ライフ

就活で「エコや社会貢献に興味がある」発言はマイナスイメージ

 来春卒業予定の大学生の就職内定率は57.6%で、調査を始めた1996年以来最悪となった。だが、「就活のやり方さえ工夫すれば、就職難の時代を勝ち抜けるはず」と語るのは、『くたばれ! 就職氷河期』(角川SSC新書)の著者で人材コンサルタントの常見陽平さん。そこで、超氷河期を勝ち抜くためのアドバイスをいただいた。

【資格マニアはNG!】
 就活に少しでも有利になればと資格習得に走る学生も多いが、逆効果に終わることも。

「履歴書にあまりに資格が並ぶと、“自分に自信がないから資格に走った。たんなる資格マニアだ”と思われてしまうことも。私の知り合いには、“秘書検定を持っている子は秘書として採用しない。検定で身につく能力と実務能力はまったく違う”と断言する女性社長もいます。資格取得は自己啓発と考えるべきですね」(常見さん)

【「エコ」は禁句!?】

 最近、面接で増加中なのが「人の役に立ちたいんです」「エコに興味があり、社会貢献がしたい」と胸を張る学生。採用側は苦々しく思っているという。 「すべての仕事は社会貢献だし人の役に立つはずです。社会貢献活動を否定はしませんが、企業は実業を行うところ。現実をわかっていないと思われる危険性が高いです」(常見さん)

※女性セブン2010年12月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
山下智久と赤西仁。赤西は昨年末、離婚も公表した
山下智久が赤西仁らに続いてCM出演へ 元ジャニーズの連続起用に「一括りにされているみたい」とモヤモヤ、過去には“絶交”事件も 
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン