今年はビアガーデンが人気となった夏。アウトドア志向の女性をターゲットとしたものも多く、おおいに賑わったが、9月以降も“屋外で飲むビール”の場がある。「オクトーバーフェスト」だ。
「オクトーバーフェスト」とは、そもそも9月下旬から10月初旬までの約2週間、新しいビールの醸造シーズンの幕開けのお祝いとして、ドイツ・ミュンヘンで行われる世界最大のビールの祭典。世界中から毎年約600万~700万人が訪れるともいわれる一大イベントで、近年では、世界各地で開催されている。
日本でもゴールデンウィークから10月中旬ごろまでの間、全国各地で開かれている。本場ドイツ音楽の演奏といったイベントや、ドイツビール、ドイツ料理といったドイツの文化を楽しめるほか、日頃から馴染みの深い日本のビールを提供するところもある。
9月~10月に東京で開催されるのは、豊洲と日比谷とお台場。
「豊洲オクトーバーフェスト2012」(区立豊洲公園/都立春海橋公園)は8月31日(金)から9月9日(日)まで、平日16:00~22:00・土日11:00~22:00 (L.O. 21:30)。
「アサヒビール オクトーバーフェスト 日比谷 秋の収穫祭 2012」(日比谷公園)は、9月6日(木)から8日(土)の3日間で、平日17:00~22:30(L.O. 22:00) 土11:30~22:00 (L.O. 21:30) 。
お台場では、ゴールデンウィークに開催したときの好評を受け、10月5日(金)~10月14日(日)に“リターンズ”として再度オクトーバーフェストを開催予定だ。
6日からの日比谷では、氷点下の温度帯(マイナス2℃~0℃)の「エクストラコールド」で工場直送の「アサヒスーパードライ」「アサヒスーパードライ ドライブラック」を楽しむことができる。通常飲食店で飲んでいるビールの温度は4℃から8℃と言われているが、屋外で氷点下のビールを楽しめる。
東京以外に、横浜、神戸や長崎など、オクトーバーフェストは全国各地で開催され、“屋外で楽しむ日本のビール”の発信の場となっている。まだまだ暑いこの夏、“オクトーバーフェスト”でビールを楽しんでみるのもいいかもしれない。