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結婚相談所広報 「15歳ぐらい年が離れた男性望む女性多い」

 巷ではなぜか年の差カップルが急増している。まるで親子と見まがうような50代男性と20代女性が街を闊歩する姿も珍しくない。恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみ氏は、女性側が年上男性を求めているという。

「若い女性、とくに20代の女性が40歳以上の男性に惹かれるというケースが非常に増えていて、相手に奥さんや子供がいても構わないという人も多いですね。中高年の男性には、若い男性にはない会話力がありますし、デートも女性を楽しませようと工夫してくれる。セックスの面でも、年上の男性の方がしっくりくると、皆いいますね」

 不倫だけではない。結婚相談所でも同じようなケースが増えていた。

「10歳から15歳くらい年が離れているような男性を希望される女性はかなり増えています。2001年のデータでは、会員様同士で結婚を決めて退会された方に占める、10歳以上年の離れたカップルの割合は2.1%でした。それが昨年の1~6月の間では、5%になっています。昨年後半は芸能人の年の差結婚の報道も多かったので、抵抗感がなくなり、もっと数字が増えている可能性はありますね」(オーネット・広報グループ)

 オーネットでは会員の希望年齢を聞いた上で相手探しをするシステムになっている。つまり女性たちは、わざわざ年の離れた男性を指名し、結婚相手に選んでいることになる。

※週刊ポスト2012年4月6日号

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