かたせ梨乃一覧

【かたせ梨乃】に関するニュースを集めたページです。

週刊ポスト 2020年3月20日号目次
週刊ポスト 2020年3月20日号目次
週刊ポスト 2020年3月20日号目次「マスクは要らない」は本当か? 新型コロナの「嘘」全検証・コロナ検査官が監修「感染予防Q&A」マニュアル・反骨研究者vs御用学者テレビをハシゴする“感染症のプロ”を採点する・「コロナ特需」に沸く会社・「コロナ収束相場」の上昇銘柄8特集◆東京五輪「1年延期」ならあの選手はどうなる?◆スポーツ・コンサートイベントが「中止・無観客」で「あのカネはどうしてくれる!」◆その「難聴」は死につながっている【医療現場からの警告「聞こえにくい」は大病のサインだ】◆懐かしの「卒業ソング」仰げば尊し我が青春時代◆竹下景子・かたせ梨乃・高島礼子・黒木瞳・鈴木京香・吉高由里子・門脇麦……ネットテレビで観られるあの有名女優の裸身◆盗塁もヘデイングもダメ!? 意外と知らない少年スポーツ「禁止事項」◆ランちゃんが1人で歌う『春一番』往年のファンは嬉しい? それとも複雑?◆〈失敗した人に学ぶ「定年後の備え」第2弾〉死んだ時の手続き編「予約したお墓に入れなかった…」◆胃カメラ、大腸カメラ、CT、MRI……「上手い医者」×「ヘタな医者」こうやって見分ける!ワイド◆「99歳女性社主」の大往生で朝日新聞「株式11%」の行方◆ヤクザとマスク◆いきなり!ステーキ◆人妻パート女子アナ◆バイト中ひき逃げ 天理教幹部グラビア◆体が喜ぶ「最強の睡眠術」◆愛人にしたいグラドル総選挙2020◆都内有名私立大学ミスキャンパスグランプリ 結城るみなの衝撃撮◆美食名店の一日 第3回 匠 進吾◆V2Hのススメ◆新連載 二度と撮れないニッポンの絶景◆椿原愛 ユニフォームはTバック◆青山めぐ ネイキッド・ラブ◆密着 リリー・フランキー◆インタビュー 和田毅連載・コラム◆呉智英「ネットのバカ 現実のバカ」【小説】◆平岡陽明「道をたずねる」【コラム】◆二題噺リレーエッセイ 作家たちのAtoZ◆須藤靖貴「万事塞翁が競馬」 ◆広瀬和生「落語の目利き」◆堀井六郎「昭和歌謡といつまでも」◆秋本鉄次「パツキン命」◆戌井昭人「なにか落ちてる」◆春日太一「役者は言葉でできている」◆大竹聡「酒でも呑むか」◆綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」◆大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」◆高田文夫「笑刊ポスト」【ノンフィクション】◆井沢元彦「逆説の日本史」◆河崎秋子「羊飼い終了記念日」【コミック】◆やく・みつる「マナ板紳士録」◆とみさわ千夏「ラッキーな瞬間」【情報・娯楽】◆のむみち「週刊名画座かんぺ」◆恋愛カウンセラー・マキの貞操ファイル◆ポスト・ブック・レビュー◆医心伝身◆ポストパズル◆プレゼント◆法律相談◆ビートたけし「21世紀毒談」
2020.03.09 07:00
週刊ポスト
左から元木昌彦氏、鈴木紀夫氏、石川次郎氏
宮沢りえの伝説写真集「Santa Fe」 極秘撮影の舞台裏
 昭和の女優ヌードや平成で開花したヘアヌードまで、戦後の出版文化の賑わいの中にはヌードがあった。外国の通信社から買った外国人女性のヌードから始まり、1970年代に平凡パンチが“自前のヌード”という分野を開拓。それが大きく花開いたのが1980年代だ。時代ごとのヌードを第一線で見てきた石川次郎、鈴木紀夫、元木昌彦の3氏が、当時の熱気を振り返る。元木:1980年代になると次々とヌード写真集が出てきますね。原田美枝子、大谷直子、高田美和、五月みどり、風吹ジュン、関根恵子、浅野ゆう子、小柳ルミ子、秋吉久美子、坂口良子、かたせ梨乃、名取裕子……。鈴木:私もその時代、1988(昭和63)年に初めてヌード写真集を手掛けました。コリアンエロスものです。韓国のフォトエージェンシーから「韓国のタレント、女優、モデルのヌードを撮っているカメラマンがいる」と聞いたんですが、当時の韓国はヌードに対する規制が厳しくて向こうでは出せないという。ならば、とこっちで出しました。モデルの了解も取っていないんですが(笑い)。大使館あたりから抗議が来ると困るから、タイトルは過激なものはやめて、中の文章も格調の高いものにしましたね。石川:『韓国美女・夢幻』ですか。サブタイトルに「恨と忍のエロティシズム」とありますね。(中を見て)色っぽいじゃないですか。売れたでしょう。鈴木:ええ、おかげさまで。石川:麻田奈美がいい例ですけど、ヌード写真集は雑誌のグラビアの副産物として定着しました。そのうち撮り下ろしで独自に出版されるようになり、逆に写真集のプロモーションとして雑誌のグラビアが使われるようになりました。元木:その傾向は1990年代に入ってヘアヌード写真集がブームになるとより顕著になりましたね。ヘアと言えば、1980年代でも写真集の中にはチラッとぐらいヘアが写っていたものもありましたよ。でも、週刊現代や週刊ポストのような一般の雑誌に載せるのは無理でした。桜田門(警視庁)に呼び出され、下手すると回収させられかねませんから。石川:その頃僕は平凡パンチを離れ、1980年代のヌード写真集ブームを横目で見ていたんですが、編集長だったBRUTUSでヌード特集をやったら何ができるのかと思い、あえてヘアが写った写真も載せました(1985年9月15日号の「裸の絶対温度」)。 カメラマンもモデルもヘアなんか気にせず撮っていたのを知っていましたから、そういう写真を提供してもらったんです。中には男性器がはっきり写っている写真もありましたよ。ただし、ヘアを出すための、よく言えば「切り口」、有り体に言えば「言い訳」が必要だと思い、「アート」を掲げた。発売の翌日、警視庁に呼び出され、始末書を書かされましたけれどね。元木:女優やタレントのヌード写真集で初めてヘアが写っていたとされるのが篠山(紀信)さんが撮った1991年の樋口可南子『water fruit』で、同じ年に出た宮沢りえ『Santa Fe』が最終的に155万部という大ベストセラーになりました。鈴木:実は『Santa Fe』には非常に苦い思い出がありまして。当時、私はFLASHの編集長で、篠山さんが表紙の写真を撮っていました。そこで、あるとき宮沢りえさんが1週間休みを取れるというので、篠山さんのチームとFLASHのチームで彼女をハワイに連れて行き、表紙やグラビアの写真を撮ったんです。 そして帰国して4日後だったか、朝日新聞に『Santa Fe』の全面広告が出たんです。何かの間違いじゃないかと思うくらい驚きましたよ。篠山さんのチームも、りえさんもりえママも口が硬くて、1週間一緒にいたのにおくびにもださない。おかげでスクープのチャンスを逃した私は社内で立場がありませんでした。石川:宮沢りえがきっかけになって、次々と有名女優がヘアヌード写真集を出す時代に突入していきましたね。【プロフィール】◆いしかわ・じろう/1941年生まれ。1966年平凡出版(現マガジンハウス)入社。POPEYE、BRUTUS、Tarzan、GULLIVER、平凡パンチ各誌編集長を歴任。1993年に退職し編集プロダクション「JI inc.」を設立。1994~2002年、テレビ朝日系『トゥナイト2』の司会を務めた。◆すずき・のりお/1940年生まれ。1962年光文社入社。女性自身を経て、週刊宝石、FLASH創刊に携わり、1988年からFLASH編集長、1996年から週刊宝石編集長。女性自身の発行人も務めた。2004年に光文社常務を退任。◆もとき・まさひこ/1945年生まれ。1970年講談社入社。1990年からFRIDAY編集長、1992年から週刊現代編集長、1999年からWeb現代編集長。2006年退職し、その後オーマイニュース日本版編集長&社長を務めた。●取材・構成/鈴木洋史 撮影/榎本壯三※週刊ポスト2019年12月20・27日号
2019.12.20 16:00
週刊ポスト
噺家役で登場する立川志らく(右)とケアセンター職員役の林家たま平(中央)。第42~45作と48作に出演した後藤久美子(左)は今作で23年ぶりに女優復帰した(C)松竹株式会社
立川志らくが厳選 『男はつらいよ』寅さんの人情名セリフ
“私生まれも育ちも葛飾柴又です 帝釈天で産湯を使い 姓は車 名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します”――。日本中を笑いと涙に包んだ、国民的映画シリーズの最新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が2019年12月27日から全国で公開される。第1作の公開から50周年、50作目となる記念すべき“寅さんイヤー”がやってくる。「寅さんがスクリーンに帰ってくるなんて想像すらしていなかったです。やっぱり寅さんのいない世の中はつまらない! 帰ってきてくれて少し楽しくなりました」と話すのは最新作にも出演し、全49作を3回ずつ一気に観るほど寅さん愛に溢れ、“寅さん博士”の異名を持つ落語家の立川志らく(56才)だ。「日本人の“正解”がこの作品には詰まっています。1作目から50年という時間の経過を全く感じさせない楽しい映画です」(志らく)。 そこで、寅さんシリーズの中から、その温かい人柄がにじみ出ている人情あふれるセリフ&名場面ベスト5を志らくに選んでもらった。◆第1位「それを言っちゃおしまいよ」 『男はつらいよ』(第1作、1960年) 父親との喧嘩で16才の時に家を飛び出した寅さんが、20年ぶりに柴又に帰郷。旅先で御前様の娘・冬子(光本幸子)と再会し恋に落ちた寅さんが、冬子と一緒にくるまやに顔を出す場面。「寅さんと言えばこのセリフ。さまざまな場面で使われていて、欧米人のWHY?が通用しないすごさがある」(志らく)◆第2位「手前さしずめインテリだな」 『続 男はつらいよ』(第2作、1969年) 中学時代の恩師とその娘に再会し酒を酌み交わすが、胃けいれんを起こし入院。退屈な入院生活から、山崎努演じる若い医者と言い争いに。「高学歴の医者と口論になった時のセリフ。理屈ばっかり言いやがってという思い半分、寅さんはそんなインテリのことも尊敬し応援してあげるのです」(志らく)◆第3位「ほら、見な、あんな雲になりてえんだよ」 『男はつらいよ 柴又慕情』(第9作、1972年) 金沢へ旅に出た寅さんはそこで出会ったOL3人組と北陸観光することに。そのなかの1人、歌子(吉永小百合)に心惹かれる。「歌子に失恋し旅に出る寅さんがさくらに言うこのセリフに、寅さんの人生哲学が詰まっている。寅さんが消えた現代でも、雲になって日本を見ているはず」(志らく)◆第4位「俺はね、風には逆らわないようにしているんだよ。風に当たると疲れちゃうから」 『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』(第47作、1994年) 甥っ子の満男(吉岡秀隆)は浅草の靴メーカーに就職。寅さんは琵琶湖で撮影旅行をする人妻の典子(かたせ梨乃)と知り合う。寅さんと満男のはかない大人の恋物語が繰り広げられる。「けがをしたかたせ梨乃さんとの宿屋でのセリフ。談志の名言『人生成り行き』と同じ言葉。疲れちゃうからというあたりが照れ隠しのようでたまらない」(志らく)◆第5位「酔っ払ってつくったんだもの、俺のこと。真面目にやってもらいたかったよ」 『男はつらいよ』(第1作、1969年) さくらに見合い話が持ち上がり、兄の寅さんが付き添う。酔っ払った寅さんが見合いを台無しにし、そのことでおいちゃんと大喧嘩になってしまう。「父の不貞でできた自分を、『真面目につくってくれなかった』と見合いの場で愚痴を言う。くだらなさと正義がごっちゃになっているのがすごい」(志らく) *映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』新たに撮影された今を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんが物語を紡ぐ最新作。2019年12月27日(金)全国ロードショー。監督/山田洋次『男はつらいよ 復刻“寅んく” 4Kデジタル修復版ブルーレイ全巻ボックス(51枚組)』初のブルーレイ化でお家に寅さんがやってくる! 2019年12月25日(水)リリース、19万円。発売・販売元:松竹※女性セブン2020年1月1日号
2019.12.15 07:00
女性セブン
宇垣美里で最高視聴率、『太川蛭子の旅バラ』が生きる道
宇垣美里で最高視聴率、『太川蛭子の旅バラ』が生きる道
 10月30日、『太川蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)は、マドンナに宇垣美里を迎えてローカル路線バスを乗り継ぐ『バス旅2019』を放送。4月開始の同番組で最高視聴率の8.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)を記録した。6月13日の同企画では2.9%まで落ち込んでいた数字が、なぜ劇的な回復を見せたのか。 芸能研究家で、『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)で『NHK紅白歌合戦』や『教師びんびん物語』などの視聴率分析もしている岡野誠氏がその背景を考察する。 * * * 高視聴率のヒントは、蛭子能収のポロッと発した一言に隠れていた──。 2年前に終了した不定期の人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』をリニューアルし、今年4月から『太川蛭子の旅バラ』がレギュラー化された。当初『ローカル鉄道寄り道旅』などを放送したものの視聴率が上がらず、5月に『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を再スタートさせた。 それでも、数字は芳しくならない。復活第1弾である5月16日は、日程が3泊4日から1泊2日に変更され、マドンナは1日目かたせ梨乃、2日目中川翔子という交代制になった。第2弾の6月6日、13日も日程は1泊2日のままで、マドンナは鈴木奈々1人だったが、途中からゲストとして中村雅俊が登場した。それでも、視聴率は5.2%、3.8%、2.9%と落ち込んでいった。どうしてか。『バス旅』の良さは“緊張感”にあった。年齢も考え方も異なる3人が1つのゴールを目指して3泊4日も旅をすれば、必ずや衝突が起こり、予想だにしないハプニングにも見舞われる。 だが、1日で人が代わったり、途中でゲストが入ったりすれば、緊張感が緩和されてしまい、平穏なまま終わってしまう。これらの方式は、往年の『バス旅』の持ち味を消してしまっていた。 7月25日の放送からは従来通り、太川・蛭子コンビと女性ゲスト(通称・マドンナ)の3人だけの旅に戻した。すると、6.3%とこの時点での『旅バラ』で最も良い視聴率が出た。 8月29日の放送では、乃木坂46の元メンバーである生駒里奈をマドンナに迎え、2泊3日で札幌から路線バスを乗り継ぎ、ゴールの網走を目指した。 1日目、バスの車中で「乃木坂46はAKB48の公式ライバルとして立ち上がった」などと生駒が話している流れで、太川が蛭子に「どう思う?」と振った。蛭子:別にそんなにどうも思わないけど、喧嘩するシーンはいっぱい見たいです。太川:見たい? 人が揉めることが好きなの?蛭子:好き。それはもう、好きでしょうよ。人が揉めて、自分に関係ないのが1番いいじゃないですか。太川:自分に降り掛かってくると嫌だけど、人が揉めてるのは好きなんだ。蛭子:揉めてるのは好きですよ、そりゃもう。太川:昔、平和主義だって言ってなかったっけ? これは、偽らざる人間の真理ではないか。 2日目の午前中、昼に何を食べるかという話題になった。北海道に本社を置くコンビニ『セイコーマート』の弁当を推す生駒に対し、太川はラーメンを食べようと提案。一度は生駒の意思を尊重しようとしたが、「セイコーマートがあれば」という言葉に「両方チャンスがあったら、どっちを取るか」と決断を迫る。圧力を感じたのか、生駒は「う~ん……その時考えますけど、ラーメンですかね」と回答。 会話は太川の咳払いのような溜息で途切れる。「何、この空気? 大丈夫なの!?」というナレーションが入るほど、険悪な雰囲気が漂った。 いざ旭川駅前に到着して昼食を取ろうとすると、バスの案内所で勧められたラーメン屋が満員で入れない。生駒は笑顔で、太川は仕方なく、蛭子は表情を変えずにセイコーマートに向かう。その途中、太川が蕎麦屋を見つける。2人を呼び止め、「蕎麦と(コンビニの)弁当だったらどっちがいい?」と聞いた。 蛭子は明確な回答を避け、「早い方でいいです」と委ねる。生駒が「弁当で」というと、蛭子も「じゃあ俺も弁当」と乗った。太川は渋々と「30分あったら蕎麦屋行けんじゃん」「なんという2人だ。食べ物にこだわりがなさ過ぎるんじゃねえの」と呟きながら、再びセイコーマートへ歩いていった。 これには、ネット上で太川の態度が大人げないという声も出ていた。しかし、逆に言えば、視聴者が思わず感情を発したくなるほど画面に引き付けられたことの裏返しである。このハラハラ感こそ、『バス旅』に求められているのではないか。 紆余曲折ありながら3人は時間内にゴールの網走に到着。太川は「こんな爺さんとオジさんに付き合ってなあ。一番疲れてるんだから」と生駒を労い、ハッピーエンドを迎えた。 結果的に、この日の視聴率は7.9%(18時55分から21時14分までの時間帯)と『旅バラ』の過去最高を更新。同じ亥年で、72歳の蛭子、60歳の太川、24歳の生駒という世代の離れた3人の組み合わせが、番組に久しくなかった緊張感を生み出したのではないか(※年齢は今年終了時点で計算)。◆かつて傍若無人だった蛭子がけしかける側に 生駒里奈の回にヒントを得たのか、10月30日放送では太川や蛭子と年齢が離れ、価値観や意見が合うか未知数の宇垣美里をマドンナに呼んだ。1泊2日で静岡・三保の松原から山梨・清里を目指した。新聞のテレビ欄に〈マドンナ宇垣暴走 太川とまさかのバトル 雰囲気ヤバ…蛭子爆笑〉と書かれ、期待も高まった。 普段、バスの乗り継ぎはリーダーの太川が決め、蛭子とマドンナはそれに沿って行動していくが、宇垣は地図を凝視して自らもルートを探っていく。これまでにない積極的なタイプだった。 2日目、富士宮駅から甲府駅に向かう際、バス1本で済む河口湖方面から大回りして安全に進むか、精進湖の近くで途中下車して直線で乗り継げるルートを探すかの2択になった。 早く進める可能性のある後者を選択したい太川に対し、宇垣は穏やかながらも反対の意思を表明。バス案内所付近では、「行けんのかな? う~ん、どうだろうなあ」などオンエアされただけで5度も不安な気持ちを口にしていた。 結局、太川は乗車したバスの運転手に確認した上で、「精進」で下車する道を選んだ。しかし、迎車タクシー40分待ちになった上に、その後バス停に着いても3時間待ちという多大なタイムロスが生まれる。しかも、バスは「甲府駅行き」ではなく「南甲府駅行き」しかない。太川が「そんな目で責めないでね、僕を」と言うほど、宇垣の立腹する様子が伝わってきた。 余った時間を使い、『上九の湯』で温泉に浸かると、太川が「美里ちゃん、相当カリカリきてるね」とボヤく。すると、蛭子が「女の人の言うこと聞いといた方がいいよ。だいたいね、喧嘩にはならんし」となだめるシーンもあった。 ようやく到着した甲府駅のバス案内所では、太川以上に、宇垣が地図を見ながら積極的にスタッフに質問を繰り返していく。 太川もイライラが溜まっていたのだろう。2人の話を把握しきれず、スタッフに「丘ってことは今、歩く話ですか? どこを歩く?」と尋ねた時のことだった。宇垣が「歩くとすると、おそらくですけど、この辺かな」と説明しようとすると、太川が「君ちょっと待て」「君は待ちなさい」と静止。画面から緊張感が漂った。このシーンこそ、予定調和のない『バス旅』の真骨頂だ。 甲府駅から韮崎駅行きのバスに乗ると、最後列の窓側に座った蛭子は隣の宇垣に「席替わる?」と提案。「前方に座る太川の拡げる地図が見えにくそうだから」と理由を述べた。優しい……と思いきや、蛭子は穏やかな口調でこう言った。「(太川と)対決した方がいい。とにかく(自分と席を)替わった方が面白くなりそうやから。意見が違うから」 以前は「旅館には泊まりたくない」と言い出すなど傍若無人ぶりを見せていた蛭子だが、最近はけしかける側に回って存在感を示している。 こうして、『旅バラ』史上最高の8.1%を獲得。特に衝突のなかった7月25日、10月9日の『バス旅』が6.3%だったことを考えれば、視聴者にとって“人が揉めて自分に関係ない”状態が生まれるかどうかは、数字に大きく関係しているのだ。言い換えれば、テレビ番組は人気タレントの“足し算”ではなく、組み合わせの妙から生まれる“掛け算”が視聴率に繋がるのだろう。 惜しむらくは、1泊2日という日程である。かつて、太川陽介から『魔の3日目』という言葉が生まれたように、3日目には何かが起こりやすい。バスの乗り継ぎが上手くいかないこともあれば、3人の間でバトルが勃発することもある。もし今回、3泊4日の旅だったら、太川と宇垣の対決はあの程度では収まらなかったはずだ。そうすれば、視聴率2ケタに乗る可能性もあったのではないか。 3人のような売れっ子を何日も拘束できないという事情もわかる。不定期特番ではなく、レギュラー化した影響もあるだろう。それでも、せめて2泊3日、ハラハラ感を演出するマドンナと旅すれば、さまざまなドラマが起こる。 出演者はネットで言動が批判されようとも、気にする必要など全くない。それは数字が証明している。太川や蛭子、マドンナは臆することなく、これからも思いのままに行動してほしい。■文/岡野誠:ライター・芸能研究家。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)が話題に。田原俊彦を通して“人気とは何か”を社会学的に分析。関係者への取材や膨大な文献、視聴率を用いて1980年代以降のテレビ史も丹念に考察もしている。
2019.11.07 16:00
NEWSポストセブン
『友近の大好きサスペンス~芸人たちとのミステリーパーティー~』 9/16(月)22:00~23:00、BSスカパー!にて放送 (C)スカパー!・AXNミステリー・CS日テレ
帝王!女王!大御所作家! ミステリーが止まらない2時間サスペンス
 仕事から帰ったら、まずテレビのスイッチをオン。週末は自宅でドラマを観ながらのんびり過ごす──そんなテレビ好きの大人にとって見逃せないのが、この秋、スカパー!で放送されるサスペンスドラマ特集だ。船越英一郎、片平なぎさといった“サスペンスの帝王&女王”の作品から、あの“警部シリーズ”まで、選りすぐりの番組が一挙放送される。 ここでは、この秋に放送される番組から要チェックの13本を紹介しよう。◆サスペンスの魅力を凝縮!『友近の大好きサスペンス~芸人たちとのミステリーパーティー~』(BSスカパー!) 長年、多くの人に愛されてきたサスペンスやミステリードラマの魅力をたっぷり伝える特別番組。番組の舞台となるのは、『サスペンスドラマにでてきそうな洋館』。洋館の女主人からサスペンス好きの芸人に招待状が届いた! という設定で始まるバラエティ番組。 女主人・友近より招かれた芸人たち(バッファロー吾郎A、向井慧(パンサー)ら)が、そこで実際の2時間ドラマの映像を交えながら「好きなシーン」「撮影秘話」「豆知識」などを語りあう。往年のサスペンスファンはもちろん、最近興味を持ち始めた人も“サスペンスの虜”になること間違いなしだ。 出演者は友近、バッファロー吾郎A、パンサーの向井慧、ものまねタレントのむらせ、元SKE48の磯原杏華、2時間ドラマの専門家である大野茂氏。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック サスペンス俳優と言えば、まず思い浮かぶのは船越英一郎だろう。1980年代からさまざまな2時間ドラマに出演し「サスペンスの帝王」の異名も取る船越が出演する名作も数多くラインナップされている。◆「帝王」の出世作!『小京都ミステリー』(AXNミステリー)“サスペンスの帝王”と“サスペンスの女王”が共演した貴重な作品。ライターの柏木尚子(片平なぎさ)とカメラマンの山本克也(船越英一郎)が、取材で訪れた全国の“小京都”で事件に巻き込まれ、取材という名目で捜査に奔走するシリーズだ。9月22日16:00から第1話~第5話を放送し、以降、毎週日曜16:00から5話ずつ連続放送。全30話放送される。◆船越英一郎が火災調査官に扮した人気シリーズ『火災調査官・紅蓮次郎』第8作「家を間違えて放火した女! 突然発火した庭の土?」(ホームドラマチャンネル) 船越英一郎演じる火災調査官・紅蓮次郎が身の回りで起こる事件を解決する大人気シリーズの第8弾。ある放火事件をきっかけに、父親として、火災調査官として苦悩する紅の姿を描く。消防署の火災調査官として働く紅蓮次郎(船越)は高校生の息子・俊介と二人暮らし。