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紙幣に印刷された偽札防止の隠し文字 宝くじにも同様の細工

 まずは、「虫メガネ」「1000円札」「宝くじ券」の3つを用意してからお読みいただきたい。

 現在発行されている1000円札の裏面(肖像画が描かれていない面)を見ると、右上に3つの花びらの図柄がある。その花びらのなかには、とても小さな文字でそれぞれ「ニ」「ホ」「ン」という文字がひとつずつ書かれている。このように精巧なつくりにすることで、偽札の流通を防いでいるのだ。

 同じような隠し文字が、実は宝くじにも存在している。6ケタの番号が印字されているすぐ下を見ると、模様に隠れるように2つのカタカナと1つの漢数字が書かれているのがおわかりだろう。これは宝くじの種類と回の末尾を表していて、例えば第625回全国宝くじは「タセ五」、第2188回東京都宝くじは「タト八」、第2373回近畿宝くじなら「タキ三」などと書かれている。

 さらに、そのすぐ下にある四角い枠の線は、よく見ると「TAKARAKUJI」という小さな文字の連なりになっている。宝くじは1枚が何億円にもなることがあるだけに、お札と同様の細かい工夫が施されているのだ。

※女性セブン2012年11月8日号

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