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大手金融人事担当者「採用枠多いのは東大、次いで慶応です」

 タレント・みのもんたの次男が、窃盗容疑で逮捕され、勤務先の日本テレビを解雇された。この事件によって、みのの2人の息子がいずれもテレビ局に就職していたことがコネ入社ではないかと問題視され、世間からはバッシングの嵐が浴びせられた。とはいえコネ採用は国家公務員から広告代理店まで幅広く行われている。

 まさに「渡る世間はコネばかり」といった様相だが、コネを広義に解釈すれば「縁故」だけでなく「学閥」というものもある。

 特にこの学閥が重要視されるのが、金融機関の採用人事だ。大手金融機関の人事担当者がいう。

「大学によって採用の優先順位は確実に存在します。採用の際はこれまでの実績を踏まえ、大学ごとに採用する人数をあらかじめ決めており、それを大きく逸脱することはない。ウチだと採用枠が多いのは、やはり東大、ついで慶応でしょうか。

 その結果、聞いたことのないような大学、入社した前例のない大学の出身者はいなくなる。採用人数の総数は昔と比べて減ってきていますが、大学別の割合は変わっていません。

 また、東大・慶大出身者は採用の時だけでなく入社してからさらに学閥の恩恵を受けます。同じ学閥の上司が引っ張り上げてくれるため、出世のスピードが明らかに早い。上司にしても、同じ学閥の部下は自分を支えてくれる可能性が高いわけで、自分の出身大学の学生を採ることは互いにとってウィンウィンの関係なんです」

 それはつまり「持たざる者には厳しい社会」であることも意味している。

※週刊ポスト2013年10月25日号

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