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夜の営み拒否妻「男として見られない。気持ち悪い」「下手」

各所で話題となったNHK『あさイチ』(10月19日放送)でのセックスレス特集では、出演者で医師の宋美玄氏がこんな発言をしていた。「夫婦でありながら、ベッド以外の場で、セックスや性の問題について話し合う機会がないことが多いんですよね」

セックスレスに悩む妻たちは「夫としっかり話し合いたい」と望んでいるという指摘だ。

しかし、男からしたら、女性がセックスを堂々と語ることには、違和感を覚えてしまう。意を決して話し合おうとした結果、より険悪になったというケースもある。

「拒否される理由を知りたくて、話し合おうと思ったら、『もう男として見られないし、気持ち悪くて嫌だから』といわれて終わり。ショックでした」(40代・Dさん)

「何が不満なんだと聞いた時、妻が真顔でいった言葉が『下手なんだもん』。それから愛撫の仕方をいろいろ要求されるようになり、セックスが義務みたいになった。今は僕のほうが拒否したい気分です」(30代・Eさん)

『あさイチ』にコメンテーターとして登場した小島慶子(39)は、女性がセックスを語ることに抵抗感を感じる男性について、「勝手なファンタジー」と切り捨てた。

しかし、若い頃ならいざ知らず、夫にとって、妻とのセックスは、ただ性欲を満足させるためのものでも、快感を求めることでもない。そこにはファンタジーも必要であることを、妻には理解してはもらえなかったようだ。

※週刊ポスト2011年11月11日号

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