入江慎也一覧

【入江慎也】に関するニュースを集めたページです。

入江慎也が語るあの騒動「人脈で失敗したが人脈に救われた」
入江慎也が語るあの騒動「人脈で失敗したが人脈に救われた」
「友達5000人」という幅広い人脈を持ち、芸能界でも売れっ子になったお笑いコンビ・カラテカの入江慎也さん(43才)。しかし闇営業騒動により芸能界を去ることに。その後、ハウスクリーニングのアルバイトを経て今年7月、清掃会社「ピカピカ」を立ち上げた。人脈がどう変化したのか、セカンドキャリアで感じる思いなどを入江さんが語った。――吉本興業から契約解除後の自粛期間中、どんな毎日を過ごしていた?入江:ぼくが起こしてしまったことで、たくさんの人の人生を変えてしまい、どうしていいかわからない状態が2か月くらい続きました。毎日のように報道されて、ただただ本当に申しわけなく、これから人生どうしていこうと悩んでいたとき、相方(矢部太郎・43才)と相談しながら今後のことを真剣に考えて、清掃会社で働こうと決めました。――宮迫博之さんや山本圭壱さんなどのように、YouTuberになろうとは思わなかった?入江:しようかとも考えたんですけど、向いていないなと思って。インスタグラムやTwitterなどSNSと相性がよくないので、YouTubeも向いてないと判断しました。いまだに「清掃YouTuber」として活動しないのかとよくすすめられます。でも、再生数を伸ばす自信が全然ないです(笑い)。 あとは、リアルに時間がなくて。今は自分の会社を大きくして、セカンドキャリアを考えている人たちを応援できたらいいなと思っているんです。今、ぼくもセカンドキャリアなので、いつかは、そういう人たちの受け皿になりたい。それしか考えていません。――相方の矢部さんとはどんな話を?入江:矢部は高校の同級生で、友達としても相方としてもとても大切な存在です。自粛期間中は励ましてくれたし、働いたほうがいいとアドバイスしてくれました。「地に足つけて、自分自身が納得できる仕事がいいんじゃないか」と言われました。――カラテカは解散しない?入江:解散しようという話にはなりませんでした。吉本を解雇されてすぐ、矢部から「カラテカ矢部を名乗って活動していくよ」と言われました。本当に申しわけない気持ちでいっぱいになりました。 芸人活動については、今は何も考えられません。いつかはまた2人でネタをしてみたいなという漠然とした思いはあります。でもそれは、清掃会社の社長としてであって、芸人としてではないですね。まだまだずっと先のことですけどね。1年半も離れると、自分が芸人をやってたのが不思議な感覚になります。 最近、講演会に呼んで頂いて、たまにセカンドキャリアについて話をさせていただくんですが、会場で笑いが起こると「ああ、やっぱり気持ちいいな」って思います。芸人を目指したのは、人を楽しませたいという思いからですから。でも、同時に、お客さんに笑ってもらうことは清掃でもできるとも思うんです。――セカンドキャリアで、得たもの、失ったものは?入江:芸人時代にやってきたことのすべてが生きています。たとえばコミュニケーション力は芸人時代に培いました。あとは先輩にたくさん飲食店に連れていっていただいたので、おいしいご飯屋さんを尋ねられると答えられます。するとすごく喜んでもらえる。そういうのも全部セカンドキャリアで活きてるなと思って。前の仕事にも意味があると思っています。一方で、失ったものは信用です。一度失った信用は取り戻すのに時間がかかります。今はそのために精一杯、努力しているところです。――騒動のあと、人間関係に変化は?入江:ありがたいことに、変わっていません。清掃業のオファーをくれる人もいます。今田耕司さん、山本圭壱さん、スピードワゴンの井戸田潤さんなども清掃で呼んでくださって、YouTubeで動画を流してくれました。そのチャンネルを見た人からの依頼が増えました。 先輩芸人のかたがたは、ありがたすぎて言葉になりません。どうやって恩返しすればいいのか……。今田さんはYouTubeの撮影以外にも、昨年末にも清掃で呼んでくれましたし、相方の矢部も、昨年11月にエアコン清掃で呼んでくれました。 とはいえ、仕事の依頼はほとんど一般の方ですよ。遠方も多いです。先日も山梨に行ってきました。交通費を払ってまで、「力になりたいから」とわざわざ呼んでくださる。本当に嬉しいです。また、企業さんから、家庭用洗剤 “White Man”を監修させて頂く機会を頂いたりと、仕事で毎日を忙しくさせて頂いていることが、とてもありがたいです。――山本さんの放送では、感動したという声が多数ありました。入江:はい、本当にありがたかったです。今も、たくさんの芸人の先輩方、同期、後輩のみんなに支えられています。松村邦洋さんは、「どんな病院に行くよりも心がスッキリするから」と、相田みつをさんの詩と日本酒を送ってくださいました。別の事務所の先輩ですけど、ずっとお電話もいただいていました。小籔千豊さんは、謹慎メンバーと共に解雇になったぼくにも、お肉や高級素麺を送ってくださいました。ほかにも、ずっとお世話になっている放送作家の大先輩が、毎日のように連絡をくださいました。経営されている店の冷凍餃子もずっと送ってくださって。こんなに応援していただけるんだ、と感動しました。 田村淳さんは、「大人の小学校」というオンラインサロンを運営しているのですが、そこに1回目のゲストとして今年の7月に呼んでくださり、ぼくと亮さんと淳さんでトークさせていただきました。ロンブーさんには本当にご迷惑をかけたのに……。そのお気持ちが、とてもうれしかったです。――なぜ入江さんは、そこまで愛されているのだと思いますか?入江:自分で言うのもなんですけど、とにかく一生懸命なにかをやっているだけなんです。昔からやってきたのは、呼ばれたら断らずに行くこと。でも脇が甘かったから、ああいうことが起きてしまったわけですが…。人脈で失敗したけど、今また自分を救ってくれているのも人脈でした。――もし過去に戻れたら、自分に言いたいことは?入江:発端は7年前の闇営業騒動ですが、自分でも全くわかっていなかったので、戻ってもやりようがないんですよね……。ただ、脇が甘かった自分を注意しに行くしかない。毎日誰かと飲んでいた自分。誰とでも写真を撮っていた自分に、「気をつけろ」って言いたい。 やっぱり、人を巻き込むということが、どれだけ大変なことかを本当の意味でわかっていなかった。事務所を通さない営業で呼ばれてお金がもらえるなら後輩の生活にとってもいいと思っていました。だけど、それは正しくなかった。でも、そのときは、本気でよかれと思ってやっていたので「間違ったことだぞ」と言いたいですね。【入江慎也(いりえ・しんや)】1977年4月8日生まれ、東京都出身。1997年、高校の同級生だった矢部太郎とお笑いコンビ・カラテカを結成。2019年6月、闇営業騒動で所属していた吉本興業から契約解除。現在はコンサルティング会社イリエコネクション、清掃会社ピカピカの代表取締役を務める。撮影/黒石あみ 取材・文/小山内麗香
2020.11.20 07:00
NEWSポストセブン
「ピカピカ」の制服を着て語る入江慎也さん
清掃会社立ち上げたカラテカ入江「清掃業界変えたい」と語る
「アーイエ・オーイエ・オレイリエ! フロムLA!」とポップに自己紹介するギャグでおなじみだったお笑いコンビ・カラテカの入江慎也さん(43才)。人気芸人としてテレビや舞台などで活躍していたが昨年6月、闇営業騒動に関連して所属の吉本興業から解雇。その後、ハウスクリーニングのアルバイトを経て今年7月、清掃会社「ピカピカ」を立ち上げた。清掃業を選んだ理由、会社設立後の近況、そして芸能界を去った今の思いを入江さんに聞いた。――芸能界の次に選んだ業種が清掃業なのは意外でした。入江:騒動後どうしていいかわからず、今後のことを相方の矢部太郎(43才)に相談したんです。ぼくは人と接することが好きなので、飲食業か清掃業が自分には向いているかなと考えていました。矢部には、「地に足つけて、自分自身が納得できる仕事がいいんじゃないか」と言われました。 どちらにしようか迷っているとき、新たな気持ちになろうと芸人時代の小道具をすべて捨てて“断捨離”したら、気持ちが少し落ち着いたんです。子供のころボーイスカウトに入っていて、活動の一環でゴミ拾いしていたことを思い出しました。当時からきれいになっていくのが好きだったんですね。それで清掃の仕事をすることに決めました。手に職をつけたら、一生ものになるという思いもありました。 家から近い清掃業者をネットで検索して、1番に表示されたハウスクリーニング「おそうじ本舗」さんのアルバイトの面接に行きました。――アルバイト生活が始まるわけですが、収入面はどう変化しましたか?入江:昨年の8月から始めて、2か月は時給1100円。そこから1200円に上がり、11月くらいから日当1万円になりました。月給は芸人時代と全然違います。でも、芸能界に戻りたいとは思いませんでした。働けることがありがたいと、感謝しかありませんでした。 もちろん生活はガラッと変わりました。タクシーに乗らなくなりましたし、ブランド物も買えなくなった。改めて、お金を稼ぐ大切さが身に沁みました。芸人時代は1時間の講演会の仕事で何十万円といただいていたこともあるので、その感覚を考えると、いかにありがたい世界にいたのかわかりましたし、好きな仕事で食えるということは幸せなことなんだと気づかされました。――今年7月に清掃会社「ピカピカ」を立ち上げたのはなぜですか?入江:バイトを始めて5か月くらい経ったころ、いずれは独立して清掃業界を盛り上げていきたいと考え始めました。バイト先の先輩2人に相談したところ、ありがたいことに“入江さんならいける”と応援してくれて、清掃のノウハウを学びながら独立を視野に入れて動き出しました。――清掃での失敗は?入江:たとえば独立して2日目に、タワーマンションに住むお客さまにご依頼いただいて。ベランダ掃除のために高圧洗浄機を使ったら、下の階に水が行ってしまって…。お住まいのかたからお叱りの言葉を頂戴しました。独立したら、全ての責任は自分にあるのだと、改めて、とても身が引き締まりました。お詫びにそのかたのお部屋のハウスクリーニングをさせて頂きましたが、そのかたにも、呼んでくださったお客さまにも本当に申しわけなかったです。――どんなときにやりがいを感じますか?入江:バイト時代ですが、年末に掃除をした家のおばあさんに「こんなにきれいにして、感謝されて、いい仕事を選んだわね。私もこれで安心して年を越せるわ」とお礼を言われたときには、人のためになっていると実感しました。うれしかったですね。 ありがたいことに会社を立ち上げたときから仕事が途切れず、毎日、忙しくさせてもらっています。一時は会社の公式サイトのサーバーがダウンしたほどです。ただ、今は物珍しさもあるでしょうし、これからが勝負だと思っています。――「ピカピカ」ならではのサービスとして、「トーク0円」があるそうですね。入江:ぼくは掃除をしながらずっとしゃべっています。芸人の清掃人は珍しいので、お客さまには「なんで清掃業選んだんですか?」「芸能界に戻らないんですか?」とか、いろいろ聞かれますよ。みなさん記者ですね(笑い)。――「ピカピカ」という社名は、どういう狙いでつけたんですか?入江:第一は覚えやすいから。ぼくにはすでに「イリエコネクション」という会社があったので、当初はそこで清掃部門を作ろうと思っていたんですが、清掃会社を新たに立ち上げたほうが再スタートとしてわかりやすいと思ったんです。「ピカピカの1年生」のように新人ですしね。ぼくのほか、従業員2人でやっています。ぼくは身長が低いので、今でも高い位置に設置されたエアコンのクリーニングは苦戦します。そこは一緒にやっているパートナーに担当してもらって、浴室やレンジ周りを自分が担当するなど、チームとして、清掃に取り組んでいます。 会社のロゴを作ったのは、デザイナーをしている高校の同級生です。矢部ではありません(笑い)。ぼくがコンセプトを出して、いくつかの案の中から選びました。――新型コロナウイルスの感染拡大で仕事に影響はありましたか?入江:今までやってきたアルバイトの清掃の仕事は依頼がほぼなくなってしまったので、もうひとつ清掃のアルバイトを新たにかけ持ちしました。そのときはコロナ禍でどんどん部屋が解約される時期で、ひたすら空室を掃除していました。今はもうコロナの影響はほとんどありません。仕事があるって、本当にありがたいことなんです。――お話を聞いていると、入江さんが心機一転、頑張っているのが伝わってきます。入江:清掃業界を変えていきたいんです。清掃業って3Kと言われています。「きつい、汚い、危険」。このイメージを変えて、就職先としても人気が出るようにしたいんです。清掃って手に職がつくし、これからもなくならない仕事ですし、お客さまに喜んでもらえる素晴らしい仕事だと思うんですね。 それに、清掃業界は助け合いの業界です。他の清掃会社との横のつながりも大事だと思っています。お客さまから多くのご依頼を頂いてお伺いしきれないときは、提携会社に業務を協力いただいたりします。こういうことは清掃業界ではよくあることなのですが、お互いにとても助かります。すばらしい業界です。これからも清掃業界一丸となって頑張っていきたいですね。――仕事をするうえで一番大切にしていることは?入江:一緒に働いているチームとの時間を作ることです。1日が24時間しかないなかで、どこに時間を割くかだと思うんですよね。なので、自分の会社を大きくするために、チームのことは大切にしたいなと。お客さまに対しては、うちの清掃会社は元気で明るくて未来があると思って頂けるよう努めてます。夢と楽しさだけはほかの会社さんに負けないよう、チームのみんなで一丸となって頑張っていきたいと思います。 自分自身で大事にしていることは、同じ失敗を繰り返さないこと。今はそれをしっかり肝に銘じています。一歩一歩でも着実に信用を積み重ねていく。それしかありません。【入江慎也(いりえ・しんや)】1977年4月8日生まれ、東京都出身。1997年、高校の同級生だった矢部太郎とお笑いコンビ・カラテカを結成。2019年6月、闇営業騒動で所属していた吉本興業から契約解除。現在はコンサルティング会社イリエコネクション、清掃会社ピカピカの代表取締役を務める。撮影/黒石あみ 取材・文/小山内麗香
2020.11.17 07:00
NEWSポストセブン
人生のクリーニング中
カラテカ入江慎也の今 バイトしながら起業目指すか暴露本か
 ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)、雨上がり決死隊の宮迫博之(50)が、それぞれ地上波とYouTubeで復帰するなど、2019年の芸能界を揺るがした“闇営業問題”の当事者がメディア露出を始めるなか、一人だけ消えたままの男がいる。 カラテカの入江慎也(43)だ。反社会勢力の誕生日会に芸人らを呼んだ張本人の入江は、騒動発覚後の昨年6月に吉本興業から解雇。その2か月後、渋谷でゴミ拾いのボランティアに精を出す姿がスポーツ紙でキャッチされたが、いまは何をしているのか。「吉本解雇後、部屋の片付けをしている時に『断捨離』の重要性に気付いたらしく、最近はハウスクリーニングのアルバイトで忙しいそう。ほぼ毎日朝からシフトを入れているとか。ゆくゆくは清掃業として独立することも視野にいれているといいます」(スポーツ紙芸能デスク) 一方で、こんな計画も浮上しているという。「暴露本の出版です。ある出版社のアプローチで話が進んでいると聞いています。ただ、入江はいまも宮迫や亮と付き合いがあるうえ、事務所に所属して漫画家としても活躍している相方の矢部太郎(42)に迷惑がかかるので、二の足を踏んでいる部分もあるとか」(同前) すべてを“掃き出す”日は、まだ当分先か。※週刊ポスト2020年5月8・15日号
2020.04.30 16:00
週刊ポスト
最新刊『芸人と影』が話題のビートたけし
ビートたけし「不祥事芸人をしゃぶり尽くすテレビ」を批判
 今年は闇営業問題などお笑い芸人の不祥事がニュースやワイドショーを騒がせた。芸能界の闇をテーマにした新刊『芸人と影』を上梓したビートたけしが、テレビ業界が不祥事タレントをしゃぶり尽くす構造についてモノ申す。 * * * いつから、こんな窮屈な世の中になっちまったんだろう。このごろのニュースを見ていて、つくづくそう思う。ちょっと前は、タレントが週刊誌に不倫スキャンダルをバラされて、テレビから次々と追い出された。そして2019年、不倫スキャンダルに飽きたメディアが飛びついたのが、芸能人の「闇営業」の問題だった。 雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮をはじめとする若手のお笑い芸人たちが、振り込め詐欺をやらかすような半グレ集団の忘年会に呼ばれてさ。それが事務所を通さない仕事だったから「闇営業問題」と呼ばれたわけだ。 それを斡旋したカラテカの入江慎也は吉本興業を追い出されて、他の芸人たちも謹慎処分になった。数万円レベルのギャラしかもらっていなかった芸人はしばらくして復帰したけど、100万円をもらっていたとされる宮迫、50万円の亮はいまだにテレビから姿を消した。 もちろん、不倫も闇営業も世間的には褒められたことじゃない。タレントや芸人たちがそれなりのけじめを求められるのは仕方ないだろう。だけど、こういう騒動に関して気になるのは、どちらかというと「世間の過剰反応」のほうだ。「こんな不道徳なヤツラ、テレビに映しちゃけしからん」というところから始まって、最終的には「コイツラの出演番組のスポンサーが売っている商品は買うな」というところまで一気にエスカレートしてしまう。インターネット、とくにSNSとかいうものを媒介にして、その動きは一気に広がっていく。 するとテレビ局はとたんに縮み上がる。コンプライアンスやスポンサーへの体面を気にして、問題を起こした芸人の登場シーンをムリヤリ編集でカットしたり、出演を自粛させたりということになる。要は世間から袋だたきに遭う前に、「我々はここまでやりました」ってアリバイを作ろうってだけの話でさ。そうやって芸人たちの居場所がドンドンなくなっていく。 体よく芸人たちを締め出しても、テレビはしくじったヤツラを別の形でとことんエサにする。朝から晩までワイドショーや情報番組で取り上げて、訳知り顔のコメンテーターに「けしからん」「反省しろ」と、さも真っ当そうなコメントを言わせるわけだ。人の不幸は蜜の味ということで、格好のネタになる。 2019年はいろんな事件があったけど、結局のところ毎度この繰り返し。失敗したタレントはみんなテレビのネタにされて、視聴率が取れなくなるまでしゃぶり尽くされる。 宮迫あたりは、これまでも『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でソコソコ顔が売れてたはずだけど、オイラたち世代のジジイ・ババアがみんな知ってるかといえば、そこまでじゃなかったはずだ。でも、今回の件でニュースやワイドショーに取り上げられて、一気に「国民的」になっちまった。皮肉だよな。 その結果、「世間を笑わせる存在」だったはずの芸人たちは、「世間に笑われる存在」にまで堕とされてしまう。これは芸人にとって致命的だ。だってそうだろう。涙ながらに「すいませんでした」と世間に頭を下げた人間が、その後に舞台に立ってヘラヘラと笑いを取れるだろうか。世間が、テレビが、ネットが、よってたかって芸人やタレントの「笑い」を殺しにかかっている構図だ。 宮迫の場合、「カネを受け取ってない」とウソをついたことが騒動を大きくさせた。こんな風に、タレントたちの事後処理が甘いことも少なくないけれど、それにしたってこの風潮は異常だよ。※ビートたけし/著『芸人と影』(小学館新書)より  
2019.11.30 16:00
NEWSポストセブン
吉本の大崎会長(時事通信フォト)
吉本問題、官邸との「ベッタリ関係」と上層部が辞めぬ理由
 大崎洋会長(66才)や岡本昭彦社長(52才)は、なぜ辞めないのか──。吉本興業の問題がここまで大炎上すると、今ではそれが最大の疑問になっている。 岡本社長は、あの5時間半の会見で、「なぜ辞めないのか。社長を続けないとできないことは何か」と質問され、答えに窮した。やっと絞り出した言葉は、「みんなに後で聞いときます」だった。 辞められない理由を、なぜはっきり言えないのか。何か言えない事情でもあるのか。実は、そこに潜む「深い闇」こそ、今回の吉本問題の核心なのだ。 岡本社長会見後のことだ。大崎会長は、意外な人物と会っていたのではないかといわれている。安倍政権の最重要閣僚である菅義偉官房長官(70才)だ。当代一の“権力者”が、渦中の人と何を話したのか。「一連の吉本騒動について、極秘のヒアリングをしたようなんです。(菅事務所は会談を否定)菅さんは吉本興業に怒り心頭だそうですよ。“こんな大切な時期に大変なことをしてくれたな”と」(自民党関係者) こんな大切な時期に──その菅氏の恨み節は、たとえば、こんな場面でわかるはずだ。 対米関係を重視する安倍政権にとって、沖縄県の辺野古基地移設は最重要課題である。辺野古湾への強引な埋め立てばかりが注目されるなか、安倍首相が地元の反感の目先を変えるために持ち出したのが、“夢が膨らむような普天間基地跡地の再利用計画”だった。『フライデー』が最初に「闇営業」問題を報じた2週間後の6月20日、「基地跡地の未来に関する懇談会」の初会合が行われた。会合には、渦中の大崎会長が出席し、こうぶち上げたという。「(沖縄を)エンターテイメントやスポーツで世界一の島にする」 前出の自民党関係者が言う。「大崎会長は、安倍総理のブレーンとなって、沖縄の基地移設反対の県民感情を“目くらまし”しようとした。安倍政権の沖縄政策の“先兵”として動いたわけです。吉本は、すでに日本の対米外交にまでかかわるような“国家的存在”になっている。それなのに、反社会的勢力との訣別をするどころか、その企業体質そのものが“ブラック”。それでは、総理や菅官房長官が怒るのも、無理はありませんよ」◆安倍首相「ホンマに本物」でご満悦 吉本問題に関する怒涛の報道のなかで、世間は安倍政権と吉本の「近すぎる距離」に目を向けつつある。「吉本が公共事業などを請け負うことで、間接的にではありますが、驚くほど多額の税金が還流しているんです」(全国紙政治部記者) その代表的な例が、2013年に政府が約586億円を出資して設立した官民ファンドの「クールジャパン機構」だ。 すでに2014年と2018年の2度にわたって、同機構は計22億円を吉本がかかわる事業に出資。今年2月には、同機構と吉本が共同出資する会社が運営する「クールジャパンパーク大阪」が大阪城公園内にオープンした。「さらに今年4月には、吉本とNTTが共同で『遊びと学び』をコンセプトとする教育コンテンツ配信事業を開始すると発表しました。この事業には、クールジャパン機構から最大100億円もの公金が投入されます」(前出・全国紙政治部記者) 吉本興業が国と連携する取り組みは、クールジャパン以外にも数多くある。経産省、内閣府、法務省、外務省、国交省、消費者庁、国際連合とも関係がある(あった)のだ。とにかく、吉本は“大阪商人”らしい商魂を発揮して権力に食い込み、「儲かってまっせ」な状況なのだ。 権力者の“ヨイショ”もお手のものだ。今年4月20日、吉本の大阪の本拠地「なんばグランド花月」で名物・吉本新喜劇に、安倍首相を出演させた。「安倍首相は舞台上で『ホンマに本物』と自己紹介して満面の笑みでしたよ。名目は、6月の大阪で開かれるG20首脳会議での交通規制への協力の要請でしたが、実際には安倍首相への“接待”に近かった。 後日、首相からの“接待返し”とばかりに、6月6日、西川きよし(73才)ら吉本新喜劇のメンバーが公邸に招かれて、安倍首相と会食しました。その日はちょうど、闇営業問題でカラテカの入江慎也(42才)が解雇された日でした」(前出・全国紙政治部記者) 吉本最高幹部らが、ダウンタウン松本人志の元マネジャーで固められ、近い関係であることは多数報じられているが、その松本も安倍首相と親密だ。 安倍首相は2016年5月1日放送の『ワイドナショー』に出演。翌年12月5日には松本に東野幸治、指原莉乃(26才)ら同番組の出演メンバーと都内の焼き肉店で会食した。「吉本の所属芸人は、安倍政権に近い知識人などに批判的な言動をすると、経営幹部から注意されるそうです」(前出・全国紙政治部記者) 今年3月に放送された『AbemaPrime』(AbemaTV)では、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(38才)が安倍批判の発言をストップするよう、藤原寛副社長から“圧力”をかけられていたことを暴露している。 大崎会長や岡本社長が、これだけの騒動になっても辞任できない理由は、その辺りの“政治権力との距離”にあるようだ。「芝居小屋でお笑いをやっていた会社を、総合エンターテイメント企業、笑いの総合商社に成長させたのは、紛れもなく大崎会長や岡本社長の手腕です。その豪腕の背景には、そうした有力政治家との親密な関係や、直接的・間接的に多額の税金が入ってくる国家の事業との関係があります。 まさにワンマン経営で、権力との関係を作ってきたので、大崎会長と岡本社長以外には、そうした事業を継続することができないんです。だから、会長も社長も辞めることができないんでしょう」(吉本関係者)  何よりも、「お笑い」を本業とする会社がここまで政権とベッタリなことに、違和感を持つ人は多い。「本来、お笑いとは権力や権力に固執する人を笑い飛ばすパワーを持つものです。行政や政治と近すぎる吉本は、笑いの原点を忘れたと言われても仕方ありません。この状態では吉本に自浄作用は期待できず、芸人を見ても笑うに笑えないという声をよく耳にします」(前出・吉本関係者) 焦ったのは、安倍官邸だ。沖縄の基地問題でも、クールジャパン機構でも、吉本興業を使ってきた落とし前はどうつけるのか。 ビートたけし(72才)はお笑い芸人を「猿回しの猿」にたとえて、「猿が人に噛みついたら、飼い主が謝るのが道理」と指摘した。たしかに芸人を束ねる会長や社長らも謝るべきだろう。だが、そんな「吉本興業という巨大な猿」を飼ってきた安倍政権も、しらばっくれている場合じゃないはずだ。※女性セブン2019年8月15日号
2019.08.01 07:00
女性セブン
涙を流して謝罪した宮迫とロンブー・亮(時事通信フォト)
宮迫&亮、謹慎期間はどれくらい? さんま舞台なら早期復帰も
 吉本興業内でのお家騒動へと発展した闇営業問題。謹慎処分となった芸人たちの今後も気になるところだ。 今回の騒動において、反社会的組織のパーティーでの闇営業を仲介したカラテカ入江慎也は早い段階で契約解消となり、そのほかの芸人たちは謹慎処分という形となった。 そして、当初闇営業において金銭は受け取っていなかったと虚偽の説明をした雨上がり決死隊・宮迫博之は一旦契約解消となったものの、後に岡本昭彦社長が記者会見で契約解除の撤回を発表。会見で「契約解消の状態」だと認識していると話していたロンドンブーツ1号2号の田村亮については、謹慎処分という形のままとなっている。 つまり現時点では、闇営業に参加した芸人のうち、契約解消となったのは入江のみ。そのほかの芸人たちは「吉本所属のまま謹慎」という状態となっている。 また、宮迫が金塊強盗犯との酒席に同席し、金銭を受領していたとの報道については、宮迫は潔白を主張しているが、吉本側は態度を保留。契約解消の撤回の再検討もありうる状況だ。「宮迫さんと亮さんは、吉本に対して不信感を抱いた状態で、会見を開きました。相当な覚悟の上での決行だったはずであり、仮に吉本側が戻ってきてと頼んだとしても、そう簡単に受け入れないのではないでしょうか」(ベテラン芸能記者) そんななか、吉本興業の大先輩である明石家さんまが、自身の個人事務所で宮迫を預かる意思があることを7月27日放送のラジオ番組『ヤングタウン』(MBS)で表明している。「さんまさんの個人事務所は『オフィス事務所』という名前で、マネジメントをする会社ではなく、主にさんまさんのギャランティーの管理などを行っている会社です。また、さんまさん主演のコント舞台の制作なども行っています。仮に宮迫さんが所属した場合、そういったコント舞台に出演したり、さんまさんの番組などに出演したりする道が考えられます」(前出・ベテラン芸能記者) 一方、亮については、若手時代から慕っている先輩の極楽とんぼ・加藤浩次と行動をともにするのではないかと報じられた。 今回の騒動において加藤は自身がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)で、「大崎会長、岡本社長が退陣しなければ、吉本を辞める」と発言。その後、大崎会長と会談の場を設けたが、話し合いは平行線だったという。エンタメ業界に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏はこう予測する。「今後も加藤さんと吉本との話し合いは続いていくでしょうが、加藤さんの意思も固そう。吉本としても、そう簡単に大崎会長と岡本社長の2人が辞任するとも思えないので、交渉は難航するはず。結論が出るまでの時間、亮さんは吉本所属という状態のまま謹慎を続けることになると思います」 では、宮迫と亮の謹慎期間はどれくらいになるのだろうか。最近の芸能人の謹慎期間について、前出の大塚氏はこう話す。「どんな不祥事を起こしたかによって謹慎期間は異なってくるわけですが、同時にどれだけ世間を騒がせたか、あるいはしっかり謝罪したかどうかということも考慮される傾向にあります。謝罪会見がうまくいったならば、比較的短い謹慎期間で済むケースもありますが、初動の対応がまずかったならば、謹慎が長期化することもあります」 たとえば、不倫騒動の矢口真里やベッキーは、当初の会見でしっかり説明しなかったがために、続報が出てきて矛盾点を指摘されることとなった。その結果、バッシングの対象となり、活動再開までに時間がかかってしまった。「最初に虚偽の説明をした宮迫さんは特に罪が重い。そういう意味では、復帰まで時間がかかるでしょう。ちなみに、矢口さんの場合、約1年半活動休止となっていたので、宮迫さんについてもそれと同じくらいか、それ以上の謹慎もありうると思います。亮さんについては、宮迫さんよりも罪は軽いので、今後の所属が決まれば、比較的早い復帰もあるでしょう」(前出・ベテラン芸能記者) ちなみに、宮迫がさんまの個人事務所に所属した場合は、舞台での復帰が濃厚だとの声もある。「さんまさんは、番組出演の際に“誰々を使ってくれ”という形でキャスティングに口を出すことはほとんどないと言われています。つまり、宮迫さんの復帰のためにテレビ局に働きかけるというようなことは考えにくい。そうなると、さんまさんが宮迫さん復帰の場として用意できるのは、オフィス事務所が主催するコント舞台となる可能性が高い。コント舞台であれば、さんまさんの意向で復帰時期を決めることができるので、早めの復帰も考えられるということです」(お笑い業界関係者) では、もしも加藤浩次が亮とともに独立した場合はどうなるのだろうか。「独立したタレントが旧所属事務所のタレントとの共演しにくくなるということは、以前であればよくあることでした。しかし、ジャニーズ事務所に対して公正取引委員会の調査が入ったということもあり、独立や移籍によって活動に制限されることはNGだという認識が広がっている。つまり、加藤さんや亮さんが吉本を離れたとしても、これまで通り吉本芸人と共演できる可能性も高いと思われます。亮さんについては、半年くらいの謹慎は避けられないとは思いますが、同情の余地もありますし、復帰を果たせば、以前と変わらぬ活動ができると思います」(前出・お笑い業界関係者) そもそも、謹慎なのか、契約解消なのか、処分の内容も確定していない宮迫と亮。復帰に向けて踏むべきステップまだまだ多い。いずれにしろ問題収束には時間がかかりそうだ。
2019.07.29 16:00
NEWSポストセブン
吉本興業からのパワハラ被害を訴えた宮迫博之(時事通信フォト)
宮迫博之、家族は冷ややかな対応 自宅から妻は姿消す
 闇営業問題での謝罪会見が波紋を呼んでいる雨上がり決死隊・宮迫博之(49才)。私生活にも変化があったようだ。 すぐ近くには情緒ある公園、有名私立学校が建ち並ぶ。そこから一歩入った閑静な住宅街の一角、芸能人も多く住む低層マンションの一室が宮迫の自宅だ。家賃は約100万円でゆとりのある間取りを気に入って数年前に引っ越してきた。「6月下旬頃から、奥さんの姿を見なくなったんです。女性問題が報道された時も近所ではにこやかに対応していましたが、今回ばかりは考えるところがあったのか家を出て行ったようです。大学生の息子さんも“話す気がしない”と寄りつかない。世間の目と違い、家族はどうも冷ややかなようです」(宮迫の知人) 吉本興業が揺れる原因となったのは、宮迫とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47才)が7月20日に開いた、闇営業問題に関する謝罪会見だ。宮迫と亮の会見では、・「闇営業に関して、謝礼をもらっていたのにもらっていないと嘘をついていたこと」・「謝罪会見を止められていたこと」・「会見をしたら騒動に関連する芸人を連帯責任で全員クビにするというパワハラ発言を受けたこと」 など、彼らは号泣しながら打ち明けた。これを受けて世論は一変。宮迫批判から吉本批判に転じることとなった。 今や問題の核心は吉本興業VS吉本芸人の構図になっているが、言うまでもなく発端は宮迫がついた嘘。「吉本の体質と宮迫さんの件は、切り離して考えるべき。今、急に宮迫さんが許された感じがするあたり、不思議です」(宮迫をよく知る芸人) 宮迫は、まず5月末、フライデーの直撃取材に対し、ギャラの受け取りを否定。その後、仲介役だったカラテカの入江慎也(42才)にギャラを受け取っていたと説明されたが、「もらっていないことにして」と口裏合わせを指示した。結局、亮から「100万円もらっていた」ことを知らされて吉本に報告した。「吉本から『静観で』と言われたため、宮迫さんは素直に従っていた。それを破って『どうしても会見を開かせてほしい』と会社に強く訴えていたのは亮さんです。今回の会見のキーマンは宮迫さんというより亮さんなのかもしれません」(前出・芸人) そんな宮迫に対して依然、厳しい目を向けている人たちがいる。宮迫の家族だ。宮迫自身、会見で家族について聞かれ、こう答えていた。「(妻に)責任取って、自分のせいなんだから、後輩たちを巻き込んでいるんだから、引退も考えたらとは言われていました。息子はもう大学生なので、正直、しっかり話せていない。事の経緯をちょこちょこ言おうとしたんですが、わかったわかったとサッと離れていくので、彼が今、どのように感じているかというのは、父親としては失格だが計りかねている」 宮迫と妻のA子さんは18才で出会い、交際をスタート。しかし、東京進出を前に別れている。ある日、大阪で暮らすA子さんから「結婚するか、一生会わないかどっち?」と電話があった。宮迫は東京暮らしの寂しさから「別にええけど…」と答え、1998年に結婚に至っている。 こうした経緯もあり、宮迫はA子さんを「鬼嫁」と呼び、笑いのネタにしてきた。しかし、宮迫夫婦を知る人はこう語るのだ。「あれはあくまでもテレビ用の話。“財布の管理が厳しい”なんて言うけれど、本当にそうなら彼の趣味である腕時計に莫大なお金をかけたり、会見でも言っていた100万円近い金額をお財布にいれて“後輩によくおごる”なんてできないでしょう。嫁話は、宮迫さんのネタなんです」 宮迫は不祥事のたび、A子さんの存在をたびたび出してきた。2017年に報じられ、「オフホワイト」の迷言を生んだ不倫疑惑の時もそうだった。「宮迫さんは会見で、奥さんに『信じられないくらい怒られました』『ごもっともですって一生分言いました』と、いかに反省しているかを奥さんを通じてアピールしました。さらに『最終的には家族だから助けるよ』と言ってもらったと涙目で語りました。当の奥さんが許してるのならいいか…と、結果的に世間に印象づけることになった」(スポーツ紙記者) そのA子さんが家を出たことが事実ならば、今回ばかりはがまんならなかったということなのだろうか。「嘘を重ね、後輩や仲間を巻き込んだことに相当なショックを受けていた。宮迫さんには一度被害者意識を捨てて、本当に心から反省してほしいと思う」(別の宮迫の知人) 貧乏芸人時代から宮迫を支え続けた糟糠の妻の目は、真実を見つめているようだ。※女性セブン2019年8月8日号
2019.07.24 16:00
NEWSポストセブン
宮迫博之、闇営業問題で新展開 重大発表へ
宮迫博之、闇営業問題で新展開 重大発表へ
 闇営業問題で謹慎中のお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(49)の進退について、重大な発表がされることがわかった。早ければ7月18日中にも何らかの発表が行われる。 宮迫は、カラテカ・入江慎也(すでに所属事務所の吉本興業から解雇)やガリットチュウの福島善成らとともに詐欺グループが主催するパーティに、事務所を通していない「闇営業」で参加し、ギャラを受け取っていたことが報じられていた。また、そこでは持ち歌である『全てが僕の力になる!』を熱唱した上で、詐欺グループの“会長”と呼ばれた人物の妻に「1回抱きしめてほしい」とリクエストされ、実際に抱きしめていたシーンもあった。 ギャラの額は100万円で、吉本興業は7月13日にホームページで「修正申告及び寄付の実行に関するご報告」として、ギャラを税務申告していなかったため修正申告したこと、「公益社団法人全国被害者支援ネットワーク」に寄付したことなどを発表。また、同社は「現在の吉本興業においては、あらゆる反社会的勢力との関係は一切有しておらず、今後も一切の関わりをもたないことを固く誓約・宣言いたします」とする「決意表明」を発表していた。 闇営業問題をめぐっては、当初、宮迫をはじめタレント本人が「ギャラは受け取っていなかった」などと事実と異なる説明をしていたことが問題視されていた。今回の重大発表では、宮迫本人が一連の問題について何らかの責任を取ることになると見られる。 大物芸人の進退は、同じ問題を抱える他の芸人たちの今後にも影響することは必至。余波は広がりそうだ。
2019.07.18 16:04
NEWSポストセブン
宮迫らに喝、千原ジュニアは「闇営業芸人を軽蔑してる」の評
宮迫らに喝、千原ジュニアは「闇営業芸人を軽蔑してる」の評
 所属する吉本興業を通さず詐欺グループ主催のパーティーに出席し、「金銭は受け取っていない」と虚偽の説明をした芸人が謹慎処分となった問題。仲介役として吉本から契約解除となったカラテカの入江慎也(42才)のほか、参加芸人のなかでは先輩格であった雨上がり決死隊の宮迫博之(49才)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47才)が特にやり玉に挙げられている。 芸人仲間からは擁護する声もあったが、辛辣な意見が際立ったのは千原兄弟の千原ジュニア(45才)だ。 ジュニアは6月25日放送の『ビビット』(TBS系)で宮迫と亮に対し、「先輩である2人がまず矢面に立って、質疑応答込みの会見を開くべきだった」「先輩としていかがなものか」とピシャリ。 宮迫の謝罪文にあった《間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております》との表現のうち「間接的ではありますが」についても、「そんな言葉はいらない。『本当に申し訳ございませんでした』だけでいい」と斬って捨てた。 これにはネットで「よくぞ言った」「まっとうだ」との賛辞がある一方、業界からは驚きの声があがった。「吉本は先輩後輩の仲間意識が強く、バラエティー番組では『チームワーク』で笑いを取ることも多い。それなのに宮迫さんの1年後輩のジュニアさんが先輩を批判したことに、業界では驚く人が多かった」(芸能関係者) ジュニアを知る放送作家は「芸風の違い」を指摘する。「雨上がり決死隊はナインティナインやFUJIWARA、宮川大輔さん(46才)らと『吉本印天然素材』というユニットで東京進出し、歌や踊りでアイドル的な人気を誇りました。一方の千原兄弟はケンドーコバヤシさん(47才)らと大阪の心斎橋筋2丁目劇場で地道にネタを披露して人気を得た。大阪をスルーして東京で人気者になった宮迫さんらに対し、ジュニアさんは違和感がある。 彼は10代ですでに大阪では売れっ子芸人になっていて闇営業をする必要がなかった。警戒心も強く、会社を通さない仕事は受けない主義なんです。単純に闇営業に手を染める芸人を軽蔑している」 プライベートを共にすることもほとんどないという。「共に芸歴は30年ほどですが、プライベートで一緒に飲んだのは去年がほぼ初めてだったとか。その時、宮迫さんはジュニアさんの前で、ひたすら自慢話をしていたようです。ジュニアさんは、呆気に取られて、“笑いの質が全然違う”と痛感していました」 (放送作家) 皮肉なことに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)は宮迫が降板し、ジュニアが代役と報じられた。「正式決定ではありません。ジュニアさん以外で代役に浮上したのは山里亮太さん(42才)と千鳥のノブさん(39才)。彼らは宮迫さんらのグループとは距離があり、テレビ局にとって致命傷となる闇営業をしていないと思われる人たちです。今後、吉本芸人をブッキングする際は、どの芸人とつながっているかの“身体検査”を徹底的に行うことになります」(テレビ局関係者) そこにはお笑い芸人たちの笑えない人間関係があった。※女性セブン2019年7月18日号
2019.07.05 16:00
女性セブン
闇営業問題 さんま、鶴瓶、松本…先輩の複雑な反応と号泣
闇営業問題 さんま、鶴瓶、松本…先輩の複雑な反応と号泣
 発覚から約1か月、いまだ「闇営業」が沈静化しない。2014年12月末に、所属事務所を通さず詐欺グループ主催のパーティーに出席したうえ、「金銭は受け取っていない」と虚偽の説明をした芸人が謹慎処分となったこの問題。テレビ番組やCMなどの違約金は5億円といわれ、多くの芸人が所属する吉本興業は大打撃を受けている。 そんな中、大物芸人たちが重い口を開き始めた。ダウンタウンの松本人志(55才)は6月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、事態打開のため吉本に働きかけたが奏功しなかったとして、「これ以上やったらおれ、邪魔者になる」と複雑な心境を明かした。 一方で擁護の声をあげたのは明石家さんま(64才)。6月29日にオンエアされたMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で、問題のパーティーをブッキングして吉本から契約解除されたカラテカの入江慎也(42才)について、さんまは「入江に頼まれていたら、おれは絶対に(闇営業に)行ってた」と発言した。 入江は2015年に人脈を生かしたコンサルタント会社を設立し、イベントや派遣業などで商才を発揮して2018年に年商1億円を突破。入江は芸人だけでなくJリーガーやプロ野球選手、IT社長など人脈が豊富で“友達5000人”といわれるほど幅広い交友関係を持つ。入江の人脈にさんまも世話になっていたという。「入江さんは芸人としての給料は40万円程度ですが、“副業収入が月350万円ある”と豪語していました。多くの芸人が“本業がおろそかになる”と入江さんを批判する中、さんまさんは評価していたんです。パーカやスニーカーなどレアグッズを入江さん経由で入手していて、“入江に言えば欲しいものは手に入る”と、さんまさんをはじめ大御所芸人も彼のことを買っていた」(芸能関係者)◆擁護する芸人は他にも…… 実はラジオでの発言に先立ち、さんまは入江の擁護に動いていた。きっかけを作ったのは今田耕司(53才)だ。 今田は入江と頻繁に飲みに行く仲で、2013年には入江主催のファッションイベントに雨上がり決死隊の宮迫博之(49才)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47才)という、今問題の2人と一緒にゲスト出演したほど。 6月15日に放送された『特盛!よしもと』(読売テレビ系)で今田は、「ぼくはまだ(入江と)知り合いのままやから。何かあったら相談受けるし」と入江をかばう発言をした。「同時期に『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の収録に参加した今田さんは、さんまさんに入江さんの処遇について『兄さん、なんとかなりませんか?』と楽屋で相談していたんです。さんまさんも入江さんの世話になっていたので、吉本の幹部に相談したとか。でも、会社の判断は覆りませんでした」(テレビ局関係者) 吉本以外からも“闇営業芸人”をフォローする声は聞こえている。今回、やり玉に挙がっている宮迫と亮の2人に対しては、こんな芸人からのリアクションがあった。 宮迫と20年来のつきあいというホリプロ所属のスピードワゴン・小沢一敬(45才)は、イベントで質問が飛ぶと「シンプルに悲しいし、寂しい」と肩を落とした。小沢は常々、宮迫に対して「いちばん信頼できる先輩。20年ずっと甘えさせてもらっている」と明かしていた。 意外な大物芸人で落ち込んだのは笑福亭鶴瓶(67才)。「鶴瓶さんは松竹芸能の所属ですが、テレビや舞台を通じて吉本芸人とつながりが強く、なかでも高校生の頃から大の鶴瓶ファンだった亮さんをかわいがっていました。今回の騒動で亮さんから電話で『もう芸能界にいられないかも』と報告を受け、ショックのあまり号泣したそうです」(芸能事務所関係者) 関係が近いゆえか、コメントが炎上したケースもある。ツイッターで《お笑い芸人として復帰が出来る環境をマスコミ各位、世間の皆さんが温かく迎えてもらえる時代である事を願います!》とつぶやいた陣内智則(45才)は、「今復帰の話は時期尚早」とフォロワーから反感を買った。情報番組で「いちばん悪いのは詐欺集団」と涙ながらに訴えたたむらけんじ(46才)には、「身内に甘い」などの批判が飛び交っている。※女性セブン2019年7月18日号
2019.07.04 16:00
女性セブン
吉本芸人が参加した振り込め詐欺グループの忘年会
「闇営業」問題 芸能界VSネット界みたいな対立図式はおかしい
 釈明、謝罪に続いて擁護、批判、論評の類も渦巻いている。「闇営業」問題の本質はどこにあるのか。コラムニストのオバタカズユキ氏が指摘する。 * * * バレバレなのにウソをつく人がいる。誰がどう考えたって、そいつがやっていないはずがないのに、「決してやっていません」と平気で言ってのけちゃう人間。実際にバレたらバレたで、「すみません」「申し訳ございません」と一転平謝りの態度を見せつつ、「ただ、信じてください。この件の背後にこんな問題があるとは知らなかったんです。そこだけは本当なんです」と必死に言い訳を追加してくる人間。 ウソをつかれた側からすれば、「知らなかったんです」と今さら言われても、その言葉を信じる気にはなれないのだ。総合的に見て、たしかに「背景にこんな問題があるとは知らなかった」のかもしれないが、この件はなにか怪しいな、くらいは察していただろ、と追及したくなる。あるいは、知らなかったで済むと思うな、知ろうとしなかった罪があんたにはあるんだよ、という責め方もありな気がしてくる。 なぜならバレバレのウソをペロッとついたのは、おこした問題についても、ウソをついた先の世間一般についても、当人が軽んじていたからだ。要は、はなからナメていたということで、そういう態度をとるやつは基本的に信用ならないし、擁護したいとも思えない。 カラテカの入江慎也が仲介役になって、雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ 1号2号の田村亮ほか多くの芸人たちが、振り込め詐欺グループの宴会で営業活動をしていた件に関して、まず感じるのは以上のようなことだ。 吉本興業などの事務所を通さない「闇営業」をしたことを問題とする向きもあるが、それは所属組織と所属員の契約問題なので、外の者としてはどうでもいい。 どこまで本当かわからないが、吉本興業はギャランティーの9割を持っていき、芸人に渡るのは1割にすぎないとも言われている。だから、そんなに売れていない芸人にとっての「闇営業」はとても大事で、そこを全否定するのには抵抗がある、というような擁護の発言をする芸能関係者もいる。 しかし、このたびの騒動で何が問題なのかといえば、芸人たちが振り込め詐欺グループという反社会的組織の中でも極めてたちの悪い連中から仕事で金をもらっていたということ、そしてその事実がありながら当初は「もらっていません」とみんながみんなウソをついていたことだ。闇営業だか裏営業だかはどうでもいいのである。そこに関して、世間の人々のほとんどは怒っていない。 一通りの「ウソ」が明らかになった後の6月25日、元芸人の越前屋俵太が以下をツイートしていた。〈今回の吉本芸人の闇営業問題。個人的な本音を言わせてもらう。高校の先輩であり、昔、随分とお世話になった島田紳助さんが、反社会勢力と付き合っていた事の責任を取って、潔く芸能界を辞めたことが、何の教訓にもなっていない。腹立たしさを通り越して、同じ世界にいたものとして悲しくて仕方がない〉 筆者も同様の感想を持った。島田紳助が「潔く」芸能界を辞めたという表現にはやや違和感を覚えるが(潔く、というよりも、唐突にいったい何が起きたっていうの?という謎感のほうが強かった)、彼が暴力団関係者との「黒い交際」を認め、芸能界を引退したのは2011年の夏のことだ。で、今回の騒動の「闇営業」が行われたのは、2014年の冬。あれだけ大きな騒ぎとなった紳助引退から、3年半しか経っていない。たしかに何の教訓にもなっていない。 6月24日には、芸人の陣内智則も以下のツイートをしていた。〈もちろん己の身から出た錆。影響力のある立場として反省を。賛否はあると思いますが吉本の決断は厳しく正しいものだと思います!ただ、十分に反省した上でいつか謹慎が解けた際には、お笑い芸人として復帰が出来る環境をマスコミ各位、世間の皆さんが温かく迎えてもらえる時代である事を願います!〉 ん?「吉本の決断は厳しく正しいもの」? 仲介役の入江慎也は吉本興業との契約解除、事実上の解雇となったので、そう言える。が、他の面々について吉本は、したというだけだ。「当面の間」がいつまでかわからない、あいまいな謹慎処分。世間の空気を読みながら、落ち着いたころに復帰させようという腹なのだろうが、それを「厳しく正しい」と評価するのはちょっとズレていないか。 そして、〈十分に反省した上でいつか謹慎が解けた際には、お笑い芸人として復帰が出来る環境をマスコミ各位、世間の皆さんが温かく迎えてもらえる時代である事を願います!〉という言葉。 似たようなことを言う芸人や芸能関係者は少なくないのだけれども、「十分に反省した」かどうかは世間一般にはわからないし、「温かく迎えてもらえる時代」って何のことだ? いや、今回の騒動の裏キーワードに、この「時代」という言葉があるとも思うのだ。ワイドショーをハシゴしていろいろ見ても、「今の時代だから、しっかり反省しないといけないんですよ」といった発言がかなり目立った。いつの時代でも公的な立場にある人間が反社会的勢力といい仲になることはダメだと思うのだが、どういう意味合いでこの言い方をするのか。 端的に言って、SNSなどが発達、問題があるとすぐに炎上し、燃やされたほうに実害が出るような時代、を意味しているのだと思う。裏社会と芸能社会に連続性があり、それはそれとして黙認されていた古き良き時代とは違う時代、という意味もあるだろうが、それよりも芸能関係者は「ネットの反応」を非常に気にしている。まるで被害者のように。 だったら、あとで容易にバレるようなウソをペロッとつくな、と言いたくなるが、そもそも芸能界VSネット界みたいな対立図式がおかしい。例をあげるまでもなく、SNSを駆使し知名度をあげている芸能人は山ほどいるし、ブログなりユーチューブなりを使ってバカにならない収益を挙げている芸能人も少なくない。なのに、何を今さら、対立図式を意識して、「今の時代だから」とネット時代のせいみたいな含みのある言い方をするのか。そりゃ、炎上となれば、大量の罵詈雑言や誹謗中傷がネット上に飛び交うだろうが、その発信者らがノイジーマイノリティーであることはもはや常識のはず。おかしな攻撃はスルーしていればいいのであり、わざわざ敵視する感覚はズレている。 しばしば社会問題などに関する発言もし、そうそうその通りと個人的に同感することの多いカンニング竹山も、6月25日に投稿した以下のツイートはいかがなものか。〈反社会的勢力から出版社がもしスキャンダル等々の写真やデータを買っていたとしたらまずそこが一番の問題だと思う。反社会的勢力と一緒になってビジネスをし繋がっている会社と言う事になる。もし買っていたとすれば誰から幾らでどんなルートで買ったのかを世間に説明する必要があるのでは?〉 これはつまり、今回の騒動の発端となった記事の制作者である『フライデー』ほかの雑誌を批判しているわけだが、どうしちゃったのだろう、竹山氏。 それが政治家の汚職問題であれ、芸能人のスキャンダルであれ、あらゆる報道にはネタ元がある。そして、多くの場合、そのネタ元は匿名であり、媒体側は匿名性の保持を固く約束することでネタの詳細を得る。ネタによっては金銭のやり取りが発生する場合もあるが、匿名性の保持の観点から〈誰から幾らでどんなルートで買ったのかを世間に説明する〉ことなど、できるはずがない。そんなことをしたら、報道活動自体が成り立たない。 犯罪でもないのに、人の裏話を反社会的勢力と取引して得て商売をしている雑誌のほうも偉そうなこと言えないんじゃないの?という感覚ならわかる。芸能人のスキャンダルなどを暴くのに大義はほとんどない。ゲスの好奇心を刺激して商売をしたいという欲があるだけだ。ゆえに、そうした雑誌が正義を躊躇なく語ってはいけない。それはそうなのだが、そこさえ外さなければ、報道は自由であるべきで、その自由を支えるためのネタ元の匿名性の保持は肯定されて然るべきなのだ。 話が少し散らかってしまったが、宮迫博之以下の面々が「もらっていません」と、まるで口裏を合わせたようについた軽々しいウソ。そこには「つい保身で……」などの言い訳では納得できない、 ナメた態度がある。このたびの騒動で一番問題なのはそこであり、そこをどれだけ自覚、反省できるのかが、当該芸人たちの頑張りどころなのだと思う。
2019.06.30 16:00
NEWSポストセブン
吉本芸人が参加した振り込め詐欺グループの忘年会
闇営業問題 千原ジュニアが宮迫に「真っ当批判」した理由
 多くの人気芸人が“無期限謹慎”となった闇営業問題。芸人それぞれの謝罪とともに賛否を巻き起こしているのが、同じ事務所の芸人たちの反応だ。 6月24日、関西ローカルの情報番組『ミント!』(MBS)に出演したたむらけんじは、「批判されることを覚悟で言うけれども」と前置きし、「一番悪いのは詐欺集団。SNSも含めて、そっちへの批判よりもミスした、犯罪も犯してない人たちへの批判のほうが多いというのは、世の中いま、どないなってんねんと思う」と発言。ツイッターでは、謹慎させられた芸人らを「かばうのか」と批判が巻き起こった。その翌日には、陣内智則がツイッターで「十分に反省した上でいつか謹慎が解けた際には、お笑い芸人として復帰が出来る環境をマスコミ各位、世間の皆さんが温かく迎えてもらえる時代である事を願います!」と投稿すると「今復帰の話をするのはおかしい」「陣内さんにはガッカリ」といった批判コメントが殺到した。 そんな中で、千原兄弟の千原ジュニアによる雨上がり決死隊・宮迫博之らへのコメントが「真っ当だ」として話題となった。 6月25日、ジュニアはレギュラー出演中の『ビビット』(TBS系、ジュニアは火曜日のみ出演)で、闇営業問題が取り上げられた際、宮迫の謝罪文にあった「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」という一文に辛辣な苦言を呈したのだ。特に「間接的ではありますが」の部分については「そんな言葉はいらない。本当に申し訳ございませんでした、だけでいい」とバッサリ。さらに、宮迫とロンドンブーツ1号2号の田村亮に対しては「(カラテカ・入江慎也の)先輩であるふたりがまず矢面に立って、質疑応答込みの会見を開くべきだった」「先輩としていかがなものか」と批判を展開したのだ。 吉本芸人は先輩後輩や同期など芸人仲間のつながりが強いことで知られるが、なぜジュニアは特に辛辣なコメントを放ったのか。 今回の問題にはいくつか批判されている点があるが、大きく分けて「闇営業そのもの」と、反社会的勢力からの金銭授受という2点がある。その両方にジュニアは他の芸人以上にアレルギー反応を持っているという。ジュニアをよく知る放送作家が語る。「ジュニアさんは15才で兄とコンビを結成し、10代のうちに売れっ子になっていました。早くから収入が安定していたので、闇営業などする必要がなかったわけです。お笑いに対してストイックで、飲みの席でウインナーに爪楊枝を刺して、『これに面白いタイトルを付けよう』と大喜利を始めたり。お笑いにストイックだからこそ、よく言えば警戒心が強く、悪く言えばビビリなので、会社を通さずにギャラをもらうなんてことはしないタイプなんです。だから、闇営業にかかわった芸人たちを本気で軽蔑してるんです」 もう一つの理由が、「笑いの違い」だという。そもそも雨上がり決死隊は千原兄弟の1年先輩にあたる。同時期に大阪でしのぎを削った間柄だが、ジュニアとはお笑いの方向性で相容れない部分もあった。「雨上がりは若手時代、FUJIWARAや宮川大輔さんらと『吉本印天然素材』というユニットを組んでいて、早くに東京進出。若い女性たちからアイドル的人気を得ていました。一方、千原兄弟はその頃、心斎橋筋2丁目劇場の看板芸人として、ジャリズム、ケンドーコバヤシさんらと大阪の舞台に立ち続けていた。ジュニアさんは宮迫さん率いる『天然素材』の芸人たちとは『笑いのジャンルが違う』と常に言っています。根底にあるのは『東京進出はまず大阪で実績を作ってから』という思いです。それに宮迫さんたちは体を張って笑いを取るやり方なので“体育会系”で、自分たちは大喜利やトークライブで真面目な笑いを目指すから“文化系”と称しています。宮迫さんとはプライベートで飲みにいくこともほとんどありません」(前出・放送作家) それゆえに芸人仲間の馴れ合いになることがなかったのかもしれない。
2019.06.28 16:00
NEWSポストセブン
吉本芸人が参加した振り込め詐欺グループの忘年会
宮迫博之の息子、「宮迫」の姓を捨て実力で芸人目指す男気
 闇営業問題で謹慎処分となった雨上がり決死隊の宮迫博之(49才)だが、その息子がお笑いの世界に足を踏み入れていたことがわかった。 現在、とあるお笑いコンビでツッコミを担当するのが、宮迫の息子である陸くん(18才)だ。中学2年生の時には友人とお笑いコンビを結成。めきめきと頭角を現し、高校生の時には知られた存在に。高校生の全国漫才大会にも出場し、トップクラスの人気を集めた。高校3年生の時には150人収容のホールを満席にした“実績”もある。 今年4月、大学に進学するとお笑いサークルに所属。今では月に3~5本のペースでお笑いライブに出場し、腕を磨いているという。 だが、宮迫は息子の活躍を不安に思っていたようだ。宮迫は過去のインタビューで、陸くんが「芸人になりたい」と口にした際に、「二世芸人で成功しているケースは少ない。正直いって勧めない」と語っている。「宮迫さんは下積みが長く苦労人です。後輩のナインティナインが先に東京で売れたという屈辱も味わい、やっとの思いで東京進出を果たしたものの仕事がなく、大きな挫折を味わった。芸人として成功するのがどれだけ大変かを知っているからこそ、息子には芸人を目指してほしくないという気持ちだったんでしょう」(芸能関係者) 宮迫はバラエティー番組でもたびたび息子のエピソードを披露するなど、子煩悩でも知られてきた。陸くんが幼い頃から彼のために毎朝弁当を作り、それは彼が高校を卒業するまで続いたという。「2012年に胃がんを患った時も、胃がんのことを報道で知られる前に、“少しでもショックを和らげよう”と、当時小学6年生だった陸くんに、病気を打ち明けたそうです。泣かれることを覚悟していたそうですが、陸くんから返ってきたのは“大丈夫。パパは絶対に大丈夫。すごい人やから大丈夫”という言葉だった。宮迫さんは号泣して“この子をひとりにはさせへん。絶対に治さなあかん”と決意したそうです」(宮迫の知人) そんな父親の思いを知ったうえで、本気でお笑い芸人の道を踏み出した長男。「彼は芸人を目指すと決めた時から宮迫姓を捨てた。親の名前を借りずに、純粋に自分たちコンビの実力で評価されたいからです。それで母親の旧姓を芸名にしたんです。最近は舞台に立つ時はもちろん、日常生活でも芸名で通していることが多い。男気があるタイプですよ」(陸くんの知人) ユーチューブにアップされている漫才動画も話題で、着実に芸人の道を歩んでいることがうかがえる。「初めてコンビを組んだ相方と今もコンビを続けています。ちなみに好きなお笑い芸人はバナナマンと言っていますが、本当はお父さんなんでしょうね。お父さんのコネを使わず自分の実力で勝負したいと名前をひた隠しにしていましたが、今回の事件で、もし宮迫の息子とバレたら相方に迷惑をかけてしまうと不安を打ち明けていました。これからが大切な時。正直、陸のお父さんといえども彼の将来を邪魔することはしてほしくないです」(前出・陸くんの知人) 確かに宮迫は今、激しすぎる逆風に晒されている。「宮迫さんは今後の芸能生活の岐路に立たされています。謹慎が明けた後、仕事面でさまざまな制限が生まれるでしょう。番組のスポンサーによっては、彼にNGを出すケースがあるかもしれない。すぐに今まで通りというわけにはいかない」(テレビ局関係者) 陸くんが人気芸人になり、宮迫の息子であることを明かす時はいつ来るか。※女性セブン2019年7月11日号
2019.06.28 07:00
女性セブン
宮迫博之の息子が芸人になっていた 「将来有望」の評価
宮迫博之の息子が芸人になっていた 「将来有望」の評価
 詐欺グループが主催するパーティーでの「闇営業」問題により謹慎処分となった、雨上がり決死隊・宮迫博之(49才)。そんな彼の長男が、お笑い芸人として歩み始めていることがわかった――。「今日はこの車で行こうか」「すっごーい、ベビーカー!」「そんなわけねぇダロ! オマエ!」。 軽快なツッコミに客席は揺れる。6月中旬の週末、東京郊外にある小さなカフェバーの舞台で、若手お笑いコンビがライブを行っていた。30~50人ほどの客席はしっかり埋まっている。「彼らは大学のお笑いサークルに所属していて、高校時代からマニアの間で名の知れたコンビです。勢いがありますし、今はいろいろな舞台で修業中ですが、メジャーデビューも近いと思います。ただ、ツッコミの彼の父親が有名芸人ということもあって扱いが難しいところはある。本人は親の七光りは嫌だとひた隠しにしているんですが、風貌も似ているんですよ。公にしたらもっとウケると思うんですが(笑い)」(芸能事務所関係者) その日、小気味よくツッコミを入れていたのは、とあるお笑いコンビの陸くん(18才)だ。彼こそ宮迫の実の息子である。 6月24日、吉本興業は宮迫やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47才)、レイザーラモンHG(43才)ら、「闇営業」にかかわった芸人11人を「当面の間、活動を停止し、謹慎処分とする」ことを発表した。 彼らは2014年12月末、所属事務所を通さずに都内のホテルで開かれたパーティーに出席。それが、後に逮捕される詐欺グループ主催のものだったことが報じられ、大問題になった。 なかでも宮迫が自身のヒット曲を熱唱して会場を盛り上げ、司会を務める『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に詐欺グループの主犯格とその妻を「招待します」とまで話していたことが動画と共に報じられると、世間の風当たりは一気に強まった。 仲介役でパーティーの司会を務めたカラテカの入江慎也(42才)は契約解除になったが、宮迫らほかの参加者は「反社会的勢力とは知らなかった」「金銭は受け取っていない」などと釈明し、厳重注意にとどまっていた。しかしその後、吉本興業の聞き取り調査により、金銭の授受を本人たちが認めたことから処分が下された。「事務所は“当面の間”と表現していますが、事実上の無期限謹慎です。予定されていたイベントなどはすべてキャンセルになるし、レギュラー番組の降板も検討されるでしょう。特に冠番組を持つ宮迫さんはダメージが大きい。多額の損害賠償が発生するのは間違いありません」(芸能関係者) 所属事務所、芸人本人にとっても大きな代償を払う結果となった。そして、こんな声も。「今回の件で宮迫さんが何よりも気にしているのは陸くんのことですよ…」(宮迫の知人) 宮迫は1998年に結婚、2001年に、長男の陸くんが誕生した。2011年には映画『リアル・スティール』のテレビCMの吹き替えで父子共演を果たしている。「親子の絆をテーマにした映画で、陸くんと主人公の息子が同い年だったことから、宮迫さん親子にオファーがあった。その時彼は10才。宮迫さんは悩みながらも仕事を受けたそうですが、ちょうどその頃から『お父さんと同じ世界に入りたい』と芸能界に興味を持ち始めたそうです」(別の芸能関係者) 中学2年生の時には友人とお笑いコンビを結成。めきめきと頭角を現し、高校生の時には知られた存在に。高校生の全国漫才大会にも出場し、トップクラスの人気を集めた。高校3年生の時には150人収容のホールを満席にした“実績”もある。 今年4月、大学に進学するとお笑いサークルに所属。今では月に3~5本のペースでお笑いライブに出場し、腕を磨いているという。「3月のライブを見ましたが、このキャリアで王道の漫才と凝った設定のコントを披露していたのには驚かされました。将来、有望だと思います」(芸能事務所スタッフ)※女性セブン2019年7月11日号
2019.06.26 16:00
女性セブン
吉本芸人が参加した振り込め詐欺グループの忘年会
反社勢力とゴルフコンペしたプロ「刺青専用の風呂場あった」
 カラテカ・入江慎也や雨上がり決死隊・宮迫博之らお笑い芸人の「闇営業」騒動で、芸能界と反社会的勢力との接点がクローズアップされているが、闇営業の存在は、アスリートの世界にもある。「プロゴルファーはトーナメントで食えるのは200人程度で、その10数倍のプロゴルファーがレッスンなどで食べているため、高額の謝礼を受け取り、暴力団関係者にレッスンをするプロもいる」(ゴルフツアー関係者) プロゴルファーの元には、暴力団のフロント企業や関連会社からコンペのゲスト参加依頼が来ることも珍しくなく、50万円など高額ギャラを受け取り積極的に参加するプロもいるという。 ゴルフ場は「反社会的勢力お断わり」を打ち出しているが、それは表向きのことだとの指摘がある。あるシニアプロが語る。「厳密に守っているのは名門ゴルフ場ぐらい。集客に困っている地方のゴルフ場では、黙認するどころか、そもそもフロント企業が買収してオーナーになっていることもある。僕があるフロント企業のコンペに参加した時は、ゴルフ場の会員ロッカーに山口組の最高幹部の名刺が刺さっていた。刺青を入れたプレーヤー専用の風呂場までありました」 フロント企業が、客の少ない平日や休業日にゴルフ場を借り切って、コンペを主催することもある。「地方のドン的なプロゴルファーがヤクザから提供されたカネを使って、女子プロを4~5人集めるケースも多い。そしてラウンド後のパーティーでは女子プロにホステス役をさせる。それでも賞金を最低20万円くらい出せば、女子プロからの不平は出ません」(ある中堅プロゴルファー) 昨年の女子プロは賞金ランク100位で420万円。132位より下は100万円以下。遠征費用などは自腹のため、トップ勢以外は出場するたびに赤字が増えるような生活を送っている。 副業として“同伴ゴルフ”を行なっているという女子プロがいう。「同伴者3人が2万円ずつ、計6万円ということが多いかな。そこにチョコレート(賭け)で上積みをしていくんです。プロゴルファーとして生きていくためには、きれいごとなんて言っていられない」※週刊ポスト2019年6月28日号
2019.06.22 07:00
週刊ポスト

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