芸能

「平成の常識 やって!TRY」 悔し泣きをする出演者もいる

放送が始まって22年目を迎えた『噂の!東京マガジン』(TBS系、毎週日曜13時~放送)。1989年からスタートし、700回にわたって放送されたコーナー「平成の常識 やって!TRY」には、これまで2000人もの若者が登場し、数々の珍料理を披露してきた。

通りがかりの若者に声をかけ、「だし巻き卵を作ってください!」などと調理にチャレンジしてもらい、正しくできるかどうかを試すこのコーナー。番組ディレクター曰く、「見ためが遊んでいる風だからといって、料理が苦手なタイプとは限りません。一方で、口をポカ~ンと開けて歩いている子は、珍料理を作る確率が高いです」。

ほかにも、ひとりで歩いているのはマイペースな不思議ちゃん、帽子をかぶっている人はキャラが立っていてコメントがおもしろい可能性大、などの傾向があるとか。料理にチャレンジする女の子にはどんなタイプが多いのか。

「最初から“私はちゃんと作れますよ~!”っていう強気な子が多いですね。自信がありすぎて、失敗しても、“いつも使っているコンロじゃないから”といいわけするケースや、逆に、“私、いつもはもっとできるんですぅ!”と悔し泣きしてしまう子もいます」(番組ディレクター)

ふざけているのではなく、真剣だからこそ、あれほどのおもしろ料理が誕生してしまうのかも。

昔といまの若者の違いをたずねると、「実は、食材に関しては現代の若者のほうが知識は豊富です」という答えが。ゴーヤーチャンプルーのようなご当地料理を知っている若者や、健康ブームで春雨やビーフンなどの食材を見分けられる若者も増えているというが、知識があっても、作れるかどうかは別問題らしい。

※女性セブン2011年3月24日号

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