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冬の節電術 洗濯物と鍋で一石二鳥の保湿術と、エコ湯たんぽ

夏に次いで電力使用の増える冬が近づき、「冬の節電要請」がささやかれる昨今。だが、この節電は、社会のためだけでなく家計にとっても重要だ。

理由は、上がり続ける電気代。この半年でじわじわと600円も上がって家計を圧迫。

「節電には、家庭のエネルギーの24.3%を占めるという(『エネルギー白書2010』より)暖房費の上手な削減が最も効果的です」(節約アドバイザー・和田由貴さん)

同じく節約アドバイザーの丸山晴美さんも、

「省エネルギーセンターの調査では、夏にエアコンの設定温度を27度から28度に1度上げた場合の節約効果が1シーズン670円なのに対し、冬の暖房の設定温度を21度から20度に1度下げると、その節約効果は1170円にもなります。また1時間にかかる電気代を比べると、エアコン(850kWh)=約19 円、こたつ(中・112kWh)=約2.5円なので、エアコン使用を控えめにしてこたつを活用することが節約のひとつの鍵です」

そこで、とっておきの節電テクを教えてもらった。まずは、お風呂の残り湯を活用した節電テク。

「お風呂の残り湯を2リットルのペットボトルに入れれば、エコ湯たんぽのできあがり。これなら火傷の心配もありません。翌日は中身を洗濯水に使えてムダ知らず」(丸山さん)

そして、もうひとつのテクは、洗濯物と料理の複合技!

「湿度が上がると体感温度も上がるので、洗濯物は部屋干しを」(和田さん)。料理にもひと工夫を。「リビングで鍋料理を食べれば、湿度も上がって体も温まります」(丸山さん)。

※女性セブン2011年11月3日号

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