ライフ

女子大生がブログで不倫暴露 オヤジのリスク回避法を伝授

 大人力コラムニスト・石原壮一郎氏の「ニュースから学ぶ大人力」、今回は全中年男性が震え上がった、あの騒動から学びます。

 * * *

 若い女性とよろしくやってる不倫オヤジのみなさんは、背筋が凍りついたのではないでしょうか。某有名大学に在籍する女子大生が、ブログで妻子ある男性とのただれた交際を実名入りで事細かに綴って、ネット上で大きな話題を巻き起こしています。
 
 しかも「奥さん早く死なないかなー」と物騒なことを書いたり、「今日のsexは今までにないくらい濃厚でしたな」といった赤裸々な描写が随所にあったりと、ツッコミどころ満載。
 
 ネットがその凶暴な牙を向いて、たちまち相手の勤務先や実家の場所が判明し、さらには姉や友達の不倫も明らかになるなど、火の手がどんどん広がっています。

 あなたがいつか付き合うカワイコちゃんが、同じような行動に出るおそれは大いにあります。大人の転ばぬ先の杖として、この手のリスクを回避する方法を考えておきましょう。
 
 そうはいっても、せっかく仲良くなれた若い女性に、ブログやツイッターをどう使っているのかを根掘り葉掘り聞いたら、器の小さい男という印象を与えて、貴重なチャンスを逃してしまいそうです。とにかく深い仲になってから考えるのが、現実的な対処かも。

 首尾よくそうなったあとも、さりげなくブログやツイッターについて聞いたからといって、やっていることを正直に答えなかったり、「恥ずかしいからヤダ」と断られたりするケースも多そうです。まして、警戒心丸出しで「まさか○○ちゃんは、ネットで話題の女子大生みたいにヘンなこと書いてないよね」と聞いたら、「私をあんな女といっしょにしないで!」と即座に嫌われてしまうでしょう。
 
 ここは、あえて火中の栗を拾いつつ、遠回しに釘を刺しておきたいところ。まず、浮かれた調子で「あー、俺もブログとか始めて、○○ちゃんとのこと、いっぱい書いちゃおうかなあ」と言い出して、相手に「えっ!?」と戸惑いを覚えさせます。その上で「でも、できないよなー。そんなことしたら、もう会えなくなっちゃうもんね」という話に持っていけば、彼女も素直に「あっ、私も気をつけなきゃ」と思ってくれるはず。

 ぜんぜんピンと来ていなくて、「えー、大丈夫じゃないの。友達もいろいろ書いてるよ」なんてことを言い出したら、躊躇している場合ではありません。その「友達」というのは、たいてい本人です。嫌われるのを覚悟の上で根掘り葉掘り聞き出し、今回の騒動のことも話しつつ、ネットの恐ろしさを教えてやりましょう。

 結局のところ、ほんの少しでも「この女は危ないかも」と感じたら、もったいないと思う気持ちを振り払って、さっさと手を引く勇気を発揮できるのが、いちばんのリスク回避かも。まあ、もちろん最初から不倫なんてしないのがもっとも安全なんですが、それは言いっこなしです。たとえかなわぬ夢でも、夢ぐらい持ったっていいじゃないですか。

関連キーワード

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン