芸能

岡本夏生 体を痛めつけるハイレグ仕事はギャラ割高設定

 昨年ブログを始めて、『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演したのをきっかけに再ブレイクした岡本夏生さん(46)。かたやブランド品買い漁りにホスト通い、美容整形と己の欲望を極め、最近は女性ホルモン補充療法を開始した中村うさぎさん(53)。そんなふたりが「老い」、そして「死」について語り合う。

 * * *
 最ブレイク以来、バラエティー番組や雑誌からの出演依頼が殺到している状態の岡本さん。突然激しい腹痛に襲われるなど、体に変調をきたすこともあったという。

岡本:疲れのツケで、体は悲鳴をあげてたんだよね。自分は元気にしているつもりでも、体は正直だよ。

うさぎ:そうだね。自分ではまだ30代のつもりでも…。私の場合、夜遊びしたりとか、いい年してそんな生活をしてるから、自分の年をうっかり忘れちゃって。それでちょっとくらい無理しても大丈夫だろうなんて思ってたら、来るよね。

岡本:ハイレグとかボディコンとか着てると、お尻が冷えるじゃん。冷えは女性の大敵だから、ある意味、無茶ぶりのかっこうなわけよ。だから最近はハイレグ・ボディコンの仕事に関しては、ギャランティーを上げてるの。46才の人がこの格好をするのには相当無理をして、体を痛めつけてるわけだから。前は安いギャラで全部受けてたけど、自分の体を守るために本数を減らしたわけ。

うさぎ:46才でボディコンってすごいことだよね。よくおしゃれをしなくなったらおばさんになるっていうけど、確かにおしゃれには体力が必要。高いヒールや体を締めつける服って年をとると確かにしんどくなるもん。私は50代にはいってから、すごくヒール靴がきつくなってきた。でも自分が“もういいや”って思えるまでは、ギリギリまで突っ張っていたいと思ってる。

岡本:体力が落ちると、確かにいろいろ考えちゃう。私なんか、いまはもう死ぬ準備にはいってますよ。人生の折り返し地点にきて、いつこの帰り道に死ぬかわからないと思ってるの。事故も病気も含めて。だから遺書をかかなきゃいけないのよ。

 この時計は誰にあげるとか、このバッグは誰とか。ものが多いからゴミ屋敷の荷物、遺品整理も大変だろうし、そういうことを全部決めておかないと。46から50までは完全に死ぬ準備です。人間の死というものは、ある日突然、予告なく誰にでも訪れる出来事だからね。

※女性セブン2011年9月29日・10月6日号

関連記事

トピックス

ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
寮内の暴力事案は裁判沙汰に
《広陵高校暴力問題》いまだ校長、前監督からの謝罪はなく被害生徒の父は「同じような事件の再発」を危惧 第三者委の調査はこれからで学校側は「個別の質問には対応しない」と回答
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン