ライフ

「長財布はお金が貯まる」に根拠なし 汚いか否かこそが重要

 お金があまり貯まらない人の傾向として「汚財布である」というものがあるという。“汚財布”とは、整理状況が悪く、乱雑に扱われている財布のこと。日々、お金が出入りする財布の扱いが雑ということは、お金の扱いに関する意識の低さにつながるのだと、家計再生コンサルタントの横山光昭さんさんは言う。

「長財布だと貯まりやすいなどと言われていますが、根拠はあまりありません。お財布の形がどうであれ、財布の中身が汚い人はお金が貯まらない傾向にあります。

 お札がぐちゃぐちゃに入れられたり、やたら小銭が多い人はそれだけお金に対する意識が少ない人といえます。またお財布を頻繁に取り出す人も貯まらない傾向にあります。中にどれだけ入っているか把握するためならいいのですが、買い物のたびにちょこちょこ出している人は要注意。試しに、自分が1日何回財布を出しているかをチェックしてみてください。3回以上なら“ちょこちょこ遣い”をしている可能性があります」

 一方、貯まる人の財布の中身は整理整頓され、中にいくら入っているかが一目瞭然。きれいに整理が行き届いていて、そこに入っているお金のありがたみも感じられる“御財布”だ。

「1000円札と5000円札、1万円札の高額紙幣をきちんと分けて、同じ向きにお札を入れている人はお金を大事にできる人で、貯まりやすいタイプといえます。お財布の中身をきちんとするには、まず自分のお財布を愛することだと思います。

 高価なブランドでも自分が好きで納得して買ったものに対しては人間、愛着がわくというもの。お財布を大事にしている人はやはり財布の中身も大事にしようとします」(横山さん)

※女性セブン2013年12月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン