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遠距離仮想性交マシン「TENGA並みの気持ちよさ」と担当者

 単身赴任で淋しい夜を過ごしているお父さんや、愛人がいるのになかなか会えない、なんて羨ましい悩みを抱えている男性に朗報だ。

 離れて暮らすカップルが、その場にいるかのようにバーチャルセックスを楽しめる――。そんな夢のようなマシンが、来年1月に発売されるという。

 その名も『LovePalz』。製品を販売する台湾企業のHPを開いてみると、チタン製の水筒に似たシンプルな外見。説明によれば、ペニスを差し込む穴があいた男性用と、バイブ状の突起がある女性用の2種がある。

 実はこの製品、男性のペニスのピストン運動をセンサーがキャッチ、iPhoneを通じて遠隔地の女性用バイブにその動きを伝えるというスグレ物なのだ。

 それだけではない。なんと女性用バイブにも圧力センサーが入っており、男性は膣の締まり具合をそのまま味わえるという。アプリのテレビ電話を使えば、相手の顔を見ながら行なうことだって可能なのだ。

 この装置、男女セットで94.95米ドル(約7400円)という手軽な価格もあってか、すでに3500件以上の予約が入っているのだとか。

 メーカーはきっと笑いが止まらないだろう、との想像を膨らませながら担当者への取材を敢行すると、こんな答えが返ってきた。

「私が英国に留学中、台湾の彼女となかなか会えず、いつも寂しかった。そのときに思いついたのがこのマシン。遠く離れて暮らすカップルに、ぜひ使ってもらいたいですね」(責任者の陳律宇氏)

 気になる使い心地だが、医療用高級シリコンを使っており、「男性用はTENGAと変わらないほどの気持ちよさ」(前出・陳氏)という自信ぶり。何でも参考のために自らTENGAを使って研究したというから恐れ入る。

「すでに日本からの予約は、1000個ほど頂戴しています。こういった分野での日本製品は品質もよく、進化スピードも速い。英語以外に日本語サイトも用意したんですが大成功でした」

 同社では10セット限定で24金モデル(1万米ドル)も用意しているというが、これはやり過ぎかも……。

 どうあれ、夢のマシンが日本人のセックスをどう変えるのか。お手並み拝見といこうではないか。

※週刊ポスト2012年10月26日号

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