そんな状況にあえてTVでは「自主規制」してしまうネタをWeb放送故にチャレンジする芸人もいれば、エヴァンゲリオンやドラゴンボールといった、ネット住民にウケそうな要素を盛り込んだネタを披露した芸人もいるなど、改めて「お笑いの幅の広さ」を感じさせる番組となった。
最終的に3位少年少女、2位タイムマシーン3号を押さえ、優勝をさらったのは結成16年のアメリカザリガニだ。放送終了後の会見で、「キャリアも長いし、自信があったのでは?」といった質問に
「若手の多種多様なネタの中で、自分たちのネタはネットの人たちに弾かれてしまうんじゃないかと思っていた。ネットはTVに比べて身近な存在なので、ダイレクトに伝わるようなネタを意識した」と謙虚に答えつつ、「(ユーザー評価で)88.9%だった時に“これはイケる”と感じて、後のタイムマシーン3号とイワイガワに“滑れ!”と思った(笑い)」と本音もチラり。