫」と呼ぶな』(WAC)の共著がある動物行動学者の竹内久美子さんだ。 「欧米では、結婚生活と遺伝の関係についての研究が進んでいます。そこでは『不倫遺伝子』の存在が明らかになりました」 なんとも衝撃的だが、なかでも注目は、2008年にスウェーデンのカロリンスカ研究所が発表した不倫に関する研究だ。国内の双子男性552組とそのパートナーの遺伝子を調べたところ、不倫経験がある男性のある遺伝子に特定の変異があることがわかった。それは、「バソプレッシン」というホルモンに作用する遺伝子である「AVPR1A遺伝子」。この遺伝子の変異型を「アリル334」と呼び、これを多く持つと、パートナー以外の女性に目移りする傾向があったのだ。「バソプレッシンは『父性愛のホルモン』と呼ばれるホルモンで、パートナーへの愛情が芽生えて、家族を守ろうという意欲が生じることに関係します。ですので、『AVPR1A遺伝子』に変異があると、父性愛が機能せず、妻や子供に愛情を持たなくなるため、不倫に走りやすくなると考えられます」(竹内さん) この“変異した「AVPR1A遺伝子」”、つまり「アリル334」を2つ持つ男性は、持たない男性に比べ、過去1年以内に不倫や浮気が原因で離婚危機を経験した割合が2倍以上だったのだ。 またバソプレッシンは「テストステロン」という男性ホルモンとセットになって働くが、テストステロンの量と、不倫にも因果関係があるという。「恋愛学者」として知られる早稲田大学国際教養学部教授の森川友義さんが指摘する。「テストステロンは、男っぽさや闘争本能に関係するホルモンです。このテストステロンが多いほど性欲が強くなり、“誰かと浮気したい”という気持ちが芽生えます」 テストステロンの量は遺伝的であると考えられており、持って生まれたテストステロンは、自分の意思で増やしたり減らしたりはできない。「ところが興奮状態におかれると、ヒトは短期的にテストステロン値が上昇します。このため、プロスポーツ選手や芸能人などハイになりやすい人はテストステロンが多く、不倫に走る傾向があります。一方で、勝敗に仕事が左右されにくい公務員や農業従事者は、感情が安定し、テストステロンが抑制されているので、不倫経験者も少ないと考えられます」(森川さん)  男性だけでなく女性にもテストステロンは存在する。「女性は50才前後になると閉経を迎えますが、その十数年前からテストステロンが増加して性欲が高まります。このため、年長の女性ほど不倫に走りやすいことがわかっています」(竹内さん)※女性セブン2019年2月7日号
2019.01.25 11:00
女性セブン
3代にわたって離婚をした花田家、“離婚遺伝子”の影響も?
3代にわたって離婚をした花田家、“離婚遺伝子”の影響も?
「うちも祖父母、父母、叔父と離婚してるわ。しかも全部父の家系」「でも、3代も続くって…もしかして、離婚も遺伝するのかなぁ」 などと話題沸騰なのは、先日離婚を発表した花田優一(23才)だ。2018年11月、母・河野景子さん(54才)と元貴乃花(46才)が離婚を発表したばかり。 思い返してみれば、貴乃花の母・藤田紀子さん(71才)も2001年に、兄・花田虎上(47才)も2007年に離婚している。3代に及んで離婚が繰り返されたことで、冒頭のように“遺伝”を疑う突拍子もない声が出ているようなのだ。 だが、この疑惑、「ない」わけではない。実は欧米では、結婚生活と遺伝の関係についての研究が進んでいる。 2008年、スウェーデンの研究チームが発表した論文によると、「AVPR1A」という遺伝子に、ある特定の変異をもつ男性は、妻に不満を持たれている割合が高かった。さらに、過去1年以内に離婚や結婚生活の破たんを経験した男性の割合は、他の男性の2倍以上だったという。ちなみに、女性はこの遺伝子変異による影響がみられなかった。 慶應義塾大学教授(行動遺伝学)の安藤寿康さんが解説する。「この遺伝子『AVPR1A』は、バソプレッシンというホルモンの生成をコントロールする役割があります。バソプレッシンは俗に父性愛のホルモンといわれていて、妻子への愛情や、妻子を守るための縄張り意識に影響を与えることがわかっています。このホルモンが多いと一夫一婦制が維持しやすい。この研究で遺伝的変異がみられた男性は、バソプレッシンがうまく生成されず、妻や子供との関係が悪化しやすくなり、離婚に結び付く傾向があるのかもしれません」 離婚の原因というのはさまざまだ。子供や妻に愛情はあっても浮気を繰り返してしまったり、浪費癖がある人もいる。それらも遺伝が関係しているという。「人間のあらゆる性格、行動の個人差には約30~50%の遺伝の影響があります。離婚の原因となりやすいアルコールへの依存体質や暴力的な性格なども遺伝的ですので、それが子供にもみられると、間接的に離婚しやすい傾向になる。しかし、男女の仲にはたくさんのきわめて複雑な要因が関与していますから、親が離婚しているからといって子も離婚しやすいとは思わないでほしい」(前出・安藤さん) 花田家の場合は果たして!?※女性セブン2019年1月3・10日号
2018.12.25 07:00
女性セブン
花田家が注目を浴び続ける理由、報じる側の事情と“渡鬼化”
花田家が注目を浴び続ける理由、報じる側の事情と“渡鬼化”
 ここ最近、花田家の周辺が騒がしい。元貴乃花親方(以下・貴乃花)を中心に、その弟子たち、長男の優一、つい先日離婚した妻の景子さん、兄で元若乃花の花田虎上、その元妻の美恵子さん…花田ファミリーの名前を目にしない日はないほどだ。なぜ花田家は、これほどまでに注目を浴び続けるのか? ベテラン芸能記者の石田春男氏が分析する。 * * * 花田ファミリーが世間の注目を浴びるようになったのは、貴乃花の父親の代までさかのぼります。貴乃花の父・満氏は元大関の貴ノ花で、伯父の勝治氏は元横綱。角界のサラブレッドとして、相撲の世界に足を踏み入れた貴乃花は、兄の若乃花とともに、ものすごい勢いで番付を駆け上がって、兄弟での優勝決定戦も実現し、2人とも横綱にまで昇進します。その時に起きたのが“若貴フィーバー”ですが、一方で貴乃花には、当時人気絶頂だった宮沢りえとの婚約→破局という一大トピックもありました。 そしてその後、徐々に本業以外で花田家がクローズアップされるようになります。“りえ騒動”後、貴乃花はフジテレビの人気女子アナだった景子さんと結婚、若乃花は元モデルでJALの客室乗務員だった美恵子さんと結婚。さらに、度重なるケガ、早すぎるようにも思える引退、兄弟の確執、離婚、金銭問題…考えうるあらゆるスキャンダルが若貴兄弟に降りかかります。近年、そのペースは衰えるどころかむしろペースアップ。相撲協会との悶着、弟子の暴力事件、さらに「靴職人の息子」という新たなスターまで登場しました。 花田ファミリーがこれほどまでに注目を集める最大の理由は、日本全国津々浦々、老若男女に圧倒的な知名度があることでしょう。若い芸能人の話題であれば、お年寄りは振り向かないですし、ベテランの場合は当然その逆。その点、花田ファミリーのニュースは老若男女がわかるので、報じるマスコミとしても確実に数字(テレビでは視聴率)が望めます。 ワイドショーの事情としては、「素材が多い」という点も大きな理由です。昨今の芸能人の話題であれば、「親しい友人が…」「SNSでは…」と、ニュースを膨らませるのに苦労しますが、花田家であれば、過去の報道や映像のストックが大量にありますし、パネルにして報じる情報もこれまた大量にあります。確実にある程度の“尺”が計算できるのも、制作側にとっては嬉しいことでしょう。 しかし何と言っても最大の理由は、騒動で登場する人物が、キャラクターが濃い人ばかりだからでしょう。主役の兄弟2人はいずれも元横綱で、文句なしの大スター。一方の女性陣は、貴乃花の元妻の景子さん、若乃花の元妻の美恵子さん、兄弟の母親の藤田紀子さんなど、いずれも美人揃いで、さながら映画やドラマを見るようです。 しかもネタに詰まると、消えかけた火に薪をくべるかのごとく、新たなトラブルが持ち上がるのも、注目が途切れない理由です。アスリートが現役を退けば、徐々に忘れられるのが常ですが、花田家の場合、金銭問題、不倫疑惑、離婚、相撲協会との悶着、弟子の暴力事件…もはやすべてを思い出すのが不可能なほど、次々と新ネタが登場。しかも、“謎の整体師”、母の紀子さん、紀子さんと熱愛報道のあったピース綾部(祐一)、息子の優一など、ネタが尽きたかと思えば新たな“出演者”が登場し、見る側を飽きさせません。 長寿ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)は、愛憎半ばする親族間のゴタゴタを描いて人気を集めていますが、花田家の人気は、ある意味で“リアル渡鬼”を見ているようなものなのではないでしょうか。『渡鬼』は放送が30年近く続き、出演者のうちの何人かは鬼籍に入りましたが、それでも放送は続いています。今や“リアル渡鬼”と化した花田家も“本家・渡鬼”と同様、まだまだこれからも注目され続けていくことでしょう。
2018.12.24 07:00
NEWSポストセブン
貴乃花 兄・花田虎上と「相撲対決で和解」の仰天プラン
貴乃花 兄・花田虎上と「相撲対決で和解」の仰天プラン
 23年に及ぶ結婚生活の末に、“卒婚”と発言し離婚した元貴乃花親方(46才)と景子さん(54才)。気になる2人の今後だが、貴乃花は「キャスター転身」が有力視される。「今回の離婚をスッパ抜いた日本テレビには、A氏という親方が信頼を寄せるプロデューサーがいます。協会と仲違いした時も引退届を出すタイミングもすべてA氏が助言したと囁かれています。今後も日テレは、年末年始特番を筆頭にスポーツ番組やバラエティー番組で親方を担ぎ、ゆくゆくは東京五輪のキャスターまで任せる方針です。シャイで無口な印象のある親方ですが、“卒婚”のようなセンスのよい言葉を考えるのがうまい。日テレ上層部は、テレビ朝日で脚光を浴びる松岡修造ばりのキャラ立ちを期待しています」(テレビ局関係者) 景子さんの“再就職先”もテレビ局だと噂されている。「親方と蜜月関係にある日テレとは距離を置き、知人を介してTBSやテレ朝に売り込んでいます。当初は“昔の同僚や上司に頭を下げたくない”と古巣のフジテレビを避けていましたが、もはや背に腹はかえられず、フジにもアプローチを始めたという話も。リニューアルが予定されている『ワイドナショー』での起用というウルトラCもあるかもしれない」(前出・テレビ局関係者) 今、景子さんの脳裏に浮かぶのは義母である藤田紀子さん(71才)の姿だという。「元夫婦にとって紀子さんは花田家を乱した張本人であり、今は絶縁状態です。離婚についても紀子さんがワイドショーなどでコメントをしていますが、景子さんはその姿が許せない。テレビに復帰するとしても、同じ“元花田家”の“元女将さん”という枠に収められるのだけは嫌だという思いがあるそうです」(前出・花田家の知人) そんな中、ひとりになった貴乃花に思いもよらぬ“援軍”がやってくるかもしれない。「20年近く交流の途絶えていた兄の元若乃花・花田虎上(47才)との間に和解の話が持ち上がっているのです」(スポーツ紙記者) 1990年代前半、2人で若貴フィーバーを巻き起こしたのも束の間、1998年には一転、兄弟は断絶状態となった。「貴乃花が整体師に傾倒し洗脳騒動が持ち上がったのがきっかけです。兄の批判を繰り返すようになり、不仲は誰もが知る事態に。以来、兄弟が交流することはほとんどありませんでした」(前出・スポーツ紙記者) その和解話とはインターネット番組での共演だ。しかもトーク番組などではない。「相撲対決」というプランがあがっているという。実現すれば、1995年九州場所の優勝決定戦以来の“若貴対決”になる。 放送は年末の予定で、9月から動き始めていたという。「若乃花さんサイドは“やり方は考えないと”と慎重のようです。貴乃花さんには11月に福岡でちびっこ相撲が行われた際、スタッフが現地に飛んで企画の説明をしたと聞いています」(前出・テレビ局関係者) 実現の可能性を、虎上のマネジャーを務める妻に聞いてみると、「そういった話は聞いておりませんので、お答えできることは何もありません」と言うのみだった。※女性セブン2018年12月20日号
2018.12.08 07:00
女性セブン
テレビ出演ラッシュは続く
河野景子さん、離婚前後の行動に見る「らしさ」と今後は?
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は元・貴乃花親方と河野景子さんの離婚について。 * * * 連日のようにスポーツ紙やワイドショーが報じている元・貴乃花親方と河野景子さんの離婚。「していた」ことがわかったのは、息子で靴職人兼タレントの花田優一氏の“離婚”を追いかけていた某誌が取材先で“棚ボタ式”でつかんだ話がきっかけだったと聞いた。 『news zero』での速報から、どういうわけか日本テレビがリード。元・貴乃花親方は、翌朝、『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演し、「円満で離婚する人はいない」と胸中を告白した。スポーツ紙では、もっとも親方に近いスポニチが(本人に聞いているからか)、かなりハッキリと理由を書いていた。息子の将来について夫婦で考え方が異なったことも大きな理由だったようだ。  そんな折、及川光博と檀れいの離婚のニュースが飛び込んできた。が、この二人については、そう引っ張れるものでもなく、こちらは「円満離婚」を強調。ワイドショーで2日、3日と報じるほどのネタも理由もありはしないようである。 だが、やっぱり、旧・二子山ファミリーはネタの宝庫。「今は何も話せない」と多くの取材にノーコメントを貫いている“おにいちゃん”こと花田虎上氏や、母の藤田紀子さんが話し始めたら、さらに引っ張られることになると思う。 なんでも、紀子さんは、自身の所属事務所の記念パーティーに30日、出席するもよう。そこで何かしらの対応するようだ。 また、このタイミングで、件の優一氏がイベントに出てきた。冒頭に記したように、自身も大ネタを抱えてしまっているので、口は重かった。 そんななか、自宅の直撃に「コメントをしますので」と答えていた景子さんがマスコミ宛てにファクスを送ってきた。「このたびはお騒がせしております」から始まり、「相撲道に全身全霊注いできた貴乃花を間近で見てきた23年間、たくさんの学びがあり、多くの出会い、そして喜びもありました」と夫に敬意を払い、「二人三脚で乗り越えてきた自負もあります」と、景子さんらしい一文もあった。 さらに「これまで支えてくださいました多くの方々に心より御礼申し上げます。今後とも私たち2人を温かく見守って頂けましたら幸いでございます」…最後は、御近所に配慮し、取材を控えるよう、マスコミに促した。短いながらもパーフェクトな文面だった。  だが、そのファクスが配られたテレビ局内で、複数の人が指摘していたのが「文末の河野景子の文字がいちばん大きい」ということだった。自分の姓はもう「河野」なのだという、これまた景子さんらしいアピールに見えた。 結婚披露宴の際、カメラを片手に「高砂」まで駆け寄り、「河野! 河野!」と呼び止めた女子アナの先輩に対し、「私もう、『花田』です」と言ったという景子さん。キャリアを捨てて花田家に入る覚悟が既にできていたのだろうと当時、話題になった。  思えば、虎上氏の元夫人でハワイに拠点を置く美恵子さんは、ずっと「花田美恵子」の名前で女性週刊誌で連載を持ったり、商品開発をしたり、時折タレント活動もしている。彼女がどういう理由で花田姓のままなのかはわからないが、結婚した瞬間から「花田」をアピールし、離婚を機にきっぱりと花田姓に別れを告げた景子さんは、これまた景子さんらしい…と私には思えた。 個人の感想だが、「河野景子」と「花田景子」を比較したら、圧倒的に「河野」時代の景子さんのほうが華々しかったし、“らしかった”気が私にはするのだ。  上智大学在学中に“ミスソフィア”になって、『週刊朝日』の“紀信の女子大生シリーズ”で表紙を飾り、大きな話題を呼んでフジテレビに入社…というのは多くの人が知るところだが、同年代の女性にとっての景子さんは、『CanCam』のカリスマ読者モデルとして君臨していたことが、もっとも記憶に残っているのではないか。  読者モデルなのに表紙を飾り、読者モデルなのに海外取材も経験していた景子さん。フジテレビに同期入社した八木亜希子、有賀さつきさんに比べると、代表的な番組はなかったものの、1991年にはパリ支局の特派員となり、堪能な語学を活かして、キャリアアップしていくのだろうと誰もが思っていた。  そんな矢先に貴乃花と出会い、スピード結婚。結婚4か月目に長男を出産するのである。そこからの景子さんは、マスコミ宛ての文章にあるように「度重なる困難」を夫と「二人三脚で乗り越えてきた」。 2016年、自身の会社『ル・クール』を設立してからは、化粧品や海外旅行のプロデュース、講演、話し方教室など、女子アナ時代のキャリアを生かした活動に積極的だったのだ。  それを“出スギ”とみる相撲関係者もいたようだし、夫の貴乃花も、もっと部屋にいて弟子たちを守ってほしいという想いが募っていったことを週刊誌で告白している。が、部屋を支えるために、おかみさん自らが稼ぎに出ていたという相撲関係者も多いのである そのとき、彼女の脳裏に「離婚」の二文字があったかどうかはわからないが、結果的に、起業してからの2年間でしてきた助走が、「河野景子」に戻って、一気にスピードアップしていくのではないか。 私が知る景子さんは、ネットワーキングやセルフプロデュースを含めたプロデュース能力に長けていて、実にマメで軽やかにコミュニケーションをとれる人。  忙しいのに、自身が顔を出せば先様が喜ぶと判断したら、どんなに短時間であっても足を運び、挨拶をする人なのである。  ワイドショーでは、離婚した後に九州の後援会の地元の祭りに訪れたり、離婚届けを提出する数日前に行きつけの中華料理店に夫婦で行き、仲睦まじいツーショット写真を撮り、公開したのは「なぜなんだろう」と盛んに取り上げていたが、その答えは「景子さんだから」だ。彼女は多くの人を前にすればするほど活きる人であり、仕切るのも得意技。フジテレビ時代、「チーママ景子」と呼ばれ、出席している男性の年齢によってカラオケの歌を歌い分けた“伝説”の持ち主でもある。相撲部屋のおかみさんに、決して向いていない人ではなかったのである。  この先も、しばらくの間、いろいろな話が出てきてしまうかもしれないが、たとえば手記の執筆をはじめ、景子さんへの新たな仕事のオファーは既にたくさんきているのではないか。 五十路になっても、まだまだ本当に美しいし、トークショーをするにしても、本を出すにしても“ネタ”には困らないし、女子アナ時代、景子さんと仕事をしていた多くのタレントは、また彼女と仕事をしたがると思う。 どんどん表に出て、20代の頃の「河野景子」を取り戻してほしい。私は早くそれが見たい。
2018.11.30 11:00
NEWSポストセブン
花田景子さん、「暴走旦那を守る」樹木希林さん的イメージも
花田景子さん、「暴走旦那を守る」樹木希林さん的イメージも
 日本相撲協会を退職した元・貴乃花親方(46才)は、10月4日に永田町の衆議院議員会館を訪れ、元プロレスラーで元文部科学大臣の馳浩議員(57才)を訪問。マスコミは「来年の参院選に出馬か?」と大騒ぎになり、馳氏との約1時間の面会が終わると、大勢の報道陣が貴乃花親方を囲んだ。本人は、「以前からお世話になっていたので、引退しましたというご報告で来ました」「(参院選出馬は)今は次、何を仕事にするだとかいうのはまだ余裕がなく…」 と出馬を否定しつつも、言葉を濁して含みを持たせた。「『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)で木村太郎さん(80才)が“これはもう出馬宣言ですよ”“いちばんいいタイミングでいちばんいい形でマスコミを踊らせている”とコメントしていましたが、実際に本人は“勝算アリ”と踏んでいるのでは。国会議員になれば、外から相撲協会を変えることができるかもしれませんからね」(永田町関係者) だとすれば、ますます気になるのが、これからの“夫婦関係”だ。昨年秋の日馬富士による貴ノ岩に対する暴行事件以降、貴乃花は稽古部屋に泊まり込み、花田景子さん(53才)とは実質的な別居状態となっている。ある後援者はこう話す。「相変わらず別居状態は続いていますが、夫婦仲はとり返しのつかないところまで悪化しているわけではありません。たしかに自分の意見を聞き入れてもらえなくなり、独断専行に走っていることへの不満はありますが、決して見放したわけではない。もともと彼女は“相撲協会理事長の妻”になるために親方を支えてきた。それが“政治家の妻”に変わる可能性が出てきた。景子さんの心は揺れているでしょうが、現在の状況を考えれば一筋の光ともいえる」 今後の夫婦生活はどうなっていくのか──週末の夕方6時、景子さんを直撃した。 自宅前にハイヤーが停車し、しばらくすると駐車場脇の鉄製の扉を開けて、景子さんが姿を現した。淡い黄色のカーディガンに花柄のロングスカートという華やかな出で立ちで、ハイヒールの音を響かせながら、足早にハイヤーに向かう。 女性セブンの記者が「離婚する話が出ていますが…」と声をかけると、景子さんは記者を一瞥し、無言のままハイヤーに乗り込んだ。 景子さんの知人が、これからの夫婦生活についてこう説明する。「『年下の夫を支えてきた妻』というテーマの講演依頼がひっきりなしに来ているそうなので、仕事のことを考えると、今すぐの離婚はないでしょう。それにプライドが非常に高いかたなので、離婚することで義母だった藤田紀子さん(71才)と同じ扱いをされるのは“絶対にイヤ”と思っているそう。最近では、“暴走する旦那を見守る”という点で樹木希林さん(享年75)にも近い、情が深く寛大なイメージを持つ人もいます」 これからも“耐える妻”を続けていくようだ。※女性セブン2018年10月25日号
2018.10.11 16:00
女性セブン
山根前会長、田中理事長…スポーツスキャンダルの“主語”が変化
山根前会長、田中理事長…スポーツスキャンダルの“主語”が変化
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、辞任した日本ボクシング連盟の前会長・山根明氏の騒動をはじめとしたスポーツスキャンダルのワイドショーの取り上げ方について。 * * * 夏休みやお盆休みということでワイドショーに“企画モノ”が増えるこの時期。週刊誌も合併号となり、芸能ネタも、いわゆる「夏枯れ」になるので、例年ならば、「上半期の芸能界を振り返る」といった芸能VTRでお茶を濁すこととなる。 だが今夏は違う。日大アメフト部の悪質タックル問題について、ワイドショーは一部で「本丸」とも呼ばれている田中英壽理事長の“生登場”待ち。それに反して、カメラの前で語りまくる“ブラック・アンガールズ”の相方、日本ボクシング連盟の終身名誉会長、山根明氏は”決断”を発表した。 アメフトやボクシングだけではない。パワハラ問題に揺れたレスリングでは、「伊調さんは選手なんですか?」のコメントだけが切り取られた感があった至學館大学の谷岡郁子学長や、まさかの退任に追い込まれた栄和人元監督も、今年上半期は“ワイドショースター”となった時期が長かった。 その前には大相撲の理事長選の票読みをトップニュースにしていたワイドショー。相撲部屋の親方衆というのも掘れば掘るほどワイドショー的なキャラの持ち主が多く、主役の貴乃花親方と共に、ワイドショーの数字アップに貢献した。 当事者だけではない。わかりやすい大相撲を例に説明すると、視聴者の誰もが知っている貴乃花親方の母親で、兄の若乃花(現・花田虎上)と2人の横綱を育て、二子山部屋のおかみさんとして、彼らが現役時代からワイドショーの標的となっていた藤田紀子さんは、去年から今年にかけての一連の大相撲騒動で、『バイキング』(フジテレビ系)や『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に連日、呼ばれていた時期があった。 自身も明言していたように、今の貴乃花親方とは疎遠のため「わからない」ことも多いのだけれど、彼女が出ると「なぜか分計(視聴率の毎分グラフ)が上がる」とは某局芸能デスクの弁。以前、デーブ・スペクター氏の「スペクター・コミュニケーションズ」に所属していた紀子さんが、しばらく間をおいて、現在、生島ヒロシ氏の「生島企画室」に移籍していることでも、タレントとして“オイシー人”だとわかろう。 相撲のコメンテーターでは、フジテレビ系のワイドショーやニュースに早朝、午前、昼、午後、夕方と、一日2~3番組を掛け持ちしていた相撲リポーター、横野レイコ氏の活躍が目立っていた。 件の紀子さんにとって横野氏は天敵だったようで、氏に対し、生放送で「取材もしていないのに」と牙をむいたことがあった。過密スケジュールで声が出なくなっていた横野氏が「私はちゃんと取材をしている」と本番中に電話をしてきたのだとか……。お二人の共演がないのは、紀子さん側がNGを出しているからともいわれるが、こうした美魔女の場外乱闘含め、ピリピリした大相撲問題には数字があったものである。 横野氏の名誉のために記させていただくが、氏は長年、キチンと取材をしていらっしゃる。その証拠に、フジテレビのスポーツ局からの信頼もとても厚い。 大相撲関連の話題は、“主役”が貴乃花親方だったことがもちろん大きいのだけれど、その後、キャラ立ちの脇役がどんどん出てきたり、それまで無名に近かった親方勢が徐々に“主語”になっていくことによって、次から次へと話題が展開していった感がある。 その後のレスリングやアメフト、現在のボクシング、チアについても同様だ。ボクシングに詳しい人たちにとって、あの“男・山根”は数年前から“有名人”だったと言われるが、一般には無名。「だからその頃は村田諒太選手を主語にしなければ記事にはならなかった」と、スポーツジャーナリストの生島淳氏が言っておられた。 だが、現在、主語は間違いなく“男・山根明”。氏のアクの強さと強烈なキャラクターに関しては、奈良県人の明石家さんまでさえ「これは負けた」と白旗を挙げている。そのことは夕刊紙の一面をも飾ったのである。 あまり“笑い”にしてはいけないと知りつつ、山根氏を「サンジャポのレギュラーに」と言ったのはテリー伊藤氏。爆笑問題の太田光も山根氏の言動には笑いが止まらず、うなずいていた。 その山根氏と比べれば、“出演”はゼロに近い日大の田中理事長だが、いまや日大アメフト問題の“主語”は、間違いなく氏である。 さらに、こうした各スポーツの不祥事には、件の横野氏のような専門家がいて、場合によっては、彼らのコメントが切り取られてネットニュースになることもある。 たとえばスポーツライターの小林信也氏は、レスリング、アメフト、ボクシング、すべてイケるので各局のワイドショーに出まくりだ。学生時代、『ポパイ』(マガジンハウス)のライターをしていたという氏。フリスビーについて連載コラムをもっていたとも聞くので、どちらかといえば、その頃はハッピーなスポーツ現場が得意だったのではないか。しかし、60代になって、まさかここまでテレビ出演が増え、ここまでドロドロなスキャンダルを解説することになるとは御自分でも想像していなかっただろう。 そして、「大学ジャーナリスト」の石渡嶺司氏である。大学や教育問題、就職活動などについて評論したり執筆したりしているそうで、特に『バイキング』への出演が多い氏。これまで決して出演が多かった方ではないと思うのだが、どういうわけか氏はとてもテレビ慣れしていて、しゃべりがとてもうまいうえ、キャラクターも明るい。この数か月、日大アメフト部関連のコメンテーターで顔と名前を売った氏は、今後もワイドショーやニュースに呼ばれることになると思われる。 振り返れば、今年上半期には、山口達也氏や小泉今日子、小室哲哉氏らを主語にした大きな芸能ニュースがあったし、大物同士の結婚も相次いだ。が、彼らを上回るキャラクターとワイドショー的な言動を掘りたくなる人々がたくさん登場した上半期でもあった。 とにかく、“主役”も“主語”も変わったのである。
2018.08.11 07:00
NEWSポストセブン
「みなおか」後枠を担う坂上忍の“座長力”に期待
「みなおか」後枠を担う坂上忍の“座長力”に期待
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、坂上忍の“座長力”に注目する。 * * * 4月からまたレギュラー番組が増える坂上忍が、『バイキング』(フジテレビ系)で共演するヒロミとサンドウィッチマン伊達みきおと共に4月15日オンエアの『ボクらの時代』(同)に出演。トークのテーマは「バラエティーは何処に行く」だった。 ちなみに坂上の新番組は『直撃!シンソウ坂上』で、初回は4月19日(木)。あの『とんねるずのみなさんのおかげでした』の後枠という重責を担うもので、初回は2時間SPだ。坂上がフジテレビ系列のGP帯のレギュラー番組でMCを務めるのは初となる。 初回の内容は、ヒロミや伊達と同じく『バイキング』レギュラーの「薬丸裕英 解散、退所、結婚、別居報道の全真相を初告白」。 