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住宅・車・日用品…買うなら消費税増税前と後どちらが賢いか

 消費税が5%→8%へと増税されるのは10か月後。本体の値段が高く、価格が下がりにくいものは今のうちに買っておいたほうがベター。逆に、消費税アップ後に、価格が大幅に下がりそうなものは慌てて今買わなくてもOK。迷いがちな買い物を、「買う」「買わない」で比較してみた。

 まずは住宅。消費税がアップすれば、数百万の価格差になるだけに、「買うなら今」と感じている人は多い。しかし、前回の消費税アップ時(1997年)には、増税後にマンションの販売価格が400万円以上も下がった。増税後、需要が冷え込み、増税分以上に値下げが進んだからだ。今のうちに買うのがお得といえるかどうかは疑問。

 次に車だが、この1~2年で買い替えることを検討しているなら、増税前の早めが吉。車は販売価格が下がりにくく、増税の影響がそのまま価格に反映されてしまう。納車された時点で決済なので、購入する際は来年3月までに納車してもらうように。

 車とは逆に、価格が崩れやすい家電の場合、焦って買うのは禁物。あまり価格が安くならないダイソンやルンバなどの“ブランド家電”は今が狙い目。

 保存がきく日用品や保存食などは、緊急時の備蓄にもなるので、収納に困らない程度に買ってOK。また、通信教育などの毎月の固定費で消費税がかかっているものは年払いで先に払っておくとお得になる。

※女性セブン2013年6月13日号

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