IBMのPC部門を買収した中国企業のレノボが、日本限定のノートPC『ThinkPad』を発売。尖閣諸島問題がくすぶる中、日本のNECに完全委託し、国産製品にこだわった丁寧な作りで話題になっている。『メルマガNEWSポストセブンVol.39』内のコンテンツ『Gizmodo Japan』プレゼンツ最新ガジェットニュースでは、この限定ThinkPadについて詳報している。
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こんにちは、ギズモードライターの小暮です。まずは、ギズモード・ジャパンの最近の人気記事TOP5をご紹介します!
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以上、人気記事TOP5でした。それでは今週の注目ガジェット情報にいってみましょう!
【こんな時代だからこそ日本の力を見せてくれ!! MADE IN JAPANのノートPC】
国産と聞くと、高品質というイメージが高くなりますよね。しかし近年、国内生産されているパソコンはどんどん少なくなってきています。国内メーカーのパソコンと言えど、その製造基地は今や殆ど海外へとシフトしていっており、また、海外製の安いパソコンも多く発売されています。
そしてこれら海外生産パソコンや海外メーカー製パソコンの質が悪いか? というと決してそんなことはありません。おそらくそれらの多くが、なんの問題も無く使えてしまうはずです。もう、世界最高の品質と言われていた国産の魅力はなくなってしまったのでしょうか…。
そんな疑問が浮かぶ昨今ですが、「いや! こんな時代だからこそだ!」と日本製にこだわった製品が発売されます。レノボはThinkPad生誕20周年を記念して、「ThinkPad X1 Carbon 20th Anniversary Edition(シンクパッド エックスワン カーボン 20周年 アニバーサリー エディション)」を発表しました。
日本限定で500台生産され、レノボがNECパーソナルコンピュータに完全生産委託。NECパーソナルコンピュータの米沢事業場で生産されるようです。また、オマケとして、江戸銘木箸 青黒檀 銀座夏野職人 土倉昭夫氏が丹精込めて作り上げた「箸」が付属したり、兵庫県豊岡市の松下ラゲッジ製造のケースが付属したりと、付属品に至るまで国産和製にこだわっています。
お値段はさすがにある程度しますが、この細部まで突き詰めたコダワリは、後々大きな評価へと繋がる気がします。もし買えた方は、すこし声を大きくして自慢しちゃってもいいかもしれませんよ? 限定500人ですし!
※参考ページ
日本限定500台。Made in JapanにこだわったThinkPad20周年モデル
※『メルマガNEWSポストセブンVol.39』