芸能

片山さつき 河本準一母の生活保護不正受給疑惑への見解語る

<河本準一氏の「年収5千万円、母親生活保護不正受給疑惑」について、厚労省の担当課長に調査を依頼しました>

 5月2日、自民党の参議院議員・片山さつき氏(53才)は、自身のブログにこう綴った。

<「正直者が報われる社会」にしていく上で、「生活保護は、本当に困窮している方にはしっかり届き、頑張れば働ける、あるいは本来養ってくれるべき近い親等の親族がいる場合には支給しない。」が大原則でしょう>

 フォロワー約10万人のツイッターでも同様のつぶやきをしている。その片山氏に呼応して、同じく自民党の参議院議員・世耕弘成氏(49才)もフォロワー約6万7000人のツイッターで5月10日こうつぶやいた。

<次長課長の件厚労省から事情聴取しました>
<うやむやにはさせません。生活保護法77条に扶養義務者への費用請求が規定されていますので、 これに基づき彼には過去の分も払わせねば>

 ふたりがそろって取り上げているのは、女性セブン4月26日号が『年収5000万円超人気芸人「母に生活保護」仰天の言い分』と題して報じた記事。河本の母親のプライバシーに配慮して、女性セブンは「超人気芸人」と匿名で報じたのだが、報道後、ネットには超人気芸人は次長課長の河本準一(37才)であると、実名を挙げて追及する記事が相次いであがった。

 継続取材の結果を踏まえ、女性セブンは今回この件を実名で報じることにした。その理由は、片山氏のツイッターだけで10万人のフォロワーがおり、この件は、すでに広く人々の知るところになっていること。また、生活保護のシステムの行方は、国民にとって大きな社会問題であり、早急に公の場での開かれた国民的議論が必要とされると考えたためだ。

 片山氏本人に話を聞いた。

「報道後、ご本人のテレビやラジオでの発言が私のHPやブログ、ツイッターに送られてきたのです。それらを見て、テレビに長年出ていて発言に影響力のある人が『最低限度の生活の保障』であり、『扶養が優先』の生活保護について、“役所の照会などを突き返せ”という不遜な姿勢で、それを吹聴して広めているフシまである。

 そして彼は、もう1か月たち、これだけ話題になっていながらなんの釈明もしていません。仮に報道が誤りなら、会見をしてきちんと事実を公表するべきです。

 このケースはある芸能人ひとりの問題ではなく、わが国の生活保護制度が抱える問題を如実に示していると考えました。だからこそ絶対見過ごしてはいけない。こういうケースは本来給付すべきではない、としなければ生活保護費の膨張は防げないと思ったのです」

※女性セブン2012年5月31日号

関連記事

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン