芸能

紳助 社員やスタッフの家族も背負う覚悟で仕事臨むとの証言

 暴力団との交際を理由に8月23日、芸能界からの引退を発表した島田紳助さん。かつて2004年10月には所属していた吉本興業の女性社員の態度に腹をたて、女性に全治1週間のケガを負わせ一時謹慎したこともあった。当時、島田さんに対しては指弾する声もあったが、仕事仲間からは同情する声もしきりにささやかれていた。そうした同情の背景には何があったのか、振り返ってみよう。(週刊ポスト2004年11月19日号より)

 * * *
 紳助の女性社員に対する暴行が明らかになり、紳助は、会見を開き涙ながらに謝罪した。紳助自身はことの重大性をよくわかっていたようだ。

 友人で紳助が司会を務める番組のレギュラーでもある歌手の円広志(まどか・ひろし)が、事件当日を振り返る。

「どうしても会いたいと夜中に自宅を訪ねたら、彼は『来てくれてありがとう』と迎えてくれた。目を腫らして『番組は終わるかも知れん』と反省の弁を繰り返していた。『まさか引退を考えているのか?もっと仲間と一緒に仕事をしたいんちゃうか?』と尋ねると、『したい』と呟き、再び涙を流していました」

 漫才コンビ「紳助・竜介」の相方だった松本竜介も事件後の紳助を知る1人。

「暴力は確かに行きすぎや。でも紳助は彼女の人格を否定したわけじゃない。あくまで“吉本社員の彼女”を怒ったんや」

 そう語る竜介は、謝罪会見での紳助の“号泣”についてこう代弁する。

「紳助は吉本社員や番組のスタッフだけではなく、その家族の人生も背負う覚悟で働いている。あの会見はそんな彼らに対する謝罪でもあった。『申し訳ない』という気持ちが、あの涙になったんや」

トピックス

お笑いコンビ「ガッポリ建設」の室田稔さん
《ガッポリ建設クズ芸人・小堀敏夫の相方、室田稔がケーブルテレビ局から独立》4月末から「ワハハ本舗」内で自身の会社を起業、前職では20年赤字だった会社を初の黒字に
NEWSポストセブン
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン
「オネエキャラ」ならぬ「ユニセックスキャラ」という新境地を切り開いたGENKING.(40)
《「やーよ!」のブレイクから10年》「性転換手術すると出演枠を全部失いますよ」 GENKING.(40)が“身体も戸籍も女性になった現在” と“葛藤した過去”「私、ユニセックスじゃないのに」
NEWSポストセブン
「ガッポリ建設」のトレードマークは工事用ヘルメットにランニング姿
《嘘、借金、遅刻、ギャンブル、事務所解雇》クズ芸人・小堀敏夫を28年間許し続ける相方・室田稔が明かした本心「あんな人でも役に立てた」
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト