ビジネス

新興国投資に最適な「外貨建てETF」の基礎知識と利点

 ETFとは「上場投資信託」のことで、文字通り株式市場に上場する投資信託(ファンド)である。一般的なインデックスファンドと同様、指数に連動するよう組成されているため、分散投資に適している。

 通常の投資信託と大きく違うのが、ETF自体が株式市場に上場しており、市場が開いている時間なら、個別株と同じようにいつでも自由に売買できる点だ。

 また、コスト面でもETFは有利だ。投資信託の場合、2%程度の購入手数料に加え、保有期間中にも年2%程度の信託報酬が日割り計算で差し引かれるのが一般的だ。ETFをネット証券で売買すれば、売買手数料を格安に抑えられるうえ、年間の信託報酬率は1%に満たないものも多い。

 ETFは東証や大証など、国内の証券取引所に上場されているものだけでなく、海外の証券取引所に上場しているものも取引可能だ。中国株を取り扱っている証券会社なら、香港に上場しているETF(香港ドル建て)の多くが取引可能だし、SBI証券や楽天証券などは、米国に上場するETF(米ドル建て)の取り扱いにも積極的だ。

 こうした外貨建ての海外ETFは、国内に上場するETFと比べて投資対象が幅広い。新興国に投資したいと思ったとき、最適なツールのひとつになるだろう。

 注意点としては、国内ETFと比べてコストが若干割高な点と、為替手数料がかかる点だ。また、新興国自体が値動きの大きなマーケットなので、価格変動リスクには十分注意しながら、長期投資で臨むのがよいだろう。

※マネーポスト2010年11月号

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン