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ももクロに入りたいと言う14才に杉村太蔵「芸能界は厳しいぞ」

 薄口政治評論家としてバラエティー番組を中心に活躍中の杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みにアドバイス。今回は、ももクロに入りたいという娘を持つ主婦からのお悩み。

 * * *
【お悩み】
 14才の娘がももいろクローバーZに入りたいと言っています。はっきりいって娘のルックスは普通。夢を持つのはいいけれど、現実は厳しいんじゃないかなと思います。そこで普段、女性タレントと仕事をする機会の多い太蔵さん、どんな人が芸能界で成功すると思いますか? 娘に現実の厳しさを教えてあげたいんです。(42才・専業主婦)

【杉村太蔵のアドバイス】
 夢を持つのはいいことだと思います。タレントオーディションでも何でも受けさせてあげればいいんじゃないでしょうか。

 ただ、この芸能界、厳しい世界であることは確かです。今、活躍している人たちを見ていると、ルックスがいいだけじゃダメです。高学歴であったり、トークが面白かったり、いわばキャラが立ってないと難しいです。歌手だって歌がうまいだけではなかなか売れない。歌がうまくてトークが面白いとか、ファッションセンスがずば抜けているとか。

 歌がうまいだけなら、うちの近所のスナックのママだって相当うまいですからね。しかもトークもピカイチ。まあ、本人が芸能界に興味なかったから、今のところ世には出ていませんが、少なくとも2つ以上の才能を磨かないとアイドルとして活躍するのは相当厳しいでしょうね。

 もしも、それでもアイドルになりたい、という意志が固ければ、一度、オーディションを受ける前に“20人ぐらい集めて、その前で歌ってみて”と言ってみてください。ジャイアンのように、近所の公園でもいいし、自宅のリビングでもいいからミニリサイタルを開いてみなさいと。持ち歌数曲をダンスとともに披露させるんです。

 アイドルになれるぐらい魅力的な子なら、簡単に20人ぐらい集められるはず。逆に1人で20人も集められないなら、ドームで何万人も集められないでしょう。もし、「恥ずかしい」と娘さんが言ったら、厳しいようですが、こう言ってみてください。「20人の前で踊れないなら、アイドルになる資格なんてないわよ」と。娘さんの本気度をためすためにも、ぜひ、ここは心を鬼にしてください。

※女性セブン2013年4月18日号

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