芸能

朝ドラヒロイン高畑充希「静岡に愛されるチームになりたい」

『とと姉ちゃん』は初回視聴率22.6%と好発進

 初回視聴率22.6%と好発進をした連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』(NHK月~土8時より放送ほか)。父親の教えを胸に、家族を支え、昭和を駆け抜けたヒロイン・小橋常子を高畑充希(24才)が演じる。

 当たり前の日常を大切にする──仕事熱心だが、家族を愛し、眠る時間を削ってでも家族との時間を大切にした父・竹蔵の思いを引き継いだヒロイン・常子が大好きな“父(とと)”の代わりに母と妹2人を守り、激動の昭和を駆け抜けていく。

 生活情報雑誌の草分け『暮しの手帖』の創業者・大橋鎭子さんをモデルにしたオリジナルドラマだ。日々の生活を大切にした昭和の暮らしとともに、見ているだけで豊かな気持ちになれそうなドラマだ。

「『あさが来た』はスーパーヒロインだったのに対し、今作はいわゆる“ごく普通の女の子”が主人公」と言うのはテレビ・ドラマ解説者の木村隆志さん。

「普通の女の子が家族のため、人のためにと必死に頑張っていく中で成長していく。その姿に視聴者は共感できるのではないでしょうか」

 また「朝食を家族でとる」、「親でも子供に敬語を使う」など日々の生活をていねいに扱っているところも魅力のひとつ。

「真似したくなるような生活のヒントもちりばめられています。時代背景には戦後復興がありますが、決して暗くならず、ファッションや生活様式もスタイリッシュ。ヒロインを通じて明るく時代が変わっていく様子を堪能できるでしょう」(木村さん)

「静岡のかたに愛されるチームになりたい」と撮影をスタートした高畑。「ロケを重ねるごとに姉妹の仲がよくなり、撮影の後にごはんを食べるたびにパワーをもらっています」と次女役の相楽。その言葉通り、カメラが回っていなくても家族の仲睦まじい様子は変わらない。

※女性セブン2016年4月21日号

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン