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性同一性障害患者 中学で違和感が95%、自殺考えたは59%

はるな愛、椿姫彩菜といった芸能人がカミングアウトすることで、徐々に認知されるようになった、体の性と心の性が異なる「性同一性障害」(以下GID)。

日本精神神経学会の調査によれば、GIDで医療機関を受診している人は全国で約7000人。岡山大学病院の調査では、GID患者のうち中学卒業までに自分の性に対する違和感を覚えた人は90%にも達し、自殺を考えた人が59%もいた。

自分の意思で治療を受けたり環境を選べる大人に対し、学校生活の中で「男子・女子」という明確な区別を受けなければならない子供たちの悩みは、より深刻だ。そして、そんな子供をもった母親たちも、子供の性をどう受け止め、どう育てていくのかという大きな問題に直面する。

GIDという言葉が社会的に認知されるようになったのは、たかだかここ15年ほど。体は男性だが心は女性であるMTFとその逆のFTMがある。

※女性セブン2011年3月3日号

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