笑い飯一覧

【笑い飯】に関するニュースを集めたページです。

霜降り明星ら人気芸人を起用した新バラエティ番組の成否は
霜降り明星・粗品「KingGnu井口の恋人」と4時間”焼肉密会”は謝罪か
 今、最も忙しい若手芸人と言えば、この男だろう。緊急事態宣言が明けて間もない10月中旬の夜。都内の個室焼肉店に、霜降り明星・粗品(28才)の姿があった。この店は多くの芸能人がお忍びで通う名店。この日、粗品と2人っきりで過ごしていたのは、元アイドルグループ「ゆるめるモ!」のメンバーで、現在は歌手、タレントとして活動するあの(年齢非公表)だった。2人の関係は──。 せいや(29才)と粗品からなる大阪出身のお笑いコンビ・霜降り明星。彼らがお茶の間に躍り出たきっかけは、2018年の「M-1グランプリ」優勝だった。以来、“お笑い第7世代”の筆頭格として活躍し、テレビやラジオで週14本ものレギュラーを抱える売れっ子となった。10月からは粗品が進行役、有吉弘行(47才)がMCを務める情報バラエティ番組『有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~』(テレビ東京系)がスタート。先輩芸人にも引けを取らない進行ぶりが評価されている。  マルチな才能を発揮する一方で、弱みも隠さない。あるお笑い番組関係者は、「ギャンブル好きで“貯金ゼロ”を公言し、インスタグラムには寝癖姿をアップ。だらしないのかと思いきや、同棲中の彼女と結婚を考えているとテレビで話すことも。クズなのか真面目なのか、そのつかみどころのなさが、多くのファンを魅了しているようです」と評価する。 そんな売れっ子芸人の粗品と、あの、2人には意外な共通点があるという。「2人の共通の話題は音楽とゲーム。粗品さんはボーカロイドの楽曲プロデュースも手がけていて、2021年5月に自身の音楽レーベル『soshina』を立ち上げています。さらに、ゲームの腕前もプロ級で実況動画が人気を集めています。」(芸能関係者) 粗品とあのの出会いは、2021年7月に放送されたバラエティ番組だった。「あのさんが司会をつとめるバラエティ番組『あのちゃんねる』に粗品さんがゲストとして出演。ゲームの話題でかなり盛り上がっていました」(別の芸能関係者) この夜、2人が焼肉店から出てきたのは入店から約4時間後。2時間制の店のはずだが、よほど意気投合したのか、2時間延長となったようだ。裏口から時間差で店を出た2人は別々のタクシーに乗り込んで姿を消した。 あのは去年4月に人気バンド「King Gnu」のボーカル井口理(28才)との交際が報じられている。粗品も同棲中の彼女がいるはずだが、どういう関係なのか。2人の所属事務所にこの日のデートのことを聞いたが、期日までに回答はなかった。「この密会の数日前の10月13日、あのさんは朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)にゲスト出演したのですが、そこで全国的に大きな話題を呼んでいます。もしかしたら、その“反省会”だったのかもしれません」 と話すのは、前出の芸能関係者だ。あのは、TBS系の人気バラエティー『水曜日のダウンタウン』の企画「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すれば、レギュラーメンバーより笑い取れる説」に挑戦。千原ジュニア、野性爆弾のくっきー!、笑い飯の西田幸治ら、大喜利が上手い芸人たちの指示を受けて『ラヴィット!』で珍回答を連発し、朝からお茶の間に衝撃を与えていた。その芸人チームの中に粗品もいたという。「『ラヴィット!』は番組中にクイズが出されるので、そこがあのちゃんの活躍ポイントでした。浅草の名店七味唐辛子の中には何が入っている? というクイズに『ほぐした赤LARK』と答え、それはTwitterでトレンド入りしました。これは笑い飯の西田さんの“回答”でしたが、粗品さんが考えたのは、『チーソーの赤い部分』。チーソーという麻雀牌があるんです。ギャンブル好きの粗品さんらしさを感じさせる回答でしたが、これはさすがに朝の情報番組には似つかわしくなかった(笑い)。『ラヴィット!』放送中は、あのちゃんが遠隔操作されていたことは明かされていないので、彼女が回答するたびに、スタジオ内は気まずい空気が流れていましたよ(笑い)。粗品さんは、そんな彼女を励ますためにディナーに誘ったのか、あるいはチーソー回答の謝罪だったのかも」(前出・芸能関係者) しかし、生放送で大喜利を“代弁”するという難役をこなしたあのの胆力の凄さは伝わった。
2021.10.29 07:00
NEWSポストセブン
2010年のM-1決勝の舞台裏で何が(スリムクラブ。真栄田=左と内間)
2010年M-1決勝、スリムクラブを泣かせた笑い飯の一言
 お笑いコンビ・スリムクラブ(真栄田賢・44歳と内間政成・43歳)の名を全国に轟かせた「M-1グランプリ」2010年大会。その舞台裏で先輩芸人から贈られた、忘れられない言葉があった。スリムクラブの2人が、2010年の晴れ舞台の思い出と、“ラストイヤー”となる今年のM-1にかける思いを語った。ノンフィクションライターの中村計氏がレポートする(全5回連載/最終回)。 * * * テレビ朝日の1階は、グッズ売り場や各番組の宣伝コーナーが設置され、一般の人も見て回ることができるオープンスペースとなっている。 2010年12月26日、M-1グランプリ決勝当日、その中に、ガラス張りのショーケースに入ったM-1の優勝トロフィーが飾ってあった。真栄田はそれを見つけるなり、内間に、「おれらが今日、持つことになるから、持ってみ」と言った。想像の中でトロフィーを持ってみろという意味だ。真栄田なりのイメージトレーニングでもあった。「重いか?」 真栄田がそう尋ねると、内間は真顔で言った。「100グラムくらいですかね」「軽すぎるわ!」 ただ、真栄田は内間のそんなところが好きだったのだ。 スリムクラブが起こす笑いは他の漫才とやや異なる。他の漫才の場合、客は口を開けて思い切り笑っているものだが、スリムクラブの場合、客は押し殺すように笑い続け、時折、堪えきれず吹き出してしまう。 というのも、特に内間が発するコメントは、おもしろいかおもしろくないかでいうとおもしろくない。でも、笑えてしまう。また、間が非常に長くかつ多いのだが、その言葉を発しそうで発さない雰囲気がなぜか笑える。そう、笑うところではないかもしれないがなぜか笑ってしまうため、反射的にどこか堪えたような笑いになってしまうのだ。 2010年のM-1決勝の1本目で見せたネタで、客は初めてその「スリムクラブワールド」を体感することになる。 真栄田が内間に「あなた……、以前……、私と一緒に……、生活してましたよね?」と間を存分に取りながら尋ねる。 そのあやしさに客はすでにノックアウト寸前だった。それに対し、内間は、口元をゆるませながら、相方の顔をしげしげと見つめること約12秒。おそらく、いや間違いなく、M-1決勝における「間」の最長記録だ。 M-1の歴史は、言い換えれば、スピード化の歴史だった。テンポが早ければ早いほどボケをたくさん詰め込むことができるし、それだけ笑いの数も多くなる。スリムクラブはその逆を行ったのだ。 声を発していないにもかかわらず、客の笑いが途切れることはなかった。審査員の松本人志も大爆笑していた。真栄田はM-1の予選と決勝の違いをこう語る。「決勝は審査員がいる。お客さんも、審査員の表情を見てる。はっきり言えば、松本さんが笑ってるかどうかを見ている。だから、松本さんを笑わせたら勝ちですわ。松本さんがオッケーということは、神さまがオッケーということですから。それで、みんながおれらのファンになってくれたんだと思います」 内間はたっぷり間をとったあと、ようやく言うのだ。「……してません。人違いだと思います」 そこで客席が爆ぜた。間で火薬をまき、言葉で引火する。そんな漫才だった。真栄田が説明する。「内間には、たとえば、埼京線で、変なやつが近づいてきて、変なことを言われたら、どうなる? と。身の危険もあるから、一瞬、体が固まる。下手なこと言って逆上されても困るから、なかなか声も出ない。その感じを出そう、と。おれの言葉をまず胸に染み込ませて、染み込んだところでじわって出てくるものなら言ってもいいと言ったんです。そうしたら、ああなりました」 それにしても、つくづく不思議なコンビである。真栄田のいちばんのファンを公言する内間は、まるで、真栄田の隣という特等席で、ただ、大好きな真栄田の語りに聴き惚れているだけのようにも見える。「あまりにファンファンしてて、ちょっとお前、無責任だろうという気持ちもあるみたいなんですけどね。もっと来いよ、みたいな」 スリムクラブの独特の間、独特な感性は、沖縄人ゆえかと思ったが、前事務所オリジン・コーポレーションの先輩であるひーぷーはこう否定した。「いや、あいつらは特別ですよ」 そのひーぷーとかつて漫才コンビを組んでいたミッキーもこう感嘆する。「普通、漫才をやってたら、あの間はないと思いますよ。あんなに黙るって、できない。あんなに待ったら、普通は、もう何も言えなくなります。言うタイミングがわからなくなると思う。えっ、次、どこで言えばいい? って」 1本目を終え、審査員が得点を発表する段となった。「94」「91」「88」「91」「93」と高得点が続いた。そして6番目の松本人志は「96」と、7人の審査員の中でもっとも高く評価した。それを見て、真栄田の目が潤んだ。「大好きな、一番尊敬する人にもらった点なので」◆「いつまでも内間と漫才をしてたい」 M-1は上位3組が最終決戦に進出する。スリムクラブは、そこまで断トツとなるトータル644点を叩き出した。3組目だったのであと6組残っていたが、十中八九、最終決戦でもう1本ネタを披露しなければならない立場に立たされた。 ところが、予選は1本のネタで通してきたため、2本目がなかった。1位の暫定順位席に座った真栄田は、思わず内間の手を握りしめていた。「それを見て、横のジャルジャルが笑ってましたね。でも、そのときのおれは必死だったので、そうして、落ち着け、落ち着け、って。2本目用に未完だったネタをその場で作り直してたんですよ。あれをやって、これをやって、あそこでおれがこう言うから、おまえはこう返せ、って。絶対大丈夫だからな、っていう感じでしたね。でも2本目は、今日は受け入れられてるなっていう感覚があったので1本目の時のような恐怖感はありませんでした」 2本目もスリムクラブは会場を大きく揺さぶり、最大級のうねりを起こした。真栄田は客がウケると膝を浅く折る癖があるのだが、2本目も何度も足をくの字にしていた。2本目のネタを終え、袖に隠れた時点で真栄田は涙ぐんでいた。「十分、やり切ったので。よかった、よかった、今日は、これから内間と飲みに行こう、って。もちろん、六本木ですよ」 しばらくすると、2本目をやり終えたコンビ・笑い飯の哲夫がやってきて、真栄田にこう言った。「自分らの勝ちや」 笑い飯は、9年連続で決勝進出を果たした「ミスターM-1」とでも呼ぶべき存在で、優勝候補の筆頭だった。真栄田が感慨深げに振り返る。「そのひと言で、また、泣いてしまいました。ただ、『審査員は好みがあるから、もしかしたら、おれらが優勝してしまうかもしれん。そのときは1万円で許してな』って。そしたら、もう、涙が止まらなくなって。内間と目が合って、かっこいいなって」 最終決戦の審査は、各審査員がおもしろいと思った組に1票ずつ入れることになっていた。その結果は、スリムクラブ2票、笑い飯5票で、笑い飯が戴冠した。それでも真栄田は、充実感でいっぱいだった。「勝ち負けなんて、どうでもよくなってましたから。哲夫さんも珍しく泣いてて。そうしたら、内間が後ろで『1万円、1万円』ってブツブツ言ってるから、早いわ! って」 M-1はこの年でいったん幕を閉じた。そして、2015年に復活する。出場資格制限も結成10年以内から15年以内に延び、スリムクラブは今も出場し続けている。しかし、2010年以降、上位3組の最終決戦の舞台からは遠ざかったままだ。真栄田が原因を分析する。「知らず知らずのうちに、結果ばっかり求めるようになってしまったんでしょうね。なんかいい感じ、いい気持ちで、わあーっといけなくて……。頭でっかちになって、ネタが浮かんでも、ああでもないこうでもないしているうちに時間だけが経っていって、もう、予選が始まってるみたいな。だから、いつもぎりぎりのネタ。きっちりネタが完成して、自信を持って臨んだってことがないんですよね」 そんな2人にとって、結成15年目となる今年は、大会規定によりM-1挑戦の最後の年となる。真栄田が言う。「どれだけ楽しくできるかじゃないですか。この前も、公園で子どもたちが遊んでて、なぜかわかんないんですけど爆笑してたんですよ。そしたら、こっちも理由もなく笑っちゃって。そういうのって、なんか伝わるじゃないですか」 2010年のM-1決勝の2人のネタが、まさにそうだった。 スリムクラブは真栄田が内間を救済し、ゆえに漫才コンビとして成立しているのだと思っていた。だが、話を聞き、何度も2人のネタを見ている内に逆ではないかと思えてきた。真栄田は内間とは違って神経が細かい。自分が発した言葉に対し、客がどう反応するかを常に観察している。だからだろう、合間合間で内間のおでこを叩く。ウケたときは照れ隠しでペシリとやり、滑ったときも照れ隠しでペシッとやる。内間がいるから、真栄田は真栄田でいられるのだ。「ほんとにそうだと思います。彼に出会えてよかったですね。変なやつだけど、ほんとに優しい男なんですよ。内間のこと好きですから、内間とずっとしゃべってたい。いつまでも内間と漫才をしてたいですね」 2人は今でも週3回のペースで飲みに行くのだという。真栄田が嬉しそうに語る。「最近、どうよ、みたいな感じですね。家族のこととか、子どものこととか、人生のこととか。1日ごとにだって、人間の考え方は変わりますから。飽きないですよ。おれも新たな悩みが出てきたりしたら、相談に乗ってもらったりとしてますね。内間と話すことで、なんか勇気が出てくるというか。不思議ですね」 我々がM-1の舞台でもう一度、2人に見せて欲しいのは、おそらく、そんなときの2人である。(5回連載/了)文●中村計(なかむら・けい)/1973年千葉県生まれ。同志社大学法学部卒。著書に『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』など。ナイツ・塙宣之の著書『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』の取材・構成を担当。近著に『金足農業、燃ゆ』。
2020.04.14 16:00
NEWSポストセブン
持ちネタ禁止!即退場!即興力を競い合う笑いの椅子取りゲームが開催
持ちネタ禁止!即退場!即興力を競い合う笑いの椅子取りゲームが開催
1月2日にバラエティ番組「千原ジュニアの座王」が深夜枠から飛び出し少し早めの時間帯で放送されます。https://twitter.com/ktv_zaou/status/1077168577579384832放送内容は芸人31人が先輩・後輩関係なく真剣に「椅子取りゲーム」に挑み、負ければ“即退場”の過酷なサバイバル。芸人たちの持ちネタである漫才やコントではなく、その場で思いついたネタで競い合う即興力No.1決定戦となっています。気になる出演するお笑い芸人は下記の通り。ベテラン芸人や若手芸人、コントネタや漫才ネタといった様々な分野からの出演で波乱が起きるかも!?ウド鈴木さん(キャイ~ン)、飯尾和樹さん(ずん)、お~い!久馬さん(ザ・プラン9)、ハリウッドザコシショウさん、岩尾望さん(フットボールアワー)、ハチミツ二郎さん(東京ダイナマイト)、笑い飯(西田幸治さん、哲夫さん)、ヤナギブソンさん(ザ・プラン9)、じゅんいちダビッドソンさん、馬場園梓さん(アジアン)、加藤歩さん(ザブングル)、白鳥久美子さん(たんぽぽ)…他18名
2018.12.28 10:18
SNSのニュースメディア Insty
霜降り明星は? M-1王者が全国区で活躍できるか否かの分岐点
霜降り明星は? M-1王者が全国区で活躍できるか否かの分岐点
 12月2日に放映された漫才師日本一を決定する『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)は、関東地区の平均視聴率は17.8%、関西地区では28.2%の高視聴率を記録。優勝を果たしたのは、「霜降り明星」だった。ボケ担当のせいや(26)とツッコミ担当の粗品(25)という平成生まれの2人が、平成最後のM-1王者となったのだ。 関西ではすでに人気が高まっていた霜降り明星だが、来年以降、全国区で活躍できるかどうかはこれからの動きに左右される。M-1王者になったとはいえ、それだけでスター街道をひた走れるほど甘くはない。 テレビ局で番組制作にかかわるスタッフ・Aさんは、近年のM-1王者のテレビでのポジションについてこのように語る。「過去にチャンピオンとなり、今ではテレビに欠かせない存在となったのが『チュートリアル』(2006年優勝)、『フットボールアワー』(2003年優勝)。ほかにも『アンタッチャブル』(2004年優勝)や『NON STYLE』(2008年優勝)、『サンドウィッチマン』(2007年優勝)、『ブラックマヨネーズ』(2005年優勝)も安定したポジションを獲得しています。 しかし、関西はともかく、関東圏でのテレビ露出がそこまで多くないコンビもいる。『パンクブーブー』(2009年優勝)や『笑い飯』(2010年優勝)などは、劇場では人気を博していますが、やはり関東圏での露出はいまひとつ。『銀シャリ』(2016年優勝)は関西で培ったロケの実力を生かしてコンスタントに仕事を得ているものの、“ロケ芸人”としての地位に甘んじている印象です。漫才もトークも高い実力があるだけに関東での人気バラエティを席巻するほどの爆発力がないところが残念です」 一方で、M-1で優勝できなくても活躍中のコンビは少なくない。「2015年に決勝7位だった『メイプル超合金』は今やバラエティ番組の常連ですし、ここ数年、敗者復活戦止まりの『三四郎』も同様です。テレビ露出が増えるかどうかとM-1での実績はかならずしも一致しないということですね」(同前) お笑い芸人がバラエティ番組で活躍できるかどうかのポイントはどこにあるのか。別のテレビ局ディレクター・Bさんが語る。「テレビ的に言うと、最初に使いたいのは“回す”ことができる芸人です。そしてもうひとつは、ひな壇で存在感を放つことができるタイプ。昨今、ネタ番組があまりないなか、このどちらかにポジションを得ることができなければ、バラエティで起用するのは難しい。ただ、前者はすでに40代以上の芸人が占有している状況なので新規参入のハードルは高い。上が詰まっているというやつですね」 そうしたバラエティ界の状況を踏まえると、今回優勝した霜降り明星はどうか。「彼らが全国区のバラエティで活躍するには、まずはひな壇で爪痕を残すことが大事。せいやの場合は、バイトでの失敗談、“生きるのが下手”なエピソードなど、盛り上げられる持ちネタもありますが、ネタ切れしてしまわないか心配。カラダを張ってどんどんチャレンジするのが良いと思う。じつは頭脳派な側面もあるので、見せていって欲しいですね。 粗品は頭が切れるうえに、コミュニケーション能力が高いので、将来的にはワイドショーなどでの起用もおもしろい。あるいは、好青年に見えて大のギャンブル好き、イケメンなのに“童貞キャラ”というギャップで売ることもできる。クラシック音楽にも詳しいので、音楽番組でもキャスティングできそうです。 作り手側からすると、スベることを恐れずとにかくしゃべって欲しいし、なんであれ居た方が面白いという印象が生まれると起用しやすい。あとは、どんなジャンルでも対応できる、コメントしてくれそう、という安心感があるとなおいいですね。 霜降り明星は何より若さとセンスがあるので、その初々しさは視聴者にポジティブに映るはずです。新しい世代の笑いを僕ら業界人も求めている。新陳代謝が欲しいんです。漫才日本一の次には、テレビ界のスターに上り詰めて欲しいと期待しています」(同前) M-1王者になることは、スターへの切符を手にしたにすぎない。テレビ業界の荒波に揉まれ、そのなかで息長く活躍するには、強い精神力と体力が必要だろう。霜降り明星が今後のお笑い界に新しい波を起こす震源地になれるかどうか、注目したい。
2018.12.04 07:00
NEWSポストセブン
スギちゃん、2700他 大会準優勝芸人は優勝芸人より売れる説
スギちゃん、2700他 大会準優勝芸人は優勝芸人より売れる説
 テレビ局やお笑い関係者の間で最近、あるブレークの法則がささやかれている。それはお笑いコンテストで優勝した芸人よりも準優勝の芸人がブレークする、というもの。「ここ最近では必ずそうなっています。放送作家やテレビ局のバラエティー番組のプロデューサーやディレクターも、優勝した芸人よりも、むしろ準優勝など優勝できなかった芸人をかなり注目して見ていますよ」(ある放送作家) 最近の準優勝芸人を見てみると、それは明らか。3月のR-1ぐらんぷりのスギちゃん(優勝はCOWCOW多田)は「ワイルドだろぉ?」のネタで、テレビ番組やCM、イベントに引っ張りだこ。昨年末のTHE MANZAI2011のHiHi(優勝はパンクブーブー)は「パスタ、巻いてる?」がちょっとした流行語に。 昨年末のキングオブコント2011の2700(優勝はロバート)は独特のリズムネタで人気を呼んでいる。一昨年のM-1グランプリ2010のスリムクラブ(優勝は笑い飯)は昨年、今年とバラエティー番組を中心に活躍を続けている。 いずれのケースでも、優勝芸人が優勝以前と比べて目立って活躍の場が増えていないのに対し、準優勝芸人はこれを機にブレークし、幅広い分野で活躍しているのだ。実際、笑い飯はM-1優勝後について「例年通り」と仕事はとくに増えなかったと語っている。最近の優勝芸人の多くがすでに実績のある芸人である、という背景もあるが、それにしても優勝したことによって再注目を集めてもいいものだが…。「スギちゃん、2700など準優勝の芸人は、優勝できなかったとはいえ、視聴者からの支持が高く、“優勝してもおかしくなかった”という声も上がるほど笑いをとってましたからね。優勝した芸人は“王道ネタ”をする傾向が強くて、それが審査員から支持を集めた要因でもあるわけですが、準優勝の芸人のネタは意外性があってちょっと変わった芸風の芸人が多いんです。そのへんがいまウケている理由ではないでしょうか」(テレビ局関係者)  優勝できなくても、準優勝のほうがおいしかったりして!?
2012.04.14 07:00
NEWSポストセブン
笑い飯 あれだけ面白いのに全国区で大ブレイクしない理由
笑い飯 あれだけ面白いのに全国区で大ブレイクしない理由
 12月26日、最後の「M-1グランプリ」に挑む笑い飯に、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が密着。二人があれほどの実力があるにもかかわらず、全国的な大ブレイクをまだ果たしていない理由を説明する。 * * *  笑い飯はM-1によって一躍全国区のコンビとなったが、その一方で全国ネット番組のレギュラーを手にするまでにはいたらず、とりわけ2006年から2009年にかけてはテレビの仕事が激減していた。その間、テレビ業界ではコント番組やショートネタを披露する番組が活況を呈していた。彼らがレギュラー番組を手にしていくためには、そういう人気番組に出演するのが近道だったはずだ。 だが彼らは出演しなかった。なぜか――哲夫の答えは、漫才に対するこだわりを感じさせた。「あえて名前は出しませんが、クソもミソも一緒に出す番組が多すぎるんですよ。もちろんしっかりネタ作りしている芸人さんもいるんですが、無理矢理テレビサイドが作り上げた芸人もいる。僕らは作り上げられた芸人やない」 最後のM-1で優勝できれば、人生が変わる。お笑い界が変わる。そう確信している。「具体的な話をしますとね、今はね、天然芸人いうて、すべり芸が多いんです。あと芸人が他の芸人をいじる内輪ネタ番組も多い。それに一般の人は笑ってしまってる。僕らが優勝できれば、クリエイターとして作り込んだもので、一般の人が笑う時代がくると思います」 相方・西田幸治はお笑い界の現状に危機感を抱く。「今、関西にはお笑い番組が少ない。それがつらいっちゃつらい。人気のあった東京のお笑い番組も急にしぼんでしまった」 決勝進出8組が決まった直後、M-1を主催する吉本興業と朝日放送は若手発掘と漫才文化の発展という目的はある程度達成できたとして、今年の大会でM-1を発展的解消すると発表した。「残念。M-1を目指して芸人になった子らもいる。それに僕らが今年優勝して、のちに審査員に天下りするという計画も台無しになってしまった」(西田)「ショック。決勝に今年も残ることができたうれしさなんてすぐに吹っ飛んだ。でもこれで、自分らが優勝するお膳立てがまたできあがったとは思いました」(哲夫) 10年目の正直をものにしようが、彼ららしく無惨に散ろうが、“敗れざる漫才の革命児”として、漫才の歴史に夢舞台「M-1」と笑い飯の名は刻まれる。※週刊ポスト2011年1月7日号
2010.12.26 17:00
週刊ポスト
笑い飯 結成10年で一度だけ殴り合いの大ゲンカしたことある
笑い飯 結成10年で一度だけ殴り合いの大ゲンカしたことある
 12月26日、最後の「M-1グランプリ」に挑む笑い飯に、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が密着し、レポートする。 * * * ほとんど言い争うようなことがないというふたりだが、一度だけ大ゲンカをしたことがある。結成から間もない頃のことだ。新しく誕生したM-1を踏み台に、いかにのし上がっていくかを、若手芸人が集まるミナミの居酒屋で語り合っていた。 話が優勝後の青写真におよぶと「東京のゴールデンタイムの番組のMCをしたい」という哲夫に対して、相方の西田幸治は「大阪の深夜に、エロ番組の司会をしたい」と口にした。同じMCの仕事でも、あまりに志が低い西田に哲夫は噛みついた。 狭い居酒屋の一角で、殴り合いのケンカが始まる。端から見れば「そんな些細なことで」と思われる理由だろう。だがそこにこそ人気者に対する「ジェラシー」を抱えながら青春時代を過ごした芸人の、譲れないプライドが見え隠れする。「僕は高校時代に自分の面白さをみんなに知ってもらいたかった。自分の面白さを発揮するためにこの仕事を選んだというのが根底にあり、今も機動力になっている。西田も僕と同じ過去を持っているはずなんですよ。プロの芸人を目指して、ようやく世間の前に立とうとしているのに、まだ深夜番組の隅っこの方に立ちたいと言う西田が許せなかった。僕はねマイノリティやなく、マジョリティに、全国民に、自分という存在を知って欲しいんですわ」 今年、笑い飯は東京にも部屋を借りた。満を持しての東京進出である。※週刊ポスト2011年1月7日号
2010.12.25 17:00
週刊ポスト

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