国内

16才娘に覚醒剤・売春強要の札幌鬼母 娘と夫の仲に嫉妬か

8月17日、北海道札幌市内の自宅マンションで覚せい剤を使用したとして、母親(42)の再婚相手である養父(35)とともに逮捕されたA子(16)。供述によると、小学6年生のころから携帯電話の出会い系サイトを使って1回1万~1万3000円で売春し、全額を母親に渡していたという。

またA子は、3か月くらい前に母親に勧められて、養父から10回ほど覚せい剤を注射されたとも話している。鬼母の行状はそれだけにとどまらなかった。地元紙の社会部記者はこう話す。

「A子の胸などには母親のイニシャルなどがはいったタトゥーが少なくとも3か所。さらには、長い売春生活のためか、2度の中絶経験があると話しています」

9月20日には、A子にわいせつ行為をしたとして元暴力団員・山本憲彦容疑者(36)も逮捕。山本容疑者はA子の両親に覚せい剤を売っていた売人で、A子はその代金の代わりに、これまで10回以上も性的行為に及んだという。

しかし、今年2月までA子を保護していたという札幌児童相談所の関係者は、A子の供述に首を傾げる。

「あの子は、ほとんど中学校にも通っていなくて、この施設にいたんですが、小6から売春させられていたなんて話は本人から一度も聞いたことがありません。報道で初めて知ることがあまりにも多いんです。そもそも私たちは彼女が高校に行きたくない、就職したいというので家に帰したんですから…」

一方でこんな話も。前出の社会部記者がこう話す。

「今回事件が発覚したのは、母親が警察に“夫と娘が覚せい剤を使用している”と通報したからなんです。実はA子と養父は恋愛関係にあったんですが、母親は娘と夫の関係に嫉妬したと思われます。それに、母親も覚せい剤使用の過去がありますし、いま行方がわからないのも、薬物反応が消えるまでの時間稼ぎと疑われています」

※女性セブン2011年10月13日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン