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料理研究家「夏こそ温スープや発酵食品。おすすめはキムチ」

 9月に入ってもまだまだ暑い今年の夏。夏の疲れがドッと出ているという人も少なくないだろう。料理研究家の島本美由紀さんは、そんな季節だからこそ、キムチをオススメする。

「韓国では、夏の食事が冬の体を作るといわれ、夏こそ温かいスープや発酵食品を積極的に食べます。おすすめは発汗作用のあるカプサイシンを含む唐辛子や、体を温めるにんにくを使ったキムチ。豚肉と炒めたり、刻んで納豆などに混ぜても◎」

 そもそも、どうして「夏疲れ」が出るのだろうか。大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座教授の梶本修身先生はこう解説する。

「夏疲れがなぜ出るかといえば、夏の間に強い紫外線を浴び続けた結果、活性酸素が生まれて細胞が傷つき、サビとなって、疲労の原因となるからです。実はこの夏疲れを放っておくのは非常に危険。細胞が傷ついたまま解消されずにいると、体のダメージはますます進み、老化が加速し、がんなど重大な病気に進行しかねません。

 疲労を回復させるためには、睡眠や食事などによって細胞を傷つける活性酸素を抑えること。ビタミンCやポリフェノールなどの抗酸化成分に加え、鶏むね肉に豊富なたんぱく質のイミダペプチドも疲労回復につながる注目の成分です」

※女性セブン2012年9月20日号

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