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2011.11.19 16:00  週刊ポスト

芸能人に白血病が多いのは「放送機器の電磁波が作用」との説

『めざましテレビ』(フジテレビ系)の大塚範一キャスターが白血病で闘病生活に入った。最近では歌手の本田美奈子さん(享年38)、カンニング竹山の相方だった中島忠幸さん(享年35)が亡くなったほか、過去には、女優の夏目雅子さんや、K-1選手のアンディ・フグさんも白血病によって命を奪われた。他にも、治療の末に芸能界復帰を果たした渡辺謙(52)や市川團十郎(65)がいる。

日本における白血病患者の割合は10万人に6~7人といわれており、芸能人の比率はそれよりも高く見える。芸能人に白血病が多い理由として、不規則な生活が免疫力を低下させる、収録中の照明や放送機器などの電磁波が影響しているなど、諸説ささやかれているが、医学的にはどうなのか――。

芸能人は、人気商売ゆえ、常に番組打ち切りやクビの恐怖にさらされている。大塚さんにも人気番組の“顔”としてのプレッシャーが、相当なストレスをもたらしていただろうことは容易に想像ができる。

白血病のはっきりとした原因はいまだに不明だが、このストレスや過労が一因になっている可能性があるとみる医学者は少なくない。名古屋医療センターの堀田知光院長(腫瘍内科)は次のように語る。

「過労やストレスは、体内の免疫力を監視する『NK細胞』を減らす可能性があるといわれています。免疫力が低下することによって、白血病をはじめとするがん細胞の増殖を止められなくなるという可能性は考えられる」

また、芸能人の“職場環境”が影響しているという説もある。職場である、テレビ局のスタジオや舞台には大型の照明器具やテレビモニターやカメラをはじめとする放送機材、さらに、ワイヤレスマイクなどが使われている。これらの機器からは強いレベルの電磁波が出ている。この“電磁波”が白血病の原因のひとつとして関係があるのではないかという指摘がなされているのである。

しかし、これらの可能性は明確に証明されてはおらず、専門家の間でも意見が分かれているのが実状だ。やはり原因がほとんど分かっていないのが、この病の最大の特徴でもある。前出・堀田氏がいう。

「放射線被曝やベンゼンなどの化学物質が発がんリスク要因として挙げられるが、普通の生活をしているかぎりではこれといった原因はわからない。よく“交通事故のようなもの”といわれるが、その通りだといえる」

※週刊ポスト2011年11月25日号

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