折しも、関ジャニ∞の渋谷すばるがグループ脱退と今年いっぱいでジャニーズ事務所退所を発表したばかり。女性アイドル全盛の80年代にあって「花の82年組」唯一の男性アイドルグループ・シブがき隊のセンターだった薬丸が同期の石川秀美と結婚したことは、F2やM2(35~49才の女性と男性)以上の視聴者なら、よく覚えていることだろう。 シブがき時代はヤンキー色が濃かった薬丸だが、96年から18年間も『はなまるマーケット』(TBS系)のMCを務めたことで、同年代の主婦層から絶大な人気を得て、いまに至る。 そんな薬丸は、坂上が出演した『ボクら~』の同日夜、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演し、妻・石川秀美や5人の子供たちについて語っていたので、“坂上新番組”にとっては、いい“前フリ”を他局にしてもらった格好になる。 実は『直撃!シンソウ坂上』は、『バイキング』の総合演出をしていた島本亮氏がスライドするカタチで担当。チーフプロデューサーも『バイキング』と同じ小仲正重氏が担当している。 つまり、いま、同局内で数少ない“勢いある番組”のスタッフが、当代きっての視聴率男・坂上忍と新たにタッグを組むということなのである。 初回に登場する薬丸夫妻が別居をしているのは事実らしい。妻の石川秀美はハワイ在住で、坂上は、そのハワイの自宅に“直撃”している。 あんなに忙しいのに、いつハワイになんてロケに行く時間があったのかと視聴者の方はお思いだろう。私もそう思った。 が、坂上は昨年末、『バイキング』の特番で、あの高樹沙耶(益戸郁江)を訪ねて沖縄まで行ったり、息子が不祥事を起こした清水アキラが住む地方の別宅まで行ったりしているのだ。 もちろん、このときのスタッフも月~金の『バイキング』をみているスタッフであり、この特番でノウハウと方向性を掴み、『直撃!シンソウ坂上』へと繋がったのだろう。 筆者は『バイキング』水曜レギュラーなので、昨年末の特番の内容が固まるまでのプロセスは何となく知っていた。当初は、月~金のスタジオ下手に着席する、通称“専門家チーム”と、上手のタレントたちが大集合して、一年のニュースを振り返るという企画だったようで、私もスケジュールを“仮抑え”されていたからだ。 それが、“ばらし”になり、どんなことをやるのかと思ったら、件の高樹沙耶や清水アキラ、さらには生で藤田紀子さん、朝青龍などが出演。坂上が“直撃”する様子は、バラエティー班が制作しているとは思えない、芯を食ったインタビュー番組になっていた。『バイキング』スタッフが新たに坂上と新番組をやろうと思った背景には、前述のように、坂上と番組、双方の勢いが挙げられるが、それより大きいのは、スタッフと坂上の確かな信頼関係があるからではないか。 坂上の本職は、言わずと知れた俳優であり、3才から子役をしているので、芸歴はやがて半世紀に及ぶ。 良くも悪くも“古き芸能界”と豪快な芸能人の先輩たちを間近で見てきた坂上は、バラエティーの帯番組という“大所帯”を“座長”としてまとめるワザをもっているのだ。 坂上はスタッフに、非常に厳しい。たとえば生放送中、ちょっとでも段取りが悪かったり、ムリな尺調整をしていたりすると、フロアにいるディレクターをその場で注意をする。 コメンテーターに対しても、安全な立ち位置を崩そうとしない者や、“忖度”しているような者には容赦ない。 だが、これは『ボクらの時代』でヒロミも指摘していたことだが、坂上は「変わりようがスゴイ」、つまり、切り替えが早く、説教を延々引っ張らないし、CMが明けたら何事もなかったかのように次に展開していく。『直撃!シンソウ坂上』で進行役を務め、『バイキング』でも全曜日、坂上の横に立つ同局の榎並大二郎アナに対しても同じで、ちょっとでも噛んだり、段取りを間違えたりすると、坂上はすぐにツッコむ。 だが、それは次の瞬間、必ず笑いになるもので、視聴者が見ていて不快に感じないものなのである。 身を削った発言をした者には、必ずフォローをしてくれるし、オンエア上で言い合いのようになった場合でも、その出演者がハケたのをスタジオの前室まで追いかけて行って礼を言っている。 俳優や歌手の大御所がスタジオゲストとして訪れたときの対応もそれは見事で、坂上は、ただヨイショしたりするハズもないうえツッコむところはツッコむだけでなく、たてるところや、その大御所が話したいであろうネタを必ず話させてあげる優しさも持ち合わせている。 専門家を含めた出演者への気遣いも見事で、飲み会を開いたり、年度初めには「よろしくお願いします」と全員にプレゼントを配るし、年末年始は全曜日、オンエア終了後に景品が当たるプチイベントを開いてくれるのだ。 つまり、坂上の行動は、MCというよりはドラマや映画の座長のそれで、そんな坂上に、同年代や年下の男性スタッフが惚れこんでいる…というように私には見える。 恐らく、取材に出たいと言い出したのは坂上のほうからなのではないか。視聴者が聞きたいことをしっかり聞くのに、相手は、なぜか怒らず、「来てくれてありがとう」「聞いてくれてありがとう」と感謝する。本人は否定するかもしれないが、それは坂上の“人柄”の成せるワザである。『直撃!シンソウ坂上』、個人的に、かなり楽しみな新番組だ。
2018.04.17 07:00
NEWSポストセブン
いつまで続く? 貴乃花親方の沈黙と「スリーパー効果」
いつまで続く? 貴乃花親方の沈黙と「スリーパー効果」
