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間寛平 がん患者支援の日本一周駅伝を応援、ツイート募金も

がん経験者としてまじめに語りつつ、新ギャグも披露した間寛平

 6月29日、都内のホテルで「アメリカンホーム保険会社 新しいがん保険TVCM 日本一周駅伝プロジェクト『みんなのMAEMUKI駅伝』」の発表会が行なわれ、新CMに出演する間寛平(62才)が登場した。

 寛平が出演するのは、アメリカンホーム保険会社の新商品「ガンになったことがある方も入りやすい みんなのほすピタル 緩和告知型ガン保険」のCM。この商品は、過去にがんになったことのある人でも、健康状態に関する一定の条件を満たしていれば、入院・手術の2年後から申し込むことができるがん保険で、今年4月16日からすでに販売を開始している。

 この新商品開発の背景について、アメリカンホーム保険会社の後藤久雄会長は、「これだけがん患者が増えている今の社会情勢を考えると、誰でもがんに備えられる社会を実現するのが、保険会社の使命だと考えた」と説明。

 また、「がん保険が必要なのに加入できるがん保険がない」「再発がとても心配だ」というがん経験者からの切実な要望も多数寄せられていたとのことで、「今までのがん保険ではできなかったことを実現する」というテーマのもと、開発に至ったという。

 2008年12月から2011年1月にかけて、マラソンとヨットで世界を一周する「アースマラソン」に挑戦した寛平は、その途中の2010年1月、トルコの地で前立腺がんが発覚。ホルモン治療を繰り返しながらゴールした経験を持つ。すでにがんを克服している寛平は、「がんを患った人でも、こうやってもう1回頑張れるということを伝えたい」と、CM出演オファーを受けた理由を説明した。

 とはいえ、体調が悪いときには不安になることもあるという寛平。そんなとき「あそこ(下腹部)が痛いんや」と妻に話すと、「大丈夫、それは治ってきている証拠」と励ましの言葉が返ってくる。その言葉を聞いて、寛平は安心するという。

 そんな寛平が新CMの中で告知している『みんなのMAEMUKI駅伝』は、新しいがん保険の発売をきっかけとして、より多くのがん患者・がん経験者をサポートするべく企画されたもので、市民ランナーがたすきをつないで走り、日本一周を目指すというプロジェクト。その総走行距離は約6000km、約1000人のランナーが参加する予定となっている。

 スタートイベントは7月25日、新宿タカシマヤ ジェイワン広場にて行なわれ、当日は寛平も参加する予定。ランナーの募集は、6月29日から特設サイトにて受付けしており、駅伝の進行に合わせてエリアごとの募集となるため、現在は関東・東北エリアでのランナーを募集中だ。

 また、この『みんなのMAEMUKI駅伝』をツイッターから応援する「応援ツイート基金」もスタート。これは専用サイトから、駅伝ランナーへの応援メッセージをツイートすると、1ツイートあたり1円ががん患者支援団体のNPO法人キャンサーネットジャパンに寄付されるというもの。

 寄付はアメリカンホーム保険会社が行ない、ツイートしたユーザーに経済的負担がかかることはない。また、ツイートされたメッセージはランナーに届けられるほか、応援ツイートをしたユーザーのプロフィール画像がたすきにプリントされる。寄付がどのような形でがん患者支援に使われたかは、アメリカンホーム保険会社のサイトで後日発表する予定となっている。

 アースマラソン挑戦中は「ファンからの応援メッセージに本当に勇気づけられた」と語っていた寛平。「ぜひとも応援して欲しいです」と、「応援ツイート基金」への参加を呼びかけた。

 ちなみに、この発表会で寛平は新ギャグ「まかしとかんかい!」を披露。大阪の街を歩いていたら“おっちゃん”から「コレ、つかえ!」といわれてもらったギャグだというが、会場の“ウケ“を見て、「使わせてもらいます」と満足げだった。

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