ライフ

秋鮭 幽庵汁に浸して香ばしく焼くと秋の風情をより楽しめる

 NHK『きょうの料理』『あさイチ』でお馴染みの“ばぁば”こと料理研究家・鈴木登紀子さん(89才)が、この季節に美味しい秋鮭を使ったレシピを紹介します。

 * * *
 長月(9月)に入りました。いまだ残暑厳しく、本格的な秋の到来は先のようですが、北の国では秋鮭の水揚げが始まりました。

 鮭は養殖や輸入ものも充分に出回っていますし、一年中、手頃なお値段で手に入る家計の強い味方。低カロリーで低脂肪、ビタミンも豊富で栄養満点。鮭を嫌いな日本人はいないのではないかしら?

 それほど日本の食卓とはなじみの深い鮭ですが、脂ののった旬の秋鮭は格別。塩をふって塩焼きに、あるいはバターでムニエルに…と、シンプルにいただくのはもちろん、幽庵汁に浸して香ばしく焼きますと、秋の風情が楽しめます。

 材料は4人分です。幽庵汁の材料(酒・みりん各大さじ2、しょうゆ大さじ6)をバットに入れて混ぜます。生鮭の切り身4切れを入れ、ときどき上下を返しながら3~4時間漬け込み、味をなじませます。

 魚焼きグリルで焼いてもかまいませんが、もしもオーブンがあれば、そちらのほうが煙やにおい、後始末が楽かと思いますよ。

 オーブンをお使いになる場合は、オーブンを250℃に熱してオーブンシートを敷き、鮭の汁けを切って並べ、4~5分焼きます。焼き目がついたらアルミ箔をかけ、さらに6~7分焼きます。

 幽庵汁にはしょうゆやみりんが入っているので、焦げやすいものです。鮭の様子をよく見ていて、焼き目がついたらアルミ箔をかぶせ、熱のあたりを和らげて、中まで火を通すようにしてください。

 鮭がほどよく焼き上がりましたら器に盛り、酢どりみょうがと染めおろしを前盛り(料理の手前に添えられるつけあわせ)にします。

“染めおろし”は水けを絞りおしょうゆをかけた大根おろしのこと。酢どりみょうがもとっても簡単でおいしいの。みょうが4本は熱湯をくぐらせ、たっぷりの塩をまぶして5分置きます。水1/2カップ、酢1/4カップ、砂糖大さじ1.5、塩少量を合わせ、ここに縦半分に切ったみょうがを入れ、一晩漬けて出来上がりです。

※女性セブン2013年9月26日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

アスレジャースタイルで渋谷を歩く女性に街頭インタビュー(左はGettyImages、右はインタビューに応じた現役女子大生のユウコさん提供)
「同級生に笑われたこともある」現役女子大生(19)が「全身レギンス姿」で大学に通う理由…「海外ではだらしないとされる体型でも隠すことはない」日本に「アスレジャー」は定着するのか【海外で議論も】
NEWSポストセブン
中山美穂さんが亡くなってから1周忌が経とうとしている
《逝去から1年…いまだに叶わない墓参り》中山美穂さんが苦手にしていた意外な仕事「収録後に泣いて落ち込んでいました…」元事務所社長が明かした素顔
NEWSポストセブン
決定戦で横綱を下した安青錦(写真/JMPA)
【最速大関・安青錦の素顔】ウクライナを離れて3年、なぜ強くなれたのか? 来日に尽力した恩人は「日本人的でシャイなところがあって、真面目で相撲が大好き」、周囲へ感謝を忘れない心構え
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)(Instagramより)
《俺のカラダにサインして!》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)のバスが若い男性グループから襲撃被害、本人不在でも“警備員追加”の大混乱に
NEWSポストセブン
主演映画『TOKYOタクシー』が公開中の木村拓哉
《映画『TOKYOタクシー』も話題》“キムタク”という矜持とともにさらなる高みを目指して歩み続ける木村拓哉が見せた“進化する大人”の姿
女性セブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏の人気座談会(撮影/山崎力夫)
【江本孟紀・中畑清・達川光男座談会1】阪神・日本シリーズ敗退の原因を分析 「2戦目の先発起用が勝敗を分けた」 中畑氏は絶不調だった大山悠輔に厳しい一言
週刊ポスト
CM露出ランキングで初の1位に輝いた今田美桜(時事通信フォト)
《企業の資料を読み込んで現場に…》今田美桜が綾瀬はるかを抑えて2025年「CM露出タレントランキング」1位に輝いた理由
NEWSポストセブン
亡くなったテスタドさん。現場には花が手向けられていた(本人SNSより)
《足立区11人死傷》「2~3年前にSUVでブロック塀に衝突」証言も…容疑者はなぜ免許を持っていた? 弁護士が解説する「『運転できる能力』と『刑事責任能力』は別物」
NEWSポストセブン
アスレジャー姿で飛行機に乗る際に咎められたそう(サラ・ブレイク・チークさんのXより)
《大きな胸でアスレジャーは禁止なの?》モデルも苦言…飛行機内での“不適切な服装”めぐり物議、米・運輸長官がドレスコードに注意喚起「パジャマの着用はやめないか」
NEWSポストセブン
(左から)小林夢果、川崎春花、阿部未悠(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫の余波》女子ゴルフ「シード権」の顔ぶれが激変も川崎春花がシード落ち…ベテランプロは「この1年は禊ということになるのでしょう」
NEWSポストセブン
吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン