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ヘアケア術 オリーブオイルは意味なし、白髪抜くのはNG

「傷んでパサパサした髪をしっとりさせたい」「髪がぺしゃんとして貧相に見えるのが気になる…」など、年とともに気になる髪の悩み。でもそれって実は、日ごろのケア法が間違っているせいかも?

 自然派でなおかつ節約にもなると、トリートメント代わりに口にはいっても安心な食用オリーブオイルを愛用している人もいるというが、これって本当に髪にいいの? 

「髪はたんぱく質でできているので、ダメージヘアにはたんぱく質を補わなくてはなりません。たんぱく質の含まれた髪用のオイルなら効果がありますが、食用のものはべたつくだけなので意味なし!」

 そう語るのは、ヘアサロン『AMATA』のオーナーで毛髪診断士の美香さん。また、分け目の薄毛が気になる人は寝るときに分け目を変えたほうが良いとアドバイスしてくれた。

「いつも同じ分け目で髪を分けていると、その場所の毛根がへたって薄く見えてしまいます。寝るときは日中と分け目を変えて、髪の根元に対する負担を軽くするとペタンコヘアにボリュームが戻りますよ」

 白髪をカラーリングするのが面倒なので、気づいたときに白髪を抜くようにしているという人も多いと思うが、この方法はどうだろう? これに関しては、女性向けの頭髪治療に力を入れている『脇坂ナカツクリニック』(大阪府)の脇坂長興院長が答えてくれた。

「頭皮を傷めるので、白髪を抜いてはダメ。白髪は毛根のメラニン色素産生機能が完全に消失していないうちなら、ストレスを解消し、栄養を摂って血流を良くすれば改善の可能性があります」(脇坂さん)

 なお、髪に良い食べ物として海藻がよく例に挙げられるが、漢方相談薬局『薬日本堂』の薬剤師・北村千恵さんによるとほかにもいろいろな食品があるという。

「漢方では、髪は“腎の華”といわれますが、腎とは生命力の貯蔵庫のこと。この腎の働きを助けるのが黒豆や海藻などの黒い食材です。ほかにもやまいもなどのねばねば食材や“血を補う”にんじんなどの赤い食材、“気をめぐらす”みかんなどの柑橘類、血行をよくするカプサイシンの含まれたとうがらしなどを適量摂ると髪がいきいきしてきます」(北村さん)

※女性セブン2011年3月17日号 

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