ライフ

おいしくて美肌になって痩せられる、夢のような「黒食材」

 いま、話題なのが、「朝だけ断食」と「しょうが」「黒い食材」をとるだけという「黒食ダイエット」。簡単な心がけで、手軽に効果が上がるというこの「黒色ダイエット」を本誌オバ記者(体重73.5kg)が挑戦することに。どんな食材にどんな効能があるのか、まずはそのあたりからオバ記者がレポートする。

************************************

 はっきりいって、ホントにこのメソッドで痩せるのかしら?と、まだ半信半疑なオバ。そこで『やせる「黒食」』(小学館)の著者で、イシハラクリニック院長・医学博士の石原結實さんに話をきいた。

「漢方では健康増進や病気を治癒させるとき、体を温める効果のある陽性食材と、体を冷やす効果のある陰性食材を使い分け、冷え症の人には陽性食材を、体が温かい陽性体質の人には陰性食材を与えることが、2000年も前から行われてきました」

 で、黒食材の効能を詳しく聞いて驚いたね。

「黒豆、黒ごま、黒糖、黒酢といった黒食材は陽性食材に分類され、温め効果以外にもさまざまな効果があります。黒食材には、アントシアニン(ポリフェノールの一種)という黒い色素が含まれ、皮膚に含まれるコラーゲンを増やしたりし、キメの細かい肌を生み出してくれます。さらに、脂肪の蓄積を抑制してくれる効果もあります」

 いっこく堂の腹話術人形のようなほうれい線ができつつあるオバ。このひと言で、完全にスイッチがはいったね。黒食材の代表格、黒酢と黒ごまを、いつもバッグに入れて持ち歩くことにした。ファミレスのサラダにちゅっと黒酢。パスタ、焼き魚にもちゅっ。やってみてわかったんだけど、黒酢ってたいがいの食材にマッチする、それどころか味をよくするんだわ。

 それからご飯の上には黒ごま。新米に、黒くなるほどかけたら、かみごたえがあってお茶碗半分でけっこう満腹になるの。でもさぁ。おいしく食べて美肌になって痩せられるなんて、話がオイシすぎて不安になってくるくらいよ。

※女性セブン2010年11月11日号

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン