スポーツ

羽生結弦 アイスショーで高橋大輔とのコラボが意味するもの

 6月7・8日の2日間にわたって千葉・幕張メッセで行われたアイスショー『ファンタジー・オン・アイス』。休養宣言したばかりの浅田真央(23才)は出場しなかったものの、羽生結弦(19才)をはじめ、高橋大輔(28才)、安藤美姫(26才)ら国内のスター選手だけでなく、ハビエル・フェルナンデス(スペイン・23才)、ステファン・ランビエール(スイス・29才)ら海外の一流スケーターが集結し、観客を熱狂させた。

 オープニングでは、スケーターが次々に紹介されながらリンクに上がりきると、ゲストの郷ひろみ(58才)が登場。『2億4千万の瞳』の熱唱に合わせて、スケーターらが息のあった群舞を披露。会場は歓喜の渦に包まれた。

 羽生は郷の大ヒット曲『言えないよ』でのパフォーマンスを披露したほか、トークコーナーでの高橋とのコラボが話題になっている。

「登場から飛ばしてました。ユヅと大ちゃんが両手を使ってハートマークを作ってステージに現れたからみんな大爆笑でしたよ。夜公演の時はふたりとも気持ちが昂ぶっていたからか、ユヅが大ちゃんをお姫様抱っこしているようなポージングで登場したんですが、これには女性たちが一斉に悲鳴を上げてましたね(苦笑)」(ファンのひとり)

 実はこのコラボには深い意味があった。

「男子フィギュア界のなかでも羽生選手と高橋選手は桁違いの人気。それゆえ高橋選手の古参のファンと羽生選手の新参のファンが、ツイッター上で互いを非難し合うなど、長くファン同士の間で確執があったんです。でも今回のコラボを見た双方のファンは、同じように笑うことができたと聞きました。羽生選手と高橋選手がそれを狙ったのかはわかりませんが、ふたりのユーモアが彼女たちの心を軽くしたのは事実でしょう」(フィギュア関係者)

 全演目が終了した後、スケーター全員が再びリンクに。郷の『GOLDFINGER』でエンディングを迎えた。

※女性セブン2014年6月26日号

関連記事

トピックス

野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
8月20日・神戸市のマンションで女性が刺殺される事件が発生した(右/時事通信フォト)
《神戸市・24歳女性刺殺》「エレベーターの前に血溜まり、女性の靴が片方だけ…」オートロックを突破し数分で逃走、片山恵さん(24)を襲った悲劇の“緊迫の一部始終”
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
決勝の相手は智弁和歌山。奇しくも当時のキャプテンは中谷仁で、現在、母校の監督をしている点でも両者は共通する
1997年夏の甲子園で820球を投げた平安・川口知哉 プロ入り後の不調について「あの夏の代償はまったくなかった。自分に実力がなかっただけ」
週刊ポスト
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン