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山路徹氏 「美しい不倫とは夫婦生活が破綻しているケース」

 数々の修羅場をくぐりぬけてきた山路徹さん(50才)が読者のお悩みにズバリ回答。バカダンナの目線から、夫婦の問題に切りこんでいきます。

【質問】
 うちの夫が浮気をしました。どうして浮気したの?と問いただすと、“山路さんだって美しい不倫があると言ってたんだから、おれは間違ってない”と。山路さん、どうしてくれるんですか?(42才・主婦)

【山路徹氏の回答】
 ごめんなさい。ぼくの発言でそうなったのなら、誤解をとかないといけませんね。

 ぼくが言う美しい不倫というのは夫婦生活が破たんしているケースでのこと。とっくにお互いの愛情がなくなっていて、それでもお互いの見栄や意地のためだけに一緒にいる夫婦関係はつらいと思います。

 夫婦は互いの気持ちが寄り添ってないとうまくいきません。そうなると美しい不倫という言葉が出てくるというのは、醜い夫婦生活があるということかもしれません。

 じゃあ、夫婦生活を見直す上で、あえて言うなら、“私も美しい不倫をするわよ”って言ってみては? そこでだんなさんの反応を見てみましょう。

 夫婦関係でお互いに危機感を持たせるのは大事なことです。ぼくは夫婦関係では駆け引きは必要だと思います。

 駆け引きで改善できる夫婦関係なら修復できますよ。それでもダメでぼくの責任だとしたら、ぼくがあやまりに行くしかないですね。

※女性セブン2012年9月20日号

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