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眠れない、涙出る…更年期のメンタル症状に悩む女性は63.5%

 眠れない、わけもなく涙があふれてしまう、人づきあいが面倒くさい――45~55才の女性200人を対象とした本誌調査によると、63.5%もの人が、そんな更年期のメンタル症状に悩まされている。

 しかし、そのうちの約9割がなんの治療もせずに、つらさを「我慢している」ことが明らかに。あまりに我慢しすぎると心身へ負担がかかり、症状をより深刻にしてしまう場合も。さまざまな治療法が次々に登場しているので、あなたに合った方法がきっとあるはずだ。

 そんな更年期のメンタル症状のうち、気分の落ち込みなどが強い場合は、抗うつ薬の併用も。48才パート女性は坑うつ薬を服用した際の体験談をこう語る。  「昨年、友人が亡くなり、その精神的なショックからか、更年期症状が悪化。肩こりや頭痛に加えて、不安感や落ち込みがひどくなりました。とくに不眠に悩まされ、眠ったかと思うと怖い夢を見てすぐに起きてしまう。一日中疲労感が抜けませんでした。

 そこで婦人科とメンタルクリニックを受診し、婦人科では低用量ピルを、メンタルクリニックでは抗うつ薬のSSRIと睡眠導入剤のマイスリーを処方してもらいました。抗うつ薬は効果てきめんで、不安感や落ち込みが少なくなり、ぐっすり眠れるように」

※女性セブン2012年3月8日号

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