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婿養子の松井証券社長 門外漢ゆえできた新サービスで急成長

 ビジネスの世界で成功を収め、大富豪となった人はどんな人生を送ってきたのか。結婚によって成功への道、ビジネスチャンスを拓いた大富豪もいる。

 松井証券の松井道夫社長は創業家ではあるが、もともと証券界とは縁もゆかりもない日本郵船のサラリーマンだった。

 どういうことかというと、32歳の時、弟の妻の紹介でお見合いをした相手が、松井証券社長の一人娘で、当時、大学院で考古学を専攻していた千鶴子さんだったのだ。結婚した翌年、道夫氏は会社を辞め、婿養子に入り、松井証券の社長を継いだ。

 その後の松井証券の急成長は道夫氏が門外漢ゆえになせたことだ。1995年に社長に就任するや、株の預かり手数料の無料化、インターネット取引開始など、それまで業界でタブーとされてきた新サービスを矢継ぎ早に打ち出し、ネット証券界のリーディング・カンパニーに押し上げた。

※週刊ポスト2013年8月16・23日号

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