ある夜、旅行会社のオーナー・恩田の家から出火、焼け跡から妻の加奈の死体が発見される。調査の結果、灯油を使った放火の可能性が浮上。そんな中、紅は野次馬の中に挙動不審の女・永谷みちる(遠野なぎこ)を見つけ後を追う──。◆内藤剛志とのコンビ共演にも注目『外科医 鳩村周五郎』(フジテレビTWO) 医師としての地位も名誉も未来も捨て、弱者を救うために巨悪の陰謀と戦い抜いた天才外科医・鳩村周五郎(船越)。妻の死の真相を突き止め、ひとときの安らぎを手にしたのもつかの間、今、また新たな試練が彼の前に立ちはだかろうとしていた──。 出演するのは船越英一郎、星野真里、内田朝陽、松澤一之、井坂俊哉、弓削智久、小倉一郎、田窪一世、小松悠太、風澤拓実、坂口良子、内藤剛志らの面々だ。9月は、第8作~第11作が放送される。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック さらに、この秋は火曜サスペンス劇場から土曜ワイド劇場までですっかりお馴染みとなっている「サスペンスの女王」こと片平なぎさが活躍する作品も登場。次の2つはその片平なぎさが出演する注目作だ。◆スイーツ大好きコンビが真相に迫る!『あんみつ検事の捜査ファイル 女検事の涙は乾く』(ファミリー劇場)“あんみつ検事”こと風巻やよいが難事件に立ち向かう人気シリーズ。演じるのはサスペンスの女王・片平なぎさ。第1作は京都・宇治の歴史ロマンと美しい風景を舞台に京都地検宇治支部の検事・風巻やよいと、京都府警捜査一課の警部補・石橋大輔(石塚英彦)の“あんみつ大好きコンビ”が活躍。 やよいの元恋人が何者かによって殺害され、その事件の担当検事にやよいが任命される。法廷ではやよいのライバル弁護士・青山まどかと対峙。そんな中、差出人不明の脅迫状とあわせて、奇妙なものがやよいの元へ届く。しかし、それは狂おしき事件の序章に過ぎなかった──。◆長年続く人気シリーズ『赤い霊柩車』(チャンネルNECO) 片平なぎさ主演で4半世紀以上続いている人気作品と言えばこれ。山村美紗の小説を原作に、片平なぎさ演じる葬儀社の女社長が難事件を解決していく『赤い霊柩車』シリーズだ。女社長と遠距離恋愛中の恋人・黒沢春彦(3作目より神田正輝が演じる)のタッグが難事件を次々と解決していく。この9月は第1作から第5作までを放送する。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック この秋のスカパー!では、松本清張をはじめとした大御所作家の小説をドラマ化した作品も多く楽しめる。◆推理小説の名作がドラマに『松本清張特別企画「証明」』(TBSチャンネル2) 日本を代表する推理小説家・松本清張の同名小説を、大石静の脚本でドラマ化した作品。激しく悲しい“夫婦愛”を軸に、女性心理の深淵をサスペンスタッチで鋭く描いている。 物書きとして将来を見据えるも芽が出ずに全く売れない小説家・高木信夫を演じるのは主演の風間杜夫。夫の信夫を支え、雑誌記者として働く妻・久美子を原田美枝子が好演する。その他、内藤剛志、峰岸徹、辰巳琢郎、高畑淳子、秋本奈緒美、螢雪次朗など清張ドラマにぴったりの演技派俳優が顔を揃える。◆推理小説の名作、山村美紗原作のキャサリンシリーズ『名探偵キャサリン』第4作「清少納言殺人事件」(日本映画専門チャンネル) 山村美紗原作のサスペンスシリーズが「おとなの2時間サスペンス」特集として放送される。「清少納言殺人事件」では、女性カメラマンとして活躍する希麻倫子(通称キャサリン)が連続殺人と百人一首の謎に挑む──。 出演するのは、かたせ梨乃、関口知宏、西岡徳馬、洞口依子、堤大二郎、清水紘治、渡辺典子、山村紅葉らだ。◆ミステリーの女王、夏樹静子の名作!『警部補 佃次郎』(チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた) 火曜サスペンスで放送されていた人気シリーズ。同作ではたたき上げの警部補・佃次郎(西郷輝彦)が殺人事件の真相に迫っていく。9月21日には第1作~第4作、9月28日には第5作~第8作が一挙放送される。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック 日本全国さまざまな場所で起こる難事件に、直接出向いて犯人に迫る主人公「十津川警部」を生み出したのが、作家・西村京太郎だ。そんな西村京太郎作品の世界を楽しめるドラマを紹介しよう。◆渡瀬恒彦が演じる十津川警部を楽しめる『西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ』「南紀白浜殺人ルート」(TBSチャンネル1) 渡瀬恒彦主演の西村京太郎サスペンス「十津川警部」シリーズ、第25弾は、東京・下町の小さな工場の経営者が殺されたことから物語が始まる。経営者は大掛かりな詐欺事件の被害者でもあり、独自に事件を調べているうち、核心に近づきすぎ殺害されたらしい。警察は詐欺事件の首謀者に注目して捜査を進めるが、関係者にはアリバイがあり、犯人は分からない。 だが、しばらくして事件が動いた。関係者の1人が殺されたのだ。十津川は事件の起こった南紀白浜へ飛ぶ。美しい南紀白浜を舞台に、人々の愛憎が交差する……。鉄道を駆使した犯人のトリックを解明できるのか?◆愛川欽也が演じる刑事に注目『西村京太郎トラベルミステリー』第23作「陸中海岸殺人ルート」(テレ朝チャンネル2) 警視庁捜査一課の十津川警部は帰宅途中に女が猫を轢逃げするところを目撃する。たまたまその女がテレビに出演しており、それが猫好きで有名なデザイナーのひろ子であることを知る──。出演するのは愛川欽也、二宮さよ子、森本レオ、山村紅葉ら。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック この秋のスカパー!では、他にも話題作が目白押しだ。その中でもぜひチェックしておきたい作品を紹介しよう。◆賀来千香子が弁護士を演じる『ヤメ検の女2』(テレ朝チャンネル1) 葵あかね(賀来千香子)は検察を辞めて弁護士に転身した“ヤメ検”。無茶な案件を持ち込んではユニットを組もうという堺虎之助(泉谷しげる)につきまとわれてはいたものの、離婚訴訟や遺産相続などの案件に、市井の弁護士として精力的に励んでいた。 そんなある日、あかねは週刊誌記者・斉藤雅紀(斎藤陽一郎)の首つり現場に遭遇する。死因判定のミスや初動捜査の遅れを詫びもせず、捜査の士気も一向に上がらない警察を不審に思ったあかねは、唯一、協力的な三井大介警部(金山一彦)から、事件の真相究明に圧力がかかっていることを聞き、怒る。自らの手で真実を明らかにしようと雅紀の取材対象を調査し始める──。◆阿刀田高が原作!『観覧車は見ていた』(東映チャンネル) 阿刀田高原作のサスペンス作品。陶芸家の山本久枝(市毛良枝)は遊園地の観覧車が見える多摩川べりの街に住んでいる。夫を早く亡くし、広大な敷地に建つ屋敷に義父の信平と住んでいたが、信平が2か月前に失踪、今は一人で暮らしている。 ある日、久枝は散歩の途中に崎村兵吾(丹波哲郎)という初老の男と知り合う。その頃、佐久という男が信平を殺したのは久枝と脅し、夜中勝手に敷地内をうろつくが、崎村に見咎められる。崎村は元刑事で独自に信平の行方を追うが……。 市毛良枝、丹波哲郎のほか、田島令子、あき竹城、勝部寅之、宮内洋、星正人、谷川みゆき、村田正雄らが出演。 今回のサスペンス特集は、多くのチャンネルから放送される。見たいチャンネルだけ選んでもいいが、お得に観るには、スカパー!のプラン「セレクト10(基本料390円/月+視聴料2600円/月+税)」や「セレクト5(基本料390円/月+視聴料1833円/月+税)」に加入する方法もある。全部で48あるチャンネルから、それぞれ10チャンネルあるいは5チャンネル選ぶことができ、選んだチャンネルは毎月無料で変更可能。見たい番組に合わせて、コスパ良く楽しめるシステムだ。料金の支払いは加入翌月からとなっているから、加入初月は無料で見ることができる。 スカパー!で「サスペンスの秋」を満喫してはいかがだろうか。(パソコン)お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック(スマホ) お得な「セレクト10」「セレクト5」はこちらをチェック
2019.09.04 16:00
NEWSポストセブン
『相棒』に復帰説の成宮寛貴、ラーメン屋店主から支援
『相棒』に復帰説の成宮寛貴、ラーメン屋店主から支援
 視聴率15%超えの好調が続く『相棒 season17』(テレビ朝日系)。相棒シリーズは水谷豊(66才)演じる杉下右京の相棒が交代し“新陳代謝”を図ってきたことが人気の理由でもある。そんな番組で、今はある人物の“復帰計画”が進行中なのだという。「2016年12月に突然、芸能界を引退してしまった成宮寛貴さん(36才)です。10月17日放送の『相棒』第1話、25日の第2話と、立て続けに成宮さん演じる甲斐亨こと“カイト”の回想シーンが放送されたのは、その“伏線”だと囁かれています」(テレビ関係者) 成宮が『相棒』に出演したのはシーズン11~13(2012~2015年)のこと。3代目の“相棒”人気は高く、放送後、ネット上では「嬉しすぎる」「最高」と、歓喜の書き込みが相次ぎ、“カイト人気”の高さを改めて証明してみせた。「そもそも成宮さんの引退のきっかけは写真誌に掲載された薬物使用疑惑の記事でした。けれど、結局は警察の捜査を受けたわけでも逮捕されたわけでもない。本人が知られたくない“セクシュアリティーの部分”まで取り沙汰されたことに嫌気がさして辞めてしまっただけで、復帰には問題はないという人も多い」(芸能関係者) 芸能人の中にも成宮の復帰を望む人は少なくないという。「特に共演していた水谷さんは成宮さんの復帰を熱望しているそうです。また、成宮さんを芸能界に引き入れ、面倒を見てきた“育ての親”のかたせ梨乃(61才)さんも、成宮さんの復帰に向けて手を貸すつもりだと聞いています」(前出・芸能関係者) 引退後の成宮は日本を離れ、消息不明の状態だった。しかし、昨年からインスタグラムを再開し、ブログで活動の報告を開始している。実は、そんな活動には、成宮を支えるもう1人の「相棒」の存在があるという。「成宮さんはオランダの大都市で暮らしています。しかし、雑居ビルの一室でひっそりと生活する毎日。そんな彼を支えているのが、近くに住む日本人ラーメン店店主だそうです。お腹をすかせた成宮さんにラーメンをふるまうなど、生活のサポートをしていたそうです」(別の芸能関係者) 彼が演じたカイトはシーズンの最終回で罪を犯して逮捕されるという結末で、「後味が悪い」とファンからの批判もあった。成宮が『相棒』に復帰して、「カイトは無実だった」という新展開はあるのか──。※女性セブン2018年12月20日号
2018.12.08 16:00
女性セブン
昭和の女優写真集座談会 80年代の女優はなぜ脱いだのか
昭和の女優写真集座談会 80年代の女優はなぜ脱いだのか
 1991年に樋口可南子の写真集『water fruit』(篠山紀信撮影)の発売でヘアヌードが事実上解禁され、熱狂的なブームを巻き起こした。しかし、日本のヌード写真集の歴史はその20年以上前から始まっていた。有名女優はなぜヌードになったのか。芸能や出版、アートの分野に精通する小澤忠恭、亀和田武、伴田良輔の3氏が、「昭和のヌード写真集」を180分語り尽くした。亀和田:こうして1990年代のヘアヌード解禁前の、昭和のヌード写真集をずらりと並べると、メジャーな映画やテレビドラマに出ていたお茶の間で馴染みの女優さんが、実にたくさんいることにあらためて驚きますね。 当時、“えっ、この人まで脱いだの!?”と驚いたのは、まず関根恵子。15歳でデビューした頃、ほんとに綺麗な子でね。最初の主演映画でスケスケのネグリジェになったりしてましたけど、写真集でなんでここまで脱ぐ必要があるのかと思いました。森下愛子もそうですね。小澤:清純なイメージでしたからね。亀和田:僕が一緒にテレビ番組に出ていた子が17歳でヌードになったときも驚いた。川上麻衣子です。高田美和、畑中葉子、奈美悦子あたりは脱いだのを知っても驚きませんが。伴田:僕にとって衝撃だったのは手塚さとみ(理美)です。大好きだったので。小澤:デビューのときから篠山(紀信)さん、沢渡(朔)さんに可愛がられていたから、脱ぐことに問題なかったんじゃないですか(笑い)。亀和田:秋吉久美子にもちょっとびっくりした。この風吹ジュンにも驚いたけど、撮ったのは(ソフトフォーカスによる綺麗なヌードで有名な)デビッド・ハミルトンか。だとしたら、ちゃんと自分のイメージを考えていたのかな。浅野ゆう子も綺麗に撮ってもらってる。伴田:当時、僕は海外の写真集にハマっていたので、日本のヌード写真集はリアルタイムでは見ていないものが多いんですが、それだけに新鮮で、この吉沢京子なんか今初めて見てドキドキしますよ。同い年の憧れの同級生が脱いでいたことを知ってドキドキするみたいな。小澤:彼女は『ドラえもん』に出てくるしずかちゃんみたいなイメージだったからね。亀和田:しずかちゃんを脱がせた大人はひどい(笑い)。伴田:早乙女愛もいい。亀和田:かたせ梨乃は今見ても凄い。おっぱいの形が迫力あるし、体が何とも言えずエロい。小澤:彼女は逸材でしょう。伴田:奔放な感じがほとばしっていますね。原田美枝子のは勝新太郎さんが撮っているんだ。亀和田:勝さんのアート性も凄いんですよ、これ。伴田:ほんとだ、映画のような写真だね、全部。◆小悪魔女優として断トツの加賀まりこ小澤:こうして見ると、やっぱり錚々たるメンバーだな。こりゃ、昔のヌード写真集をたくさん揃えたバーをやったら中高年男性に流行りそうだ(笑い)。伴田:今気づいたけど、五月みどりなんか僕よりずっと年上のお姉さんという感じだったけど、写真集を出した当時は42歳か。今の僕よりずっと若いのにびっくりで、当時と今の自分が行き来するような、倒錯した気分になりますね。小澤:熟女ヌードのハシリですよね、五月みどりは。伴田:このラインアップの中で加賀まりこは別格ですね。亀和田:ほんとに可愛くて、小悪魔女優としては断トツ。今でも彼女の映画の代表作『乾いた花』や『月曜日のユカ』のポスターが貼ってあるカフェやバーがあって、パリの一角かと錯覚させる雰囲気が漂ってきますから。伴田:加賀まりこのは、写真だけじゃなく、デザイン、アートディレクションなど本の作り自体が素晴らしい。他の写真集がほとんど1980年代に出たのに対し、これは1971年ですか。あの頃のカルチャーが色濃く反映されていますね。その前の年に出た鰐淵晴子のも同じようにアート性が高いですね。亀和田:1980年代、多くの女優たちはなぜ脱いだのでしょうか。小澤:僕よりひと回りぐらい上の世代は、カメラマンにしろ編集者にしろ、世間や権力に対して反逆的であることに生きがいを感じる人が多かったんです。だから、飲むと「てやんでえ、馬鹿野郎」と気勢を上げる。 そういう場に一緒にいた女優さんたちも「てやんでえ、馬鹿野郎」風に吹かれていたんですよ。男と別れたとか、金に困っていたとか、個人的な事情もあったかもしれないけど、当時の女優さんが脱ぐ理由としては反骨精神も大きかったですね。亀和田:芸術か猥褻かが争われた「日活ロマンポルノ裁判」で反権力の象徴になった女優さんもいましたね。この中の人で言うと、(非商業的な作品を作り続けた独立系映画会社)ATGの映画にも出ていた大谷直子なんか、そんなイメージがありますね。小澤:大谷さんは、会うとごく普通の人ですけど、ときどき目が据わり、底知れぬ恐さを感じますよ。伴田:この写真集もただのヌードではなく、妊娠の過程を撮りづけた「受胎ヌード」ですから。【プロフィール】◆おざわ・ちゅうきょう/1951年生まれ。写真家。篠山紀信氏のアシスタントを経て独立。石原真理子のヘアヌード『Marie!──石原真理子写真集』など多くの女優、アイドルの写真集を撮影。他に人物、旅、料理などの写真も撮り続ける。◆かめわだ・たけし/1949年生まれ。作家、コラムニスト、編集者、キャスターとして活躍。かつて自販機エロ雑誌『劇画アリス』編集長を務める。著書多数。10月末に『雑誌に育てられた少年』(左右社)を刊行予定。◆はんだ・りょうすけ/1954年生まれ。写真評論から写真家に転じ、濱田のり子のヘアヌード『エロティッシモ』、真梨邑ケイ写真集『PANDORA』などアートとエロスの融合した写真集を刊行。作家、翻訳家、版画家としても活躍。取材・構成■鈴木洋史※週刊ポスト2018年10月12・19日号
2018.10.08 16:00
週刊ポスト
「好きな美熟女」調査 3位石田ゆり子、2位黒木瞳、1位は?
「好きな美熟女」調査 3位石田ゆり子、2位黒木瞳、1位は?
「熟女」という言葉を聞いて、あなたはどのような女性を真っ先に思い浮かべるだろうか。旬が過ぎた女性というようなネガティブな印象を与えた時代もあったが、現在では「女ざかり」の代名詞として世の男性の支持を集めている。そんな熟女ブーム真っただ中において、本誌・週刊ポストは読者1000人にアンケート(最大3人まで回答可)を実施し、「美しい熟女」について調査した。世の中の男性が本当に求める美熟女とは一体誰なのか。 1位は今も「サユリスト」と呼ばれる熱狂的ファンを持つ吉永小百合。コラムニストの亀和田武氏は、その理由をこう見る。「原節子は43歳で女優を引退し、美しいイメージのまま消えたことで伝説となったのに対し、吉永小百合は女優を続け、公の場に姿をさらしながら伝説の存在になっている」 2位は黒木瞳。黒木といえば、映画『化身』のホステス、『失楽園』での人妻役の濡れ場が印象に残る。漫画家のやくみつる氏は若い頃から変わらぬ黒木瞳の色気について、番組で共演した際「ドレスから露出した背中がまぶしかった」と回想する。 吉永小百合、黒木瞳はともに100票超えで、3位の石田ゆり子とは大きく開きがある。黒木は2012年に本誌で実施した著名文化人23人が選ぶ美熟女ランキングで1位(吉永小百合は4位)と、人気が根強い。「美しい熟女」として挙げられた熟女たちの多くが「昔と変わらない」という理由での選出が目立った。比較文学者の小谷野敦氏は「彼女たちが昔とあまり変わらない姿を見て、男性は自分の青春時代を思い出している」と分析する。17位の原田知世もその典型だろう。一方で高島礼子(11位)を「『かわいい』という印象から年を重ねて円熟味を発揮するようになった」(映画評論家・前田有一氏)と、年を重ねた今の姿に魅力を見出す意見もある。 また、今回の調査で目立ったのは壇蜜、橋本マナミといった30代の“若手美熟女”だ。映画評論家の秋本鉄次氏が五月みどりを「慈愛と豊満な肉体で中高年の男を包み込む『永遠の年上の女』と」評したように彼女たちも「永遠の年上」感を読者に与えているのではないか。「熟女」はさまざまな魅力で成り立っている。ランキングの上位20人を紹介しよう。1位 吉永小百合(73)146票2位 黒木瞳(57)124票3位 石田ゆり子(48)66票4位 五月みどり(78)62票5位 鈴木京香(50)53票6位 松坂慶子(66)37票7位 壇蜜(37)32票8位 沢口靖子(53)31票9位 井川遥(42)30票10位 かたせ梨乃(61)28票11位 高島礼子(54)27票11位 北条麻妃(41)27票11位 由美かおる(67)27票14位 八千草薫(87)26票14位 高岡早紀(45)26票14位 風吹ジュン(66)26票17位 原田知世(50)25票17位 米倉涼子(43)25票19位 名取裕子(61)24票20位 高橋恵子(63)23票※週刊ポスト2018年8月31日号
2018.08.23 16:00
週刊ポスト
61歳かたせ梨乃 膝上25cmショートパンツで語る新境地
61歳かたせ梨乃 膝上25cmショートパンツで語る新境地
 女優・かたせ梨乃(61)は、膝上25cm超のショートパンツをさらりと着こなし、颯爽と登場した。惜しげもなく露出された“ナマ脚”はすらりと長く、アスリートのようにキュッと引き締まっている。その衝撃的な美脚ラインに、思わずインタビューの趣旨を忘れそうになるほど目が釘付けになった。「あははっ。昔から運動をするのが好きで、30代の頃からプールへ通っているんです。今朝も花柄のブルーの水着で、30分泳いできました。といっても、水泳はプロポーションを細く保つためではなくて、健康な体作りのため。 女優は自分の中の“バネ”がないとできない仕事ですので、どんな役をいただいても100%の力を出せるよう、日頃から心身のコンディションを整えています。エネルギーがないと意欲も欠けてしまうので、よく眠って、バランスよくしっかり食べることも大切です」 そう語るかたせが敢えて食事を控えて挑んだのが、7月27日公開の『劇場版コード・ブルー ─ドクターヘリ緊急救命─』。2008年から続く、医療・災害現場を舞台にしたフジテレビの人気ドラマシリーズの劇場版だ。 主演の山下智久を始め新垣結衣、戸田恵梨香など1stシーズンから作品を支えてきたキャストに加え、歴代のシーズンに登場した主要メンバーが集結して未曾有の連続大事故の現場に立ち向かう。かたせは昨夏の3rdシーズンから物語に加わった新人フライトナース・雪村双葉(馬場ふみか)のワケありの母を演じる。「長年のアルコール依存症でとんでもない大けがをして、娘が勤める救命救急センターに担ぎ込まれるんです。喜怒哀楽の波が極端で、とにかくハイテンション。お酒を飲んでいると雲の上を歩いているようなハッピーな気持ちなのに、しらふになると内に秘めた黒い塊のような悪い部分がグワァッと噴き出して娘を怒鳴りつける。 その反復がアルコール依存症の現実なんだそうです。絶えず猛烈に怒鳴ったり、暴れたりするので、芝居の前に何か食べると逆流しちゃって気持ち悪くなる。今回はどこか飢えているほうが芝居しやすい役だったので、撮影中はほとんど食事をしていませんでした」 感情を最大限に振り切る役で、1日1シーンを撮るとへとへとに疲れ切ったという。「大けがをして担ぎ込まれているので体中が血まみれ。シャワーを浴びるとまわりが真っ赤に染まって、すごい状態になるの。その光景を見てまた、『うわぁぁぁ~!!』ってね(笑い)。血糊を洗い流しても昂ぶったままで、『じゃあ、おつかれさま』ってすぐには帰れない。だからメイクさんと楽屋で缶ビールを空けて、クールダウンをして。5日間の撮影は飛び飛びだったので、高いテンションをキープするのもひと苦労でした」 体当たりした今回の芝居は、キャリアの中でも新たな挑戦となった。「こういう役はこれまでやったことがなかった。酔っている彼女になりきるためには理性を捨てることが必要でしたが、頭では考えずに、その激しい喜怒哀楽や心のありかを肉体で表現するのは非常に難しくて。あまりに奇矯な振る舞いが、作品からはみ出してしまわないかとも悩みました。 だけど、どんなに嫌悪しても断ち切れない親子の血縁関係や根底にある愛情は、物語のひとつの鍵となる重要なエッセンス。フライトナース・双葉の背景として役を全うしました。作品を観た方の心に残る存在になっていれば嬉しいです」 そう語るかたせの感情表現は豊かで、深刻な面持ちで想いを吐露したかと思いきや、冗談を言って豪快に笑う。生き生きと巡る表情に接するうちに、今度は艶やかな肌にまたしても目が釘付けになってしまった。「私はお酒がとても強くて、どんなに飲んでもメイクをしたまま寝てしまう失敗がない。必ずメイクを落とすとか、毎日の基本的なお手入れの積み重ねだと思います。あとは新陳代謝。運動もしているし、1日に2回入浴するんです。クラシックや懐かしの洋楽を聴きながらゆっくりバスタブに浸かるの。毛穴からゴミを流してデトックスすると、ついでに心の澱も流れてすっきりしますよ」 劇中では、その美しい姿以上に鮮烈なかたせの演技が脳裏に深く刻まれるはずだ。【プロフィール】かたせ・りの/1957年生まれ、東京都出身。『極道の妻たち』シリーズ(1986~1999年)、『肉体の門』(1988年)、『海難1890』(2015年)など数々の映画、ドラマで活躍。7月27日公開の映画『劇場版コード・ブルー ─ドクターヘリ緊急救命─』に雪村沙代役で出演する。邦楽の名門・西松流の名取で、己紗典咏(みさてんえい)。映画化が決定したフジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(今年4~6月放送)に出演し話題となった。取材・文■渡部美也 撮影■槇野翔太※週刊ポスト2018年8月3日号
2018.07.25 07:00
週刊ポスト
写真家・関口照生氏 政治家別邸で撮影の名取裕子写真集回顧
写真家・関口照生氏 政治家別邸で撮影の名取裕子写真集回顧
