芸能

出演ギャラをあえて低く抑える上戸、相武、菅野の戦略とは?

 誰もがうらやむ高額ギャラを稼ぎ出す一流芸能人たち。だが、なかには、あえて出演ギャラを低く抑え、そのかわりできるだけ露出を多くしようという戦略を取る女優もいる。上戸彩、相武紗季、菅野美穂はその筆頭格だ。

「3人とも出演ギャラは180万円前後と見られていますが、潜在視聴率(タレントが出演した際に獲得できるとされる視聴率)はいずれも高い。上戸、菅野は8~9%、相武に関しては10%を超えてくる。彼女たちに共通するのはドラマよりCM出演料で稼いでいるということ。3人ともCM1本3000万円程度と見られていますが、好感度が高く大企業の優良スポンサーがつきやすいんです。局側には、彼女たちを起用しているスポンサーがCMを入れてくれやすいという“旨味”もある」(広告代理店社員)

 意外に演技の幅が広いことも、彼女たちが重宝される理由だ。キー局ディレクターがいう。

「相武さんは『ブザー・ビート』(フジテレビ系)以降、イメージとそぐわない悪女キャラが板についてきた。ヒロインの敵役のニーズがけっこうあるんです。上戸さんは、ドラマ自体はコケちゃいましたが、前クールの月9ドラマ『流れ星』(フジテレビ系)で風俗嬢の役もやった。菅野さんもラブシーンを嫌がらないし有り難い存在なんです」

※週刊ポスト2011年1月21日号

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