芸能

憧れの小泉今日子と初共演した宮沢りえ 飛び上がるほど喜んだ

憧れの小泉今日子と初共演を果たした宮沢りえ

 宮沢りえ(42才)と小泉今日子(49才)が7月2日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)のスペシャル番組で初共演を果たした。

 1988年の番組スタート以来、りえは女優、小泉はアイドルでありながら、笑撃のコントで視聴者を魅了。過去のVTRを見ながら、とんねるずの石橋貴明(53才)、木梨憲武(53才)らとともに一緒に当時を振り返った。

「この特番は、りえさんと小泉さんの初共演が目玉だったわけではないんです。スタートからこの番組を手がけてきた港浩一さんが共同テレビの取締役社長に就任したことをお祝いしての企画でした。でもりえさんも小泉さんも出演依頼を、とても快く引き受けてくださったんですよ。特にりえさんは小泉さんを素敵な女性とずっと思っていたということもあり、飛び上がるほど喜んでいたと聞いています」(番組関係者)

 芸歴30年以上のりえと小泉は、行きつけの店が一緒だったり、パーティーなどで顔を合わせることがあったり、もちろん共通の友人も多く、距離感はすごく近かったものの、最後のもう一歩が交わることがなかった。しかしりえにとって小泉は、ずっと憧れの人だったという。

「11才の時にモデルデビューしたりえさんは、ステージママの光子さん(享年65)と二人三脚で、ずっと芸能界の最前線で活躍してきました。周りは大人ばかりの上に、芸能界という特殊な世界で生きてきたりえさんは、“普通の感覚”というものにいつも悩んでいました。正しいと思ってやったことも非常識といわれたり、何が普通かもはやわからなくなっていたんです。でも同じように16才で歌手デビューした小泉さんは、ずっと芸能界で仕事をしてきたのに、気取らない生活スタイルを守っている。そんなことを知るにつれ、憧れてやまない存在になっていったそうですよ」(芸能関係者)

 カリスマ主婦やファッショニスタがやっているように、せっせとジムに通って、アンチエイジング情報をかき集め、最新スポットには必ず出かける──そんなことはもちろんしない。

「飲む時は昼過ぎになることもありますが、場所は東京・三軒茶屋とかにあるような、赤ちょうちんの居酒屋が多いんですよ。サングラスをかけたり大袈裟な変装をすることもありませんから、店で居合わせた人と一緒に飲むことだってよくある」(小泉を知る芸能関係者)

 りえの中で、小泉への憧れがぐっと大きくなったのが2008年に小泉が主演した映画『グーグーだって猫である』。飼い猫との愛しい日々をつづった大島弓子の自伝的コミックエッセイを原作にした作品で、2014年にWOWOWでドラマ化されたとき主演したのがりえだった。

「その時、小泉さんの映画を見たんですが、彼女が纏う“普通”にりえさんはすごく感銘を受け、圧倒されたと話していました」(前出・芸能関係者)

 それゆえ、りえにしてみれば、小泉との初共演はとても感慨深いものだった。しかし138分もの放送時間があったものの、会話さえままならなかったようだ。

「りえさんは緊張して震えているようにも見えました。収録が終わると小泉さんはさっと挨拶して帰っていったので、連絡先を交換する間もなかったようです」(前出・番組関係者)

※女性セブン2015年7月23日号

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
日米通算200勝を前に渋みが続く田中
15歳の田中将大を“投手に抜擢”した恩師が語る「指先の感覚が良かった」の原点 大願の200勝に向けて「スタイルチェンジが必要」のエールを贈る
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
裏アカ騒動、その代償は大きかった
《まじで早く辞めてくんねえかな》モー娘。北川莉央“裏アカ流出騒動” 同じ騒ぎ起こした先輩アイドルと同じ「ソロの道」歩むか
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
【「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手】積水ハウス55億円詐欺事件・受刑者との往復書簡 “主犯格”は「騙された」と主張、食い違う当事者たちの言い分
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト