10月31日、イベントに参加していた小栗旬
芸能人など著名人には立っているだけで目を惹きつけると言われる人たちがいる。そこだけ光っているように見えるとか、オーラが違うという形容をされることが多い。最近では、東京・港区を訪れた「赤西軍団」が放っていたと報じられている。臨床心理士の岡村美奈さんが、オーラをめぐる科学的な検証について紹介する。
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10月31日、東京都港区のビルの地下にある会員制バーから、周囲にオーラを放つ男たちが次々に姿を現した。出てきたのはシンガーソングライターで俳優の赤西仁(41歳)、俳優・小栗旬(42歳)、俳優・山田孝之(42歳)。店の出入り口から、スタイルも顔も抜群のイケメンがぞろぞろ出てきたら、さぞかしオーラがすごかったことだろう。
彼らは界隈では「赤西軍団」と称される同世代の仲の良い芸能人らが集まったグループのメンバーだ。一時期は六本木などでの派手な遊びっぷりが話題になった軍団には、他に歌手で俳優の錦戸亮、俳優の山下智久や城田優などがいるという。この日はフジテレビの動画配信サービス・FODで有料配信された番組のイベントだったと、NEWSポストセブンが『深夜の港区に”とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外が「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が終結》』とのタイトルの記事でその夜の出来事を報じた。
番組が開催したのはハロウィンイベントで、出演者も観客も全員がコスプレで参加。盛り上がったイベントを後にした関係者らは、打ち上げのため港区内の会員制バーに移動。打ち上げ終了後の深夜、店の出入り口に次々と現れたメンバーたちは、顔を隠す素振りもなくオーラを放っていたという。それぞれが強い個性を持つ彼らだけに、深夜の路上で一団となっていた時のオーラはさらに強烈だったことだろう。
売れっ子アイドルや有名芸能人、一流アスリートやカリスマ経営者らには、人を惹きつける「オーラ」があるといわれる。一般人とは何かが違うと感じさせるそれは、目が離せなくなるような独特の存在感、人目を引く輝きなどといわれてきたもので、人や動物などから放出されるエネルギー体だという説もある。ある研究によると、人間には「チャクラ」とよばれる7つのエネルギーの出入り口に対応する7層の「ヒューマンオーラ」があるそうで、「気の場」ともいわれるこのエネルギーの場は身体の周囲約107cmに広がっているという。
