国内

ホリエモン「橋下市長の“慰安婦発言”は維新の会にプラス」

 橋下徹大阪市長の従軍慰安婦や米軍の風俗利用に関する発言が多くの議論を巻き起こしている。大半が批判的な内容だが、堀江貴文氏は意外なことを考えているようだ。『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.20号』より一部抜粋する。

 * * *
 こんにちわ。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。今週はこの話題について御大が思うところがあるようです。

 日本維新の会共同代表の橋下徹さんが「規律維持に慰安婦は必要だった」と発言。さらには米軍に風俗活用を勧めるなど、とにかく世間を騒がせまくっていますね。参院選を控えるこのタイミングでなぜ……とにかく今は橋下さんを批判する声が多いように思いますが、御大は少し違った見方をしているようです。

「維新の会が安倍自民党の躍進によって埋没している政治的状況が、この自爆覚悟の炎上&さらなる燃料投下によって再び注目される事態を引き起こしている。今回の件で彼を批判している層は元々支持者ではない人たちであり、この発言があったからといって嫌悪している特に女性層が、維新の会に投票しなくなると私は思わない。そういう意味では今回の問題は維新の会にとってはプラスだったような気がするね」

 むしろ、もともとの支持者の中からは橋下さんに「よく言った!」という声も出ているのかもしれませんね。こうしたバッシングも織り込み済みの戦略だったのなら脱帽ですが、果たしてどうなんでしょうか。

「私もタブーなことにどんどん触れて行くタイプだからな……。いくら批判されても論破して辞めなきゃいい」

 発言の内容は置いておいて、橋下さんに政治家として頑張ってほしい人は多いと思います。今後の展開が気になりますが、今はまだ「橋下さん頑張ってください!」という感じです。

関連記事

トピックス

大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』(清談社Publico)を執筆した作家・樋口毅宏氏
「元部下として本にした。それ自体が罪滅ぼしなんです」…雑誌『BUBKA』を生み出した男の「モラハラ・セクハラ」まみれの“負の爪痕”
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン