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天皇陛下 震災以来の激務で「摂政の宮置く構え」との見方も

天皇陛下が気管支炎のため、東京大学附属病院に入院されたのは、11月6日午後8時すぎのこと。だが、入院は遅すぎたくらいだという話もある。宮内庁記者によれば、陛下は10月29、30日に鳥取を行幸された際に、すでに鼻水をすするようなご様子が見られたという。

「陛下は11月1日には39度前後の高熱を出され、お体の具合が一向に良くならなかったようだ。その後、東宮(皇太子)とお話になり、天皇の名代の示唆をされたらしい。ご自身のお身体のことを考えたうえでのご判断だったと思われる」(宮内庁関係者)

病室にまでパソコンを持ち込んで、皇太子が名代を務めた「お言葉」を作成なさっていたという陛下だけに、すぐにも公務に復帰されるご意向だ。しかし、ご年齢やご体調を考慮すれば、これまで通りの公務を務められるのは、陛下にとってご負担が大きすぎるのではないだろうか。

宮内庁はこれまでにも公務の軽減などの策を講じてきたが、「もう限界とも感じる」と語るのは、皇室ジャーナリストの神田秀一氏。

「3月11日の東日本大震災以降、陛下は前例のないような激務をこなされてきた。お倒れになってからでは遅いのです。陛下が最も大切にされている宮中祭祀の新嘗祭も11月23日に迫っており、無理をされる可能性が十分ある。もちろん今後の体調が回復されることを望む一方で、皇室会議を招集し、摂政の宮を置くことも、宮内庁長官の頭の片隅には浮上しているのではないか」(神田氏)

※週刊ポスト2011年11月25日号

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