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高島礼子 パーキンソン病の父を8年間介護、その思いを語る

2012.02.02 16:00

 女優・高島礼子(47)といえば、姉御肌でカラッとした性格とのイメージがあるが、人知れず苦悩の日々を送っていた。パーキンソン病に侵された86才の父を、この8年間さまざまな思いのなかで介護してきたのだ。高島が、これまで語ることのなかった胸の内

 女優・高島礼子(47)といえば、姉御肌でカラッとした性格とのイメージがあるが、人知れず苦悩の日々を送っていた。パーキンソン病に侵された86才の父を、この8年間さまざまな思いのなかで介護してきたのだ。高島が、これまで語ることのなかった胸の内を明かしてくれた──

「父はいま車いすで、もう自力で歩くことはできません。要介護認定の階級でいうと、4と5を行ったり来たりという状態ですね。寝たきりにさせないことを目指していて、家ではなるべく体を起こしてもらうようにヘルパーさんたちにはお願いしているんです」

 私立大学で教鞭をとっていたという高島の父親。厳格な性格で、娘に対して口うるさくいうこともしばしばで、高島が学生のころは反発したこともあったという。母親は高島が20才のときに他界しており、高島が1999年2月に俳優・高知東生(47)と結婚してからは、父親は神奈川県内の実家でひとり暮らしをしていた。その父が倒れたのは、いまから8年前のことだった。

「2004年に放送された『異議あり!女弁護士大岡法江』(テレビ朝日系)で主演を務めていたときでした。たまたま姉が実家に帰ったときに、『お父さんが何か変なことをいう』っていい出して。みんなは『ボケたんじゃない?』なんて笑っていたんですけど、姉は断固として、『ボケじゃない! 絶対に変だ! 病気だ!』といい張るんです。

 そこまで姉がいうんならと思って、私が友人の病院に車で連れて行ったんです。その途中で、父が高速道路を見て、『あっ、動物園だ』っていったんですよ。その瞬間に私もおかしいと思って…。きっと父には幻影が見えていたんだと思います。

 病院でCT検査をしてもらったら、パーキンソン病だということがわかったんです。先生によれば、父はパーキンソン病患者特有のヨチヨチ歩きをしていたそうです。そのとき、脳に硬膜下血腫も見つかって。それも影響して幻覚が見えていたみたいで、手術が必要ということになったんです」(高島)

 パーキンソン病とは、中脳の黒質でドーパミンが作れなくなるという原因不明の病気で、難病にも指定されている。にわファミリークリニック・丹羽潔院長は、「症状はいろいろありますが、手足が硬くなったり、震えたり、動きが非常に緩慢になります」と説明する。

「硬膜下血腫の手術は1時間程度で終わったんですけど、そこからパーキンソン病との闘いが始まりました。当初は24時間介護体制が整った病院での生活でしたが、このときは、幻聴、幻影が続いて、本当にこのまま死んでしまうかもと思いました。

 状態が最も悪かったときには、私たちが病院に行っても、『あんた、誰だ?』って認識してくれないんです…。それで病院の面会時間の3時間をフルに使って、いろいろと話しかけて思い出してもらうようにしました。帰るころには、私たちを認識してくれて、『じゃあね!』なんていって別れるんですけど、翌日、再び病院を訪れると、また『あんた、誰?』と振り出しに戻ってしまうという日々が続きました」(高島)

※女性セブン2012年2月16日号

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