ビジネス

韓国の美容整形事情 技術は日本より低い? 起源は高須院長?

高須院長は知られざる韓国の美容整形事情を明かした

 美のスペシャリストである高須クリニック・高須克弥院長が、世の中のあらゆる事象を自由に斬るシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回のテーマは、韓国の美容整形事情。その問題点と「起源」に迫る!

 * * *
──美容整形が盛んな国といえば韓国だと思うのですが、その一方でミスコリアの候補者の顔がみんな同じ顔に見える、なんていうことが話題になったりもしますよね。つまり、みんな同じような顔に整形しているということなんですが、それは韓国の美容整形の技術が画一的だからなのでしょうか?

高須:まさにそうだろうね。たとえば、ファストフードなんてどこで食べても同じ味でしょ。それと一緒。どんな顔でもつくれるような繊細でレベルの高い技術があるのではなくて、流行りの顔をつくるための簡単な技術だけを持っているお医者さんが多いってことだと思うよ。まあ、日本だって昔はそうだったんだけどね。「〇〇美容外科で手術を受けた患者さんは、みんなある女優さんの顔をしてた」なんて言われてたよ(笑い)。

──なるほど。では、現実問題として日本と韓国、どちらの美容整形の技術が高いのでしょうか?

高須:そんなもの、日本のほうが高いに決まっているよ。そもそも、韓国に美容整形の技術を教えたのは日本なんだからね。実はその昔、日本に勉強に来ていた韓国のお医者さんに美容整形の技術をいろいろ教えたのはぼくなんだよ。で、そのお医者さんたちが作ったのが大韓美容外科学会。そういう関係もあって、ぼくも名誉会長になってるんだけどね。昔はよく在日コリアンの患者さんをぼくが日本で手術をして、その続きとか抜糸を韓国のお医者さんにお願いしたりしていたね。

──いわば、高須院長のお弟子さんが韓国の美容整形界をつくったということですね。つまり、韓国の美容整形の起源は高須院長だった!

高須:まあ弟子といっても、ぼくより年上の先生なんだけどね(笑い)。

──韓国の美容整形はすごく一般的な存在になっている一方で、トラブルも多いと聞きますよね。

高須:たしかに多いね。やっぱり韓国は技術的にまだまだなお医者さんが多いっていうことなんだろうけど、手術に失敗するっていうことも珍しくない。最近はそういう整形手術に失敗した患者さんだけを診る修復専門のお医者さんも増えてきてるよ。美容整形はどんどん新しい技術も出てくるし、流行りっていうものもあるから、勉強しなくちゃならないことが多いんだけど、修復専門なら新しい技術をそんなに勉強しなくても、職人みたいにそればっかりやって商売ができるんだよ。もともと耳鼻科の先生だった人が、鼻専門で整形失敗の修復をやってる、っていうケースもあるよ。

──美容整形の失敗がビジネスになるくらい、韓国では美容整形が一般的になっているということですね。

高須:そうそう。で、韓国ではお医者さんも多いもんだから、最近は美容整形外科医を相手にした商売も増えてるみたいだね。患者さんが少ない美容整形医を集めて、儲けるためのセミナーを開くんだよ。もちろん高い料金を取ってね。

──怪しげなコンサル業者みたいな感じですね。

高須:それが〇〇アカデミーとかそういう名前だったりするんだよ。で、参加すると「〇〇認定医」みたいな証明書がもらえたりしてね。韓国の人は資格とか証明書に弱いから、すぐ騙されちゃう(笑い)。

──ちなみに、そのセミナーではどういうことを教えるんですか?

高須:もちろん最新の技術なんか教えてはくれないよ。患者さんに高額な手術を受けさせるための口説きのテクニックとか、「この薬はこれくらいまでなら薄めても大丈夫…」みたいな“手の抜き方”とか、そういうズルい裏技を教えるわけだ。

──相当怪しいですね。

高須:そういう怪しげなテクニックを実践しちゃう人もいるから、また失敗とかトラブルが増えるんだよ。そうなると、今度は美容整形医を対象にした保険会社も増えてくる。失敗してもある程度の額までは保険が下りるから、安心してまた怪しげな技術を使っちゃう、っていうね。それだけ韓国の美容整形のマーケットが大きくて確立したものになっているということなのかもしれないけど、決して健全ではないよね。

 * * *
 どうやら「高須院長なくして、現在の韓国の美容整形はなかった」ということのようだが、技術的な面では韓国よりも日本のほうが優れている模様。いくら韓国が美容整形大国だといっても、実際に手術を受けるならやっぱり日本のほうが安心だといえそうだ。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

ブログ上の内容がたびたび炎上する黒沢が真意を語った
「月に50万円は簡単」発言で大炎上の黒沢年雄(81)、批判意見に大反論「時代のせいにしてる人は、何をやってもダメ!」「若いうちはパワーがあるんだから」当時の「ヤバすぎる働き方」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン
佐藤輝明
データで見る阪神・佐藤輝明の覚醒 「スライダーをホームランにする割合が急上昇」はスイングスピード向上の結果か 苦手な左投手、引っ張り一辺倒の悪癖も大きく改善
NEWSポストセブン
“トリプルボギー不倫”が報じられた栗永遼キャディーの妻・浅井咲希(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫》女子プロ2人が被害妻から“敵前逃亡”、唯一出場した川崎春花が「逃げられなかったワケ」
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“1000人以上の男性と寝た”金髪美女インフルエンサー(26)が若い女性たちの憧れの的に…「私も同じことがしたい」チャレンジ企画の模倣に女性起業家が警鐘
NEWSポストセブン
24時間テレビで共演する浜辺美波と永瀬廉(公式サイトより)
《お泊り報道で話題》24時間テレビで共演永瀬廉との“距離感”に注目集まる…浜辺美波が放送前日に投稿していた“配慮の一文”
NEWSポストセブン
山田美保子さんが、STARTO社アイドルたちのバラエティーでの底力
《バラエティー番組で輝くSTARTO社のアイドルたち》菊池風磨、松田元太、猪狩蒼弥…グループ全体として最もスキルが高いのはSixTONESか 山田美保子氏が分析
女性セブン
芸歴43年で“サスペンスドラマの帝王”の異名を持つ船越英一郎
《ベビーカーを押す妻の姿を半歩後ろから見つめて…》第一子誕生の船越英一郎(65)、心をほぐした再婚相手(42)の“自由人なスタンス”「他人に対して要求することがない」
NEWSポストセブン
阪神の主砲・佐藤輝明はいかにして覚醒したのか
《ついに覚醒》阪神の主砲・佐藤輝明 4球団競合で指名権を引き当てた矢野燿大・元監督らが振り返る“無名の高校生からドラ1になるまで”
週刊ポスト
韓国整形での経験談を明かしたみみたん
《鼻の付け根が赤黒く膿んで》インフルエンサー・みみたん(24)、韓国で美容整形を受けて「傷跡がカパッカパッと開いていた…」感染症治療の“苦悩”を明かす
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《眞子さんが見せた“ママの顔”》お出かけスリーショットで夫・小室圭さんが着用したTシャツに込められた「我が子への想い」
NEWSポストセブン