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、連日テレビで見ない日はない、角界のゴタゴタについて言及。 * * * 年をまたいで、まだまだ続きそうな元横綱・日馬富士関による傷害事件。暴行を受けた平幕・貴ノ岩関の師匠、貴乃花親方が相撲協会の聴取要請を拒み続けるなど、協会と貴乃花親方の対立がますます鮮明になっている。 20日には、両国国技館で相撲協会の臨時理事会が開かれたが、テレビに映し出された貴乃花親方は、これまで同様、椅子の背に深くもたれて胸を張り、硬い表情ながらあごを上げ、ふんぞり返ったように座っていた。貴乃花親方の母、藤田紀子さんは「姿勢が良すぎてふんぞり返っているように見えるけど、ふんぞっているんじゃない」と、某番組で擁護するようなコメントをしていた。だがはた目には、この姿勢は理事会との対決姿勢を象徴していように見えるだろう。 長テーブルをはさんでずらりと座る理事の面々。椅子に深く座り、背にもたれている親方も多いが、どの親方もふんぞり返っているようには見えない。貴乃花親方だけが、そこから浮いているのだ。 なぜ、貴乃花親方だけがそう見えるのかというと、テーブルから頭までの距離が、他の親方よりも離れているからだ。人はストレスのあるものやマイナス感情を抱くものを避けたいと思うと、そこから無意識に身体を遠ざけようとする。テーブルから遠いということは、それだけ理事会へのマイナス感情やストレスが強いように見える。 貴乃花親方は、胸を張って背筋を伸ばしているが、肩甲骨をぴったり背もたれにくっつけるようにして、肩を大きく開いている。だから余計、ふんぞり返ったように見えるのだが、このような姿勢は人の心を強くさせるのに効果があるといわれている。人の心は、自分がとっている姿勢に大きな影響を受けるからだ。 これはパワーポーズと呼ばれる姿勢だ。自信を持ってプレゼンしたい時や面接を受ける時など、その前に、足を広げ腰に手を当てて胸を張って立つポーズや、握りこぶしを作ったり、貴乃花親方のような姿勢をすると、気分が上がり強気になれるというもの。 硬い表情で口をまっすぐに結んだ八角理事長の真正面の席に、パワーポーズの貴乃花親方が座っている。真正面に向きあう席は、心理的な緊張を最も高め、意見を言い合う、競い合う時に適しているといわれる位置だ。身じろぎもせず、表情を変えることなく対面する2人がまっすぐ見合っているのだから、画面を見ているこちらには対決の構図にしか見えない。そのため、貴乃花親方の沈黙に余計に特別な意味を感じ取るのである。 沈黙の意味を探ろうと、人はあれこれと憶測する。問題が発覚した当初は、関与した人が誰も口を開かなかったこともあり、その場にいた力士から話を聞いたという人たちが、こぞって情報提供をしていた。ビール瓶で殴ったという情報を始め、八百長に関する話や理事長選に絡む話など、次から次へと噂が出てくる。 信ぴょう性があるのかないのかわからない情報でも、時間が経つうちに情報そのもののインパクトだけが残って、説得力を増してしまうことを「スリーパー効果」という。貴乃花親方の沈黙によって様々な噂が立ち、スリーパー効果でさらに世間の関心を引き続けているというわけだ。それは同時に、相撲界の抱える問題を浮かび上がらせてもいる。だが何より貴乃花親方自身が、自分はこういう親方でこういう人間だと印象づけているという気さえする。 沈黙は、何も話さない何も伝えないということと同じではない。人と距離を取りたい時、人は沈黙したままでいることで心理的距離を作り出すことができる。相撲協会とも、マスコミとも心理的距離を取るというのが、今の貴乃花親方の意思なのだろう。 さらに沈黙には、相手の意見や決定に直接反発することで相手の体面を傷つけたくないという、心理的な含みがあるといわれる。この含みは、相撲界にある独自ルールに則っているような感じもする。上の者がこうと言えばそれに反論はできず、下の者はただ黙っているのみ。貴ノ岩が殴られていても、白鵬が止めなければ、他の力士が日馬富士を止めることなどできないという暗黙の了解と同じだ。 だとすれば、同じ土俵に上がって対決しようとしても、最初から勝負の結果は見えている。理事でありながら警察に捜査を委ねたのには、そういう理由もあるのだろうか…?などと、貴乃花親方の沈黙をいいことに、こちらもあれこれ推測したくなってくる。 21日に行われた再発防止の研修会では、厳しい表情のまま、評議委員会の池坊保子議長の話に耳を傾ける貴乃花親方の姿があった。でも八角理事長の話には、眼光鋭く冷ややかな顔で、いくぶん首を傾げるような仕草を見せていた。協会への不信感は、未だ拭えないのだろう。 貴乃花親方の処分は28日の臨時理事会まで、先送りになった。貴ノ岩の聴取を許可したり、これまで出していなかった人材育成契約を結ぶ誓約書を提出するなど、態度を軟化させているという報道もあるが、果たして何が真実なのか、依然、貴乃花親方の胸の内はわからない。まだしばらくは、スリーパー効果が続きそうな相撲界だ。
2017.12.23 16:00
NEWSポストセブン
今は一家離散 宮沢りえから始まった花田家「女の因縁」
今は一家離散 宮沢りえから始まった花田家「女の因縁」
