ただでさえワラにもすがる思いで病院に行ったのに、医師から不安をあおられたり、ときにはさらなる地獄を見せられたりしたとき、患者はどうすべき? たとえば、「もしかしたら、インフルエンザかもしれません」と患者が言うと、「病名は医師の私が判断します!」と怒られたことがある人も。
だったらどのようにして医者に伝えればよかったのだろうか。医師・医療ジャーナリストの富家孝さんは「嫌われる医師の典型的なタイプです(笑い)」と語った上で、以下のように続ける。
「今はインターネットなどで患者さん側も病気に関しての情報をたくさん持っていますし、周りでインフルエンザが流行っていたら、ほかの患者さんに感染らないよう、受付でインフルエンザの可能性があることを伝えるのは常識です。
そんなときは即刻、他の病院で診察してもらうべきです。しかし、急を要したり、近くに病院がない場合は医師というのは技術職人的なところがありますから、“前回は先生のおかげで…”などとうまくおだてれば、結果的に良い治療を受けられることもあります」
※女性セブン2013年11月14日号