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トモダチ作戦 アメリカは中・ロに存在感見せつけたかった

2011.04.12 16:00

 大震災による地割れで本州が南北に分断された日本。南を米国、北を中国に統治され、南北両政府が自らの正統性を主張し合うなか、国民も分断される――かわぐちかいじ氏が漫画『太陽の黙示録』(小学館刊)で描いた近未来SFの世界。現在の日本の状況、そし

 大震災による地割れで本州が南北に分断された日本。南を米国、北を中国に統治され、南北両政府が自らの正統性を主張し合うなか、国民も分断される――かわぐちかいじ氏が漫画『太陽の黙示録』(小学館刊)で描いた近未来SFの世界。現在の日本の状況、そして海外の支援国の思惑を読み解くと、この世界が俄然、現実味を帯びてくる。

 中国は当初、100人規模の救援隊を派遣する意思を日本側に伝えていたが、震災直後、被災地に入るには米軍三沢基地を経由しなければならず、米国が難色を示したことから最終的には「15人」という小規模になったという。

 一方で、米軍は最大2万人、8000万ドル(約68億円)を投じた「オペレーション・トモダチ」を展開した。
 
 シファー米国防次官補代理は下院軍事委員会で「在日米軍を含め、アジア太平洋地域に前方展開兵力を持つ意義を示した」と発言し、今回の支援の裏には、日米同盟の意義を日本側に再認識させるとともに、中国やロシアに存在を見せつける狙いもあったことを認めた。

※週刊ポスト2011年4月22日号

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