ファンとアイドルの関係性ついても正直に表現。
「わたしたちアイドルって、要するにファンに愛されることを目指しています。(一部省略)そしてわたしたちは、ファンに愛されようと努力するんですけど、ときどき、やっぱりちょっとした食い違いがでてくることってあるんですよね」
もう、予言書といっても過言ではない。
映画「her/世界でひとつの彼女」のセリフ「恋に落ちるって、社会に受容された狂気だわ」を引き合いに出し「狂気に触れたい!」とも宣言。
番組内でも「離婚することがあっても、初めての離婚相手は彼が良い」と話す。
終始、矢口と丁々発止のやりとりを見せていた須藤ではある。そんな彼女が唯一口を塞いだのは結婚宣言の裏側。
矢口「結婚宣言は、大人の人に相談しないとムリだもんね。あそこはね」
須藤「そこは結構やばいことですね、そこはちょっと……」
彼女の単独行動に思われていた結婚宣言は、総選挙の目玉として用意されていたコンテンツだったのだろう。
AKBを盛り上げるために、人身御供となったのか。
なにか条件をだされ、それに乗ったのか。
答えは藪の中だが、全ては秋元康の手の内でダンシング。
しかし、ただで踊る須藤はではないだろう、なんたってアイドル界のトリックスター。
かつてイチローが松坂をこう評した。「コイツは深いところで野球を舐めてる」須藤は自身を松坂に例えた。須藤の根はここにある。”アイドル”を”野球”に置き換えれば見えてくる。
そんな須藤凜々花が好きだ。