ライフ

夫が低収入の40才妻 幼稚園ママ友に夫は外資系勤務と嘘つく

 いくつになっても女はときめいていたいもの。夫からかけられた励ましの言葉に感涙した東京都40才のIさんのときめきストーリーを紹介。一体どんな励ましの言葉だったのか。

 * * *
 娘を私立幼稚園に通わせるため、わが家は共働きでやりくりをしていたんです。

 実は私たち夫婦は、デキ婚。夫の仕事が収入の不安定な建築業なので、結婚に踏み切れずにいたんです。子供を授かったので、仕方なく…という感じでした。それなのに背伸びをして私立にいれたものだから、私も郵便物の仕分けとスーパーのレジ打ちのパートを掛け持ちしていたんです。

 初めは、幼稚園のママ友とのお茶会も楽しかったのですが、毎回つきあうのは、金銭的に厳しくなっていきました。お茶会の話題は、夫や子供の自慢ばかり。私は収入の少ない夫が恥ずかしかったので、大手外資系企業に勤務していると嘘をついていました。もちろん、パートをしているのも秘密。でも、レジ打ちをしている姿を誰かに見られたみたいで、「嘘つき」の噂が流れてしまったんです。それからは、ママ友に無視されるようになり、もうつらくて…。

 ある日、夫の前で泣いてしまったんです。でも理由なんていえません。自分が悪いんですから。「ママ友とうまくいかなくて…」とだけいったら、「何があってもおれは味方だから! 幼稚園を変えてもいいじゃん」と、手を握って励ましてくれたんです。こんなに頼もしい夫を、なぜ恥ずかしいと思ったのか…。余計に涙が止まらなくなりました。

 それからは幼稚園を辞め、パートも減らし、家族の時間を増やしました。いまも生活に余裕はないけれど、私たちを支えてくれる夫には、本当に感謝しています。

※女性セブン2012年7月5日号

関連キーワード

トピックス

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
各局が奪い合う演技派女優筆頭の松本まりか
『ミス・ターゲット』で地上波初主演の松本まりか メイクやスタイリングに一切の妥協なし、髪が燃えても台詞を続けるプロ根性
週刊ポスト
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン