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タモリ コージー冨田と共演しないのはタモリ流の美学との説

2013.11.02 07:00

 来年3月で終了する『笑っていいとも!』を始め、数多くの番組に出演しているタモリ(68才)。多くのタレントと共演しているが、決して共演しない人がいる。タモリのネタでおなじみのものまね芸人・コージー冨田(46才)だ。  コージーは、「あれっ?

 来年3月で終了する『笑っていいとも!』を始め、数多くの番組に出演しているタモリ(68才)。多くのタレントと共演しているが、決して共演しない人がいる。タモリのネタでおなじみのものまね芸人・コージー冨田(46才)だ。

 コージーは、「あれっ? 髪切った?」、「んなぁ~こたぁーない」というタモリの口調をまねし、服装から髪形、細かい仕草までを再現。先日もタモリのネタでイベントに登場するなど、各方面から引っ張りだこの人気ものまね芸人だ。素人時代は『笑っていいとも!』に出演し、タモリの目の前でものまねを披露したことがあるが、プロになってからは一度も、共演していない。

「コージーは共演したいと思っているはずで、共演がないのはタモリさんの意向があると思います。タモリさんがコージーの芸を認めていないとか、激怒しているとか、さまざまな説がいわれています。

 ただ、タモリさんが本当に嫌がっていれば、コージーだってあれだけずっとネタをやるのは難しいわけで、タモリさんが怒っているということはないはず。とはいえ、はっきりとした理由は不明です」(バラエティー番組スタッフ)

『笑っていいとも!』の終了発表後は、ネット上では「3月までにタモリさんとコージーの共演シーンを見てみたい」なんて期待の声も出ている。

 タレントにとっては、自分のものまねをされるというのはある意味、おいしいネタとなるはず。同じお笑い界なら、笑福亭鶴瓶はコージーと共演しているし、明石家さんまは原口あきまさと何度もバラエティー番組でからんでいる。最近の例では、前田敦子が共演こそしてないもののキンタロー。の芸をCMでネタにしたこともある。タモリはどうしてコージーと共演しないのか?

 お笑い評論家のラリー遠田さんは次のように語る。

「タモリさんは自分の事を語りたがらない人です。何も言わない、説明しない美学みたいなものを持っていて、それが理由なのではないでしょうか」

 どういうことか? 

「例えば『笑っていいとも!』が終わる理由も、疲れたとか、視聴率がとれなくなったとか、一切言わなかったですよね “来年3月に終わります”と言っただけ。周囲にもほとんど説明していないそうです。そういう美学がある人なんです。“どうしてそういうことをやるんですか?”と聞かれて、語るのが好きじゃないんです。

 ものまねは、タモリさんのキャラクターや癖、芸を、ある意味では分析されてしまいますよね。分析されてまねされて、さらにデフォルメされる。実はこういう口癖があるとか、こういうトーク運びをするとか、ちょっと大げさに見せられてしまう。自分のものまねをする人と共演するというのは、自分の芸を目の前で分析されている感じになってしまうわけで、タモリさんにとっては自ら芸を説明するのと同じことなんです。それはタモリさんが貫いている美学に反することだと思います」(ラリー遠田さん)

 もともとタモリの芸は、テレビで放送できないような内容であることから「密室芸」と称されていた。その芸風は本来、誰にもまねできないはずだが…。

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