 元横綱・日馬富士の暴行事件において、被害を受けた貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45才)はだんまりを決め込んでいる。その一方で、貴乃花親方の母である藤田紀子さん(70才)はワイドショーに出演し、事件や相撲界について語っている。 現在、貴乃花親方と紀子さんは断絶状態にあるが、ここに至るまでには、「女性」を巡る様々な確執があった。 紀子さんの前に最初に登場した女性は宮沢りえ(44才)だった。わずか20才ながら大関昇進を狙う地位に昇進した貴乃花(当時は貴花田)が、当時19才で人気絶頂のりえと婚約を発表し、「スーパーカップル」と呼ばれたのは1992年11月。しかし、婚約会見から2か月後、貴乃花が「愛情がなくなりました」と言って婚約破棄を発表。りえは破局の後遺症で激やせし、貴乃花には冷たい視線も浴びせられた。 1994年6月、兄の若乃花(花田虎上・46才)が客室乗務員の美恵子さん(48才)と結婚すると、翌年5月には貴乃花親方が8才年上のアナウンサーの景子さん(53才)と結婚。一家は盤石に見えたが、そこで勃発したのが嫁姑問題だった。「もともと紀子さんは美恵子さんはおかみに向いていないと判断し、景子さんの方に目を向けていました。しかし、部屋内の情勢が“二子山部屋はお兄ちゃんが継承”となっていくと、焦った景子さんが独立のために後援会の囲い込みを始めたといわれ、紀子さんと口もきかなくなっていったんです」(スポーツ紙記者) 結果、2人は冷戦状態に入り、溝は深まっていった。「1995年に生まれた第1子の名付け親は紀子さんでしたが、1999年の第2子の妊娠については景子さん、紀子さんに報告しなかったんです。紀子さんは報道で初めて知り、激怒したそうです。しかも、親方は貴乃花から報告を受けていて、紀子さんには伝えないように口止めもされていたんです」(前出・スポーツ紙記者) 二子山部屋は“紀子さん、若乃花、美恵子さん同盟”と“親方、貴乃花、景子さん同盟”に分裂していく。 さらに対立を複雑にしたのは、2000年7月、紀子さんとM医師との不倫報道だった。「それ以来、美恵子さんも紀子さんと距離を置くようになりました。その年の9月、紀子さんが足の手術で入院した時には、2人の嫁はどちらも見舞いに行かなかったそうです」(後援会関係者) 2001年8月、紀子さんが離婚した頃には、嫁姑関係は修復不可能なものになっていた。「2003年1月に貴乃花が引退すると、貴乃花夫婦は品川区の5億円豪邸に引っ越しました。親方夫婦は部屋に住んで弟子たちの面倒を見るのが慣習なので、紀子さんは引っ越しを渋りましたが、景子さんらが押し切った。貴乃花親方は“アイツ(紀子さん)が男を連れ込んだ家で暮らせるか”と吐き捨てたそうです。親子はそれ以来ずっと断絶したままです」(前出・後援会関係者) 2005年5月に二子山親方が亡くなる前から、兄弟は遺産をめぐって骨肉の争いを展開。そんななか、“角界のタブー”について貴乃花がインタビューに答えたのだった。「以前から若貴の本当の父親は二子山親方ではなく、“兄の父親が先代の二子山で、弟の父親が輪島だ”と噂されていました。紀子さんは断じて違うと否定しましたが、貴乃花は意味深な発言をくり返しました。もう引き返せない関係になってしまった」(芸能関係者) その2年後には虎上と美恵子さんも離婚。一家は離散状態となった。※女性セブン2018年1月1日号
2017.12.14 16:00
女性セブン
藤田紀子 「彼女が出れば視聴率が上がる」と重宝される
藤田紀子 「彼女が出れば視聴率が上がる」と重宝される
 元横綱・日馬富士の暴行事件発覚以降、マスコミを賑わせている大相撲の話題。テレビ業界内では、こんなことが囁かれている。「この1か月以上、ワイドショーは相撲の暴行事件ばかり。もうお腹いっぱいです。騒動が続くのは貴乃花親方(45才)が何も語らず、何を考えているかわからないことが1つ。そんな中、にわかに注目されているのが母である藤田紀子さん(70才)。彼女が出ると視聴率が上がるそうで、今いちばん重宝されているんです」(テレビ局関係者) 紀子さんほど“いい”コメンテーターはいない。まずは貴乃花親方の実の母であり、かつては名門・二子山部屋のおかみさんであったという経験者であること。しかも故・二子山親方と離婚後、相撲界から“追放状態”となっているため、相撲協会に何の遠慮もなく発言ができる。さらにいえば、数々の騒動のおかげか、ワイドショー慣れもしている。「こんな時だけ出てきて…」と批判の声も聞かれるが、紀子さんに近しい知人はこう話す。「紀子さんはテレビで貴乃花親方を擁護し続けていますがそれには理由があるんです。今回をきっかけにいつか息子(貴乃花)が自分を許して、連絡を取り合えるのではないか、和解できるんじゃないかと期待しているんです」 貴乃花親方について涙ながらに語る姿を見ると忘れてしまいそうだが、紀子さんと貴乃花親方は長い断絶状態にある。「もう10年以上は会っていないし、連絡も取れない」(前出・知人)という。紀子さんの“寂しき母心”は騒動の渦中で、また別の火種を再燃させていた。「紀子さんがある情報番組で、派手なマフラーをかけて“マフィア・ルック”と指摘された貴乃花親方の服装について、『私が女房だったら、あの格好はやめなさいと言う』と言いました。貴乃花親方夫人である景子さん(53才)をチクリとする発言にしか見えませんでした。つい、“景子さん憎し”の本音が出てしまったんでしょう」(前出・知人) 今も息子と絶縁状態なのは、嫁の景子さんの存在が大きい。そう紀子さんは思っているという。「景子さんが嫁いで間もない頃、将来立派なおかみさんになるように育ててあげたのに、恩を仇で返されたと、紀子さんは感じているようです。一方で、将来“相撲協会理事長夫人”を視野に入れている景子さんとしては、紀子さんが今回の騒動をきっかけにまた何かトラブルを持ち込むのではないかと心配しているようです。最近のことは何も知らないのだから、もう放っておいてくれという気持ちでしょう」(相撲関係者) 花田家の女の「因縁」は今も続いていた。※女性セブン2018年1月1日号
2017.12.14 07:00
女性セブン

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