 カレンダーやポスター、雑誌でのグラビア、写真集の撮影などで幅広く活躍し、近年はTV番組のコメンテーターや政府の諮問委員まで務める写真家・関口照生氏。約半世紀に及ぶ写真家生活の中で出会った女優たちとの撮影秘話を明かす。 関口氏の写真集を語る上で欠かせないのが名取裕子の『序の舞』(1984年)。「彼女が肌の露出をギリギリで表現する映画のタイアップ写真集でした。僕なりに彼女の将来の可能性やエロティシズムを表現できたらいいなって思ったので、場所にもこだわり、ある大物政治家の別邸で特別に許可をもらって撮影しました。 特別な場所での撮影は、被写体の気分も上がるので良い作品が撮れます。彼女の表情は唇に特徴があるんですよね。ちょっと唇が開いている感じが艶っぽくて僕は好きです」 同じく映画とのタイアップで1988年に発売されたかたせ梨乃の写真集『娼婦たちへDAY FOR NIGHT』は3日で完売。「グラマラスな魅力、テーマである娼婦、そして主張の激しさを撮りました。昼間は映画の撮影で、写真集の撮影はほとんど夜や明け方だったけど、京都の路地を探して撮影したときには、一瞬ですっと女優さんの表情になりました。感心しましたね」 現在、関口氏は世界各地に飛び、現地の人々を撮影することをライフワークとしている。「人が好きで、それで女性を撮るようになりましたが、1988年にテレビ番組の企画で中国の少数民族に出会ってから、その土地に根差している人々を撮りたくなったんです。国のあり方や衣装の成り立ち、バックグラウンドなど、そこにある物語がなんとも魅力的なんです。 報道写真や賞を受賞するような写真は悲しい写真が多いが、僕が感じたのは“笑顔が地球を救う”ということ。笑顔が多いということは、貧しさや悲惨な状況から抜け出したということです。だから僕のテーマは“地球の笑顔”。彼らの笑顔を通して、各地に生きている人たちの実態を皆さんと分かち合えたらと思います」※週刊ポスト2018年3月2日号
2018.02.25 16:00
週刊ポスト
かたせ梨乃や松居一代ら逸材続々『11PM』 警察の大目玉も
かたせ梨乃や松居一代ら逸材続々『11PM』 警察の大目玉も
 かつて“お色気”の最前線はテレビだった。1960~70年代、多くのテレビ局が放送を終えた深夜11時、「シャバダバ、シャバダバ~」というテーマ曲とともに『11PM』(日本テレビ系、1965~1990年)が始まる。 放送開始時は時事問題を扱う「お堅いトーク番組」だったが、視聴率低迷を受けて路線を変更し、女性レポーターに裸で温泉実況をさせるといった“お色気”を導入したことで人気番組となった。日本のテレビ史初の“エロ番組”といわれている。60代男性が振り返る。「AVがまだ無い時代、当時の子供たちが目にする女の人の裸なんて、『平凡パンチ』のグラビアくらいでしたからね。初めて見たときは『動く裸が見られるなんて!』と衝撃を受けました。カバーガールを見るだけでも楽しみでした」 カバーガールとは、CMに入る直前に水着姿でセクシーポーズを披露する女性たちのことだ。当時を知る日テレOBがこう話す。「『カバーガールの良し悪しが視聴率に直結する』といわれるほど、男性視聴者の注目度は高かった。当時の若手女優にとって、カバーガールに採用されるかどうかは『芸能界の登竜門』といわれており、実際に何人もの女の子たちが、カバーガールを経て大女優になりました」 98cm、Gカップのたわわなバストで視聴者を虜にした、かたせ梨乃もそのひとりだ。「彼女の持つ官能的な容姿と、挑発するような表情が『極道の世界にピッタリのコが居るぞ』と評判になり、映画『極道の妻たち』のヒロインに抜擢された理由のひとつだといわれています」(映画関係者) 後に『水戸黄門』(TBS系)での入浴シーンが“ハマリ役”となる由美かおるは、自伝のなかで「(カバーガールとして)ミニスカートに網タイツ姿でダンスしたら、それを見ていた石原裕次郎さんから共演のオファーを受けました」という“シンデレラストーリー”を明かしている。 後に“癒し系女優”としてトレンディドラマに欠かせない女優になった飯島直子も、『11PM』のカバーガール起用が芸能界デビューだ。抜群のスタイルとハイレグ水着で世の男性を魅了した。松居一代、岡本夏生、RIKACOらもカバーガール出身だ。『11PM』にはほかにも注目されている女性たちがいた。「秘湯の旅」というコーナーで温泉ルポをする“うさぎちゃん”と呼ばれるレポーターたちだ。「カバーガールは芸能人っぽいコが多かったけど、うさぎちゃんは一般公募の素人。四苦八苦しながらレポートするのが初々しくて可愛かった」(50代男性)◆ヘアが映っちゃった さらに、女性たちが乳房を露わに相撲を取る「女相撲」、1960~70年代に一世を風靡したストリッパー・一条さゆりによるショーなど、お色気企画が次々に登場し人気を博した。年末には、全国からストリップ嬢を集めて「東西ストリップ合戦」を開催。1974年には深夜に48%という番組史上最高視聴率を叩き出した。 帯番組である同番組で、若手女優が務めた曜日替わりのアシスタント(司会者の補佐役)も楽しみのひとつだった。金曜日に大橋巨泉のアシスタントをしていたのが朝丘雪路。お嬢様女優のイメージの強かった朝丘だが、服の上からでもわかる豊かなバストは、大橋が思わず「どうして、ボインボインと出ているの?」と口にしてしまったことから、巨乳のことを「ボイン」というようになった逸話は有名だ。 深夜に行なわれた生放送だったため、“アクシデント”も多かった。1969年から1985年まで月曜日のアシスタントを務めた松岡きっこがこう明かす。「CM明けにストリッパーさんが振り返るタイミングを間違えてしまい、ヘアが一瞬映り込んじゃったことがありました。スタッフは所轄の麹町署に呼ばれて大目玉をくらい、始末書を書かされてました。でも、全然懲りていないから、同じようなことが度々起こる(笑い)。だから、麹町署では『11PM』を毎回録画して、ポロリがないかチェックされていたようです」 そう言って松岡は笑ったが、1972年には「低俗だ」という理由で『11PM』が国会で槍玉に挙げられたこともある。この番組の社会的な影響力がいかに強かったかが窺える。※週刊ポスト2017年10月27日号
2017.10.17 16:00
週刊ポスト
終了する『土曜ワイド劇場』、存続求める反対運動発生中
終了する『土曜ワイド劇場』、存続求める反対運動発生中
 断崖絶壁に追い込まれ犯行を自供する犯人、時刻表をめくりアリバイ崩し、コイツ怪しいと思ったら殺されるというベタさ。誰もが一度は見たことがある2時間ドラマが、まさに崖っぷちに立たされている。 1977年からスタートし、今年で丸40年にわたって放送されてきた、2時間ドラマの代名詞である『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)が4月で放送を終了する。 土ワイとともにブームをけん引してきた『火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系)もすでに2005年に幕を下ろしている。 船越英一郎さん(56才)など代名詞の俳優が心血を注いできた2時間ドラマには、数々の逸話がある。『土曜ワイド』の初回は、寅さんでおなじみの渥美清さん(享年68)が主演する刑事モノ『田舎刑事 時間よ、とまれ』で、放送時間は2時間ではなく1時間半。30分拡大したのはこの時間帯のドラマ、とりわけサスペンスドラマが多くの人に支持された結果だ。 あまたある作品の中で最高視聴率を出したのは、1984年に放送された『家政婦は見た!』シリーズの第2作で、30.9%を記録している。「なんでこんなイヤな女の役が自分にきたの…」と当初、もらした市原悦子(81才)の快演もあって人気が爆発。「1983年から2008年にかけて全26作が放送されたこのシリーズでは、土ワイには珍しく殺人事件が起こっていないんです」(ドラマ関係者) 土ワイと切っても切り離せないのが殺人事件。人間関係が複雑に絡み合い、登場人物が増えてくると誰がどんな人物だったか混乱してくることもあるが、そこもしっかりフォロー。放送1時間ほどのタイミングで、捜査する側が、被害者や容疑者の写真や名札をホワイトボードに貼り、その関係性を整理してくれるのだ。「捜査の一環という建前になっていますが、これは視聴者のため。このおかげで、これまでの怪しい登場人物のうちいったい誰が真犯人なのか頭を整理して推理できるし、トイレなどで画面から目を離した時間があったとしても、話から置いて行かれることがないようにする配慮だそうです。実際の警察ではそんなことはやらないらしいですよ(笑い)」(芸能関係者) いよいよ放送時間が残りわずかになると、追い詰められた犯人が犯行に及んだ理由などを告白し始めるが、なぜかその舞台は海を見下ろす断崖であることが多い。「場所が取調室では映像が単調になってしまう。殺風景な室内に比べると、風光明媚な景勝地、特に激しく表情を変える水面を見下ろせる断崖は画面に変化をもたらします。ただ、真冬などは風が冷たくてかなり寒く、俳優の舌が回らなくなることもありましたね」(別のドラマ関係者) また、主人公が法医学教室の准教授や火災調査官、警察の鑑識課職員など、日常になじみの薄い専門職が多いのにも理由がある。