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新婚旅行で給料1か月分のバッグを2個買う妻に夫ガク然

新婚家庭は楽しいな! というのがよく聞かれることではありますが、結婚してから妻が浪費家だったことが明らかになった! 夫・高志さんの悩みを聞いてみましょう。
(女性セブン1988年3月3日号より)

「国生さゆりに似てる」とよくいわれるうちの妻・早苗。社内結婚なんだけど、ライバルがけっこういたもんな。披露宴までは「ヤッタ!」って感じだった。

でも、ハネムーンでシャネルのバッグをふたつも買うのを見てガク然。だって、ひとつがぼくの給料の1か月分だぜ。

新婚生活でもダラダラ浪費して、ボーナスで赤字埋め。これじゃマイホームなんて夢の夢。

「家計をちゃんとするのが主婦のつとめだろ」というと、キッとして「だって、私がお勤めやめちゃったからあなたのお給料だけじゃたりないし…」「やめるっていったのはオマエだろ」「でも、とめなかったじゃない」「自分できめたことだろ!」あきれてドナッたら、「フン、幸せにするっていっておいて…これなら中野さんのほうがよかったわ」

カーッときたね。中野ってのはオレの1年後輩で、仕事のできるヤツ。いまさらほかの男の名前を出すのにも腹がたったが、しかも1年後輩。

イヤ、このときほど社内結婚を後悔したことはなかったね。次の日から、中野を見ると“早苗となにかあったのか”なんて思っちまうし、ムカムカするし。

それ以来、ど~しても早苗のいうことをいまひとつ信用できなくなった。夜、家に電話をいれて、早苗がいない日は、社内を見渡して必ず中野をチェックしてる。(28才・結婚1年・疲労ぎみの高志)

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