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元グラドル候補の落選に「かわいいだけじゃ政治は無理」の声

 第46回衆議院選挙で、東京21区(立川市、昭島市、日野市)に日本維新の会から立候補した佐々木理江氏(30)は3万6734票を獲得したが、当選した長島昭久氏(民主党)には遠く及ばず、落選した。

 佐々木氏は過去に、小倉優子などと同じ事務所に所属しグラビアアイドルとして芸能活動を行なっていた時期があり、選挙前から『美人すぎる維新候補』として注目を集めていたが、世間は甘くなかった。佐々木氏の選挙活動を取材した政治記者が語る。

「あまりに知識不足で、こちらが質問をしても、自分が訴えている分野の話はできるが、あらかじめ考えている定型文しかいえない。少しでも突っ込まれたことを聞かれると、答えに窮し、また定型文を繰り返す。ほかの分野の質問をされるともっと厳しい。まるで知識のないことが露呈しました。

 たしかにグラビアアイドル出身だけあって小柄でかわいいのですが、それだけじゃ政治の世界ではやっていけない」

 国立大学出身(島根大学総合理工学部)ではあるが、政治の世界はまったくの初体験。「維新政治塾」に入塾したのも、7月とあっては国政選挙に出馬するのは早すぎたのか。

「演説中に、40代のおばさんなどに『やめろ!』などと罵声を浴びながらも、よくがんばったとはいえる。演説をしていれば、よくあることですが、女性で、しかも芸能界でチヤホヤされてきたであろうことを考えれば、異質の世界だったでしょう。ここで政治を諦めるか、続けるかで、彼女の真価が問われるのではないでしょうか」(前出・政治記者)

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