「彼女たちの活躍を通じてドラマを楽しむだけでなく、新しい知識も得られる。物語を楽しみながら勉強した気にもなれるのです」(前出・ドラマ関係者) お得感といえば、旅気分も味わえるのが土ワイの特徴。温泉地や観光地に代表される名所があると疑似旅行体験をもたらすという副産物も生まれ、視聴者の満足感を増やし、視聴率もアップしたという。 ドラマの舞台となった場所を訪れる人も少なくなく、古谷一行(73才)が主役で、お色気シーンも話題になった『混浴露天風呂連続殺人』は秘湯ブームの火つけ役にもなった。 あの人気刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)もなんと土ワイ発。水谷豊(64才)を主演に2000年から3回にわたり土ワイ枠で放送したところ、好評を得て連続ドラマ化され、共演する“相棒”を次々と代えながら、17年かけてシーズン15まで積み重ねる大人気ドラマに成長した。 愛川欽也さん(享年80)や渡瀬恒彦さん(享年72)、高橋英樹(73才)、かたせ梨乃(59才)、眞野あずさ(59才)、賀来千香子(55才)、菊川怜(39才)など、中にはほぼ2時間ドラマでしか見られない名優たちもいる。連ドラとは違い、じっくりしっかり見られるというファンの声も多い。「なくなると聞いて反対する動きが起こっています。スポンサーからも夜の時間帯に残してほしいという声が強い。毎週ではないにしても、土曜夜10時の枠で存続の可能性も検討されているようです」(前出・テレビ局関係者) なくさないで!※女性セブン2017年4月13日号
2017.04.01 16:00
女性セブン
かたせ梨乃がワゴンセールに?ゲットした純白の戦利品
かたせ梨乃がワゴンセールに?ゲットした純白の戦利品
「Mサイズ」と書かれたガラスのワゴンの中には、紫やピンク、緑、黄色と色鮮やかな下着が山のように積まれている。女性たちが次々と手を伸ばす中、あの大女優・かたせ梨乃(59才)の姿も──。 列島に大寒波が押し寄せた1月15日、冬のセールが始まったばかりのとある百貨店は、掘り出し物を探す女性客の熱気に包まれていた。フロアにはワンピースやパジャマなど、セール品がずらりと並ぶ。その“戦場”に、かたせ梨乃がベージュの毛皮のコートに茶色のパンツ、黒のバッグという佇まいで現れた。多くの客で賑わう店内でも、サングラスを頭にのせ堂々と歩いている。「かたせさんは20年以上ジムに通い、水泳や筋トレを続けています。ジムの後に撮影がある時は、現場にすっぴんで現れることも。でも、いつも肌ツヤがよくて体もきゅっと締まっている。今年60才を迎えるようには見えません」(芸能関係者) 美に抜かりのない彼女がふと立ち止まったのは、冒頭の下着売り場だった。かたせはワゴンに集まる女性の後ろに立ち、上からのぞき込むように下着の山を見つめる。手を伸ばしたのは、大幅割引となっていた純白のショーツ。「超高級下着『ラ・ペルラ』も見ていましたが、手に取ったのは、人気のブランド『トリンプ』のものでした。ショーツが1000円から、ブラジャーが3000円からと割とリーズナブルです。トリンプは、松田聖子さん(54才)をCMキャラクターに抜てきするなど、50代向けの下着に力をいれていますもんね」(居合わせた50代の客) 結局決めたのは、シルクやレース素材の5枚のショーツ。かたせは頭にのせたサングラスをかけなおすと、“戦利品”を抱えてレジへと向かった。※女性セブン2017年2月2日号
2017.01.19 16:00
女性セブン
夏目雅子、名取裕子ほか脱いでイメチェンに成功した女優たち
夏目雅子、名取裕子ほか脱いでイメチェンに成功した女優たち
 映画を語る上で避けて通ることができないのが“濡れ場”だ。人気商売の女優たちが自ら身体を晒すことはなかなかリスキーだが、脱ぐことでイメージチェンジに成功した女優もいる。 1983年、まだアイドルの印象の強かった小柳ルミ子は映画出演2作目の『白蛇抄』で初のヌードを披露し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。相乗効果で、公開の半年前に出したシングル『お久しぶりね』が久々のヒットとなった。 テレビドラマ『3年B組金八先生』などで好演していた名取裕子は、27歳を迎える1984年に初主演映画『序の舞』『彩り河』で立て続けにヌードに。1987年の『吉原炎上』では五社英雄監督の指示通り、撮影中に下着を身に着けず、リアリティを醸し出して見事に遊女を演じた。 中でも衝撃的だったのは、夏目雅子だろう。1982年、『鬼龍院花子の生涯』で仲代達矢との濡れ場に挑み、“お嬢さま女優”のイメージを見事に覆した。なぜ、裸になる女優はブレイクするのか。「物事を自分で考える力が備わっているからでしょう。『脱ぐことは落ち目』という安易な決めつけをしないし、作品における役の意味を理解でき、脱ぐだけが自分の全てじゃないとわかっている。女優が覚悟を持ち、制作者は女優の価値を落とさないように全力を尽くす。すると、良い作品になる」(映画プロデューサー・岡田裕氏) 1990年代になると、一時代を築いたアイドルが新境地を求めてヌードになることも増えていく。『クイズダービー』の回答者などで人気を博した斉藤慶子は1990年、『さわこの恋 上手な嘘の恋愛講座』でベッドシーンを演じた。 ドラマ『スケバン刑事』での主演から7年経った1992年、南野陽子はエイズ問題に真っ正面から向き合った『私を抱いてそしてキスして』で熱演。『オールナイトフジ』の司会を務めた麻生祐未は同年、『課長島耕作』で抱かれた。清純派のイメージの強かった富田靖子は1995年、『南京の基督』で濡れ場を魅せてくれた。 脱ぐことで確固たる地位を築いていった女優もいる。1994年、22歳の高岡早紀は『忠臣蔵外伝 四谷怪談』の行水シーンで豊満な胸をさらけ出し、脚光を浴びた。2005年の『フィーメイル』では後背位で挿入され、「後ろからされるの初めて」「いろんなところが擦れて気持ちいい」と官能的に喘いだ。現在もフェロモンのある女優として誉れが高い。「脱ぐはずの場面で脱がないと、作品としての価値が落ちます。かたせ梨乃さんや高岡さん、杉本彩さんなど裸を厭わない女優には観客も覚悟を感じるし、評価につながる。彼女たちが証明しているように、乳首を見せるか見せないかはゴールではない。乳首を出すことはスタートなんです」(映画コメンテーター・有村昆氏) 21世紀に入ってからも、2008年『蛇にピアス』の吉高由里子や2014年『愛の渦』の門脇麦のようにデビュー当初に覚悟を決めて脱いだ女優は大きく羽ばたいている。一方で、ヌードシーンが減ってきていることも事実。有村氏が声高に叫ぶ。「近年、CMが女優にとって最もギャラの良い仕事になっており、契約上の制約もあって脱ぎづらくなっている。実際、映画で脱いでも、CMの数分の1しか身入りがないんです。この現象をひっくり返すため、日本国民一人一人が劇場に足を運び、映画の濡れ場の価値を高めようではありませんか」※週刊ポスト2016年8月12日号
2016.08.14 07:00
週刊ポスト
『ドクターカー』主演の剛力彩芽 キュートな医師姿
『ドクターカー』主演の剛力彩芽 キュートな医師姿
 4月7日からオンエアが開始した新ドラマ『ドクターカー』(読売テレビ・日本テレビ系)の完成試写会に、出演者の剛力彩芽、中村俊介、かたせ梨乃、東ちづる、笛木優子、横山歩、内藤理沙が登場。出演者が劇中の衣装で登場するなど、臨場感たっぷりの挨拶となった。 同作は、医師が同乗して絶体絶命の患者がいる現場に赴き、その場でいち早く救命処置を行う「ドクターカー」を題材にした1話完結の連続ドラマ。 剛力が演じる主人公・天童一花は新人ドクターかつ5才の息子を育てる未婚の母である。敵役はドクターカーの責任者で病院理事長の一人息子・朝城勇介(中村)。ドクターカーはカネのかかるガラクタだと考える勇介は、未熟な一花を利用してドクターカーがいかに非生産的かを実証して廃止に持ち込もうとする。 そんな妨害に果たして一花はどう立ち向かうのか? そしていかにして患者の命を救うのか――。この日の挨拶では剛力をいじめる役柄である中村が「あの剛力彩芽を突き飛ばせる機会なんてないので、相当、やっちゃっています。楽しい」と笑顔で語る一幕も。■撮影:平野哲郎
2016.04.10 16:00
女